ホテルのニュース20241205

■FUTATABI FUTABA FUKUSHIMA(福島県双葉郡)が2026年3月に開業する。
大和ハウスグループの大和ライフネクストが、双葉町の中野地区復興産業拠点に建設する地域最大規模のカンファレンスホテル(施設内で会議や研修等ができるカンファレンスを有するホテル)となる。同社と同町は昨年10月、中野地区復興産業拠点における企業立地協定を締結。東日本大震災・原子力災害伝承館や福島県復興祈念公園(今後整備予定)に隣接する同拠点で、インバウンドを含む観光客の受け入れから国際会議の誘致までを可能とする新たなカンファレンスホテルを開業することで、地域経済の活性化に寄与することを目指す。同ホテルの名称は、「双葉の自然や産業を、ふたたび取り戻したい(再生)」「この町や人の魅力と、ふたたび出会いたい(再会)」「ゲストにまたこの場所へ来たいと思ってほしい(再訪)」など、多くの「ふたたび」をもたらすホテルになってほしいという願いを込めて「FUTATABI FUTABA FUKUSHIMA」にしたという。構造・規模は鉄骨造(共用棟など一部は木造を予定)・5階建て。施設構成は客室(100室)、カンファレンスルーム(4ルーム・最大約430平方m)、レストラン、ショップ、ラウンジ、ライブラリー、スパ等。

■サイバーエージェント x CygamesPicturesによるオリジナル"ホテル"アニメーション企画TVアニメ「アポカリプスホテル」が来年放送される。
同作は、両者の共同企画となり、オープニング主題歌はaikoとのタッグが決定。オープニング主題歌「skirt」を使用したティザー映像を公式サイトにて公開している。キャラクター原案は、「ねこめ~わくシリーズ」「てけてけマイハート」「がーでん姉妹」など、斬新なタッチによる数々の少女SFマンガでファンを魅了し続ける竹本泉、シリーズ構成は、「ゾンビランドサガ」「NINJA KAMUI」など、数々の人気作を手がける村越繁氏が担当する。人類がいなくなり、文明が崩壊した地球――銀座。荒廃した町と、息を吹き返した自然が織りなす世界に由緒ある一棟のホテルが残っていた。これは、人類がいなくなったホテルで繰り広げられる物語。

■ホテルグランヴィア大阪(大阪市北区)に「鉄道コンセプトルーム」が登場、宿泊プラン販売している。
同ホテルは、JR大阪駅直結の立地にあり、在来線・特急列車・寝台特急などの列車が行き交う様子を楽しめるトレインビュールームがある。今回、その1室に特別な内装デザインを施し、オリジナルグッズを揃えて、新たに「鉄道コンセプトルーム」が誕生した。同客室は「車両行き交う大阪駅」をテーマに、鉄道デザイナー大森正樹氏監修のもと、323系大阪環状線の1/1車体図面デザインシートや、大阪駅西口に設置されていた路線図をアレンジしたパネルを壁面に施したこだわり満載の内装。ベッドスローやクッションには、JR西日本車両のイラストが描かれており、中でも特にこだわったポイントの1つがドクターイエローのクッション。ドクターイエローの「T5」はJR西日本の編成であり、JR西日本グループホテルならではのデザインになっている。客室内に用意している、テレビで遊べる電車運転シミュレーターゲーム「電車でGO!PLUG&PLAY」では、大阪環状線の運転士気分を味わえるという。さらに宿泊特典として、323系大阪環状線デザインのオリジナルキーホルダーと、子供限定で車掌制帽をプレゼント。

■コートヤード・バイ・マリオット名古屋(名古屋市)1階「THE LOUNGE」では、ムーミンとコラボしたアフタヌーンティーやケーキセット、ランチブッフェを提供している。
リトルミイに見立てたプチシューやスナフキンをあしらったピスタチオクッキーなど、各所にムーミンと仲間たちが散りばめられている。ぶどうや洋梨などの食材をふんだんに使った、見ても食べても楽しめる同ホテルのオリジナルのスイーツ。ムーミンや仲間たちが森の中でご馳走を賑やかに囲むイメージに、北欧のテイストを融合させた、パティシエ・シェフ特製のスイーツや料理が楽しめる。また、ムーミンの人気キャラクター「ニョロニョロ」をイメージしたオリジナルケーキも登場。チョコレートとキャラメルのムースをシャルロットに仕立てたパティシエ特製の一品。

■ホテルニューオータニ(都内千代田区)では、ホテル開業60周年を記念して、カプセルトイ「ホテルニューオータニ パティスリーSATSUKIスイーツコレクション」を販売している。
「パティスリーSATSUKI」は、同ホテル総料理長のオリジナルケーキと焼き立てのパン約100種類のバリエーションが愉しめるペストリーショップ。中でも、素材や製法にこだわって作り上げた「スーパーシリーズ」は、1ピース¥1,000以上するスイーツでありながら、圧倒的な人気を博しているという。今回、そんな人気のスイーツがミニチュアフィギュアで誕生。カプセルトイ自販機は、ホテル内に設置するほか、全国のカプセルトイ自販機にも販売されるという。ミニチュアスイーツフィギュアは、全6種類。同ホテルのシグネチャースイーツ「スーパーメロンショートケーキ」をはじめ、「スイーツの王道」ともいえる「ストロベリーショートケーキ」や「新和三盆シュークリーム」、見た目も華やかな「ナポレオンパイ」や「新フルーツロール」など、長年愛され続けてきたスイーツを用意した。再現度はスイーツだけに留まらず、ケーキを入れる箱のパッケージや大きさまでこだわったという。何が出てくるか分からないドキドキ、ワクワク感を体験できる。

■ホテル日航成田(千葉県成田市)は、あやめや花菖蒲を活用したまちづくりを展開し、同空港の近隣に立地する潮来市・香取市・佐倉市の3市と、連携・協力による相互の魅力増進に資する試験的取組の実施に向け、覚書を締結した。
同覚書は、同ホテルと3市が相互に連携・協力し、同ホテル1階レストラン「カジュアル・リゾート・ダイニング・セリーナ」で、地場産食材等を活用したレストランフェアを開催することにより、それぞれの知名度・認知度の向上や魅力の増進、訪問・滞在契機の創出を図ることを目的としている。覚書の内容は、レストランフェアの企画・開催・運営に関する事項、レストランフェアの広報・周知に関する事項、ホテル日航成田・潮来市・香取市・佐倉市の魅力発信・観光誘致に関する事項だという。