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■フィリップ・スタルクがインテリアをデザインした「ママ・シェルター(Mama Shelter)」というホテルが、パリでちょっとした話題になっています。
このホテルは、パリ20区にあるホテル。20区はパリの東端にあって移民の多いエリアというイメージですが近年再開発が活発な地域で、洒落たカフェ等も見かけるようになりました。
このホテルにはさまざまな人々が関わっており、世界各地にリゾートを持つ「クラブメッド」の共同創業者やフランス人哲学者がオーナー陣に名を連ね、以前駐車場だった場所に建築家ローランド・カストロが建物を建て、そしてフランスが誇るデザイン界の重鎮フリップ・スタルクが独特のデザインセンスでインテリアをアレンジしています。
部屋の価格帯は、79〜299ユーロの5ランクで、全172室。最上階のスイート・ルームは、テラス付き。その他の部屋でも、ルーム・サービスがない代わりに、ミニ・キッチンがついています。また、電子レンジとコーヒーメーカーが、空いた小腹を補ってくれます。iMacも設置されていて、テレビ、ラジオ、インターネット、CD、DVDも好きな時に接続可能。バスルームは、全室ゆったりスペースのシャワーのみで、バスタブはありません。
毎朝、各階のエレベーター脇の壁に立てかけられた鏡には、本日の天気、展示会情報、ホテルの前にあるライブハウス「フレッシュ・ドール」の情報が明記されるので、時間が許すまま、パリという都会を楽しむのもお勧めです。電気スクーター、小型自動車のレンタルもしているので、気軽にスタッフに問い合わせをしてみましょう。ここは、まさに都会のシェルターです。



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