ホテルのニュース0131

■防音・個室・ウイルス対策・プライベート空間を実現するユニットハウス「TORIDE」が発売された。
エグゼスタイルが開発したもので、防音機能を備え、集中できる個室の実現を目的としたユニットハウス。室内用と室外用があり、室内用は組み立て式で、半畳のスペースさえあれば組み立てが可能としている。自習室やテレワーク用スペースといった用途の他、ギターやドラム、ピアノを心置きなく弾くことも可能で、ヘッドホン不要で声を出して楽しむことも可能。サイズは全6サイズ。室内用も大きいサイズであれば、広い空間に壁を工作しなくても「TORIDE」を置くだけで専用の商談スペースを作ることが可能で、10平方m以下であれば商業用の小店舗を作ることも可能だという。抗菌・防カビ加工製品の基準を満たしたSIAA認定の抗菌コーティング施工を標準で実施。JRや国際空港、病院でも採用されている抗菌コーティングで、エビデンスも取得しているという。

■KEIRIN HOTEL 10(岡山県玉野市)が2022年3月に開業する。
日本初となる競輪場スタジアム一体型ホテル。客室数は149室。競輪場に面した客室やレストランから迫力あるレースを間近に観戦できる。地元イベントの開催、瀬戸内の観光の玄関口として魅力を発信し、地方創生に取り組む新たなエンターテイメント施設となる。また、70年続いた競輪場の記憶を受け継ぐホテルとして、競輪場で使われてきた廃材をホテルのインテリアに活用。歴史を紡ぎつつデザインを融合し、新たな"KEIRIN"の魅力を幅広く発信する拠点を展開する。

■ザ ロイヤルパーク キャンバス神戸三宮(神戸市中央区)がオープンした。
12階建て、客室数は170室で全室禁煙。ラウンジとジムを併設。帆船をイメージして建築された同ホテルは「自在に風を操り、海を走る船のように、思うままに絵を描くキャンバスのように」をコンセプトに掲げ、「神戸の街を自由に楽しむ旅の拠点」を目指す。館内は海をモチーフにしたアートやカラーを配置。客室は「海と山」をテーマに、デザイン性と快適さを合わせたモダンな内装にした。あえて館内にはレストランは持たず、近隣の飲食店でテークアウトしたグルメを楽しめるよう、広めのデスクを設けた客室も用意した。

■センチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区)では「皆様のエールを北の医療へ!医療従事者等応援プラン」を販売している。
同プランは、最前線で戦う道内の医療従事者と、影響を受けた人々の1日も早い日常への回復を願って応援する取り組みとして販売する、寄附金付きの宿泊プラン。ツイン・トリプル等の客室(朝食付)に館内レストラン等で利用可能なクーポン(1泊につき1枚1,000円分)を付け、クーポンと同額を北海道が実施する寄附事業プロジェクト「エールを北の医療へ!」に寄附する。12月31日まで。

■コンフォートホテル東京清澄白河(都内江東区)は、バーチャルタレント「九条林檎」との業界初のコラボ動画を公開した。
同動画では、魔界から人間界にやってきた吸血鬼と人間のハイブリッドレディ「九条林檎」が同ホテルに「泊まってみた」体験をレポート。ホテル探しの参考となるだけでなく、ステイホーム中であってもホテルに宿泊した気分も楽しめる内容になっている。また同日より、動画視聴で無料宿泊が3名に当たるキャンペーンも開始。さらに今後は、「九条林檎 x コンフォートホテル」コラボの続編となる宿泊プランの販売も予定しているという。「九条林檎 x コンフォートホテル」コラボ記念キャンペーンの応募期間は2月15日まで。同動画を視聴しクイズに正解した人の中から、抽選で3名に全国のコンフォートホテルで使用可能な無料宿泊クーポンが当たる。

■天然温泉鶴港の湯ドーミーインPREMIUM長崎駅前(長崎県長崎市)がオープンする。
市民に長年親しまれたバッティングセンター跡地で、JR長崎駅から徒歩5分の好立地。安全対策として、客が触れる部分に光触媒の抗菌コーティングを施し、エアコンは空気清浄機付きを導入。地元名物料理で人気の朝食バイキングは小鉢に分け提供するという。11階建て8,850平方m。客室数は219室。最上階の浴場には露天風呂やサウナを備え、西彼長与町の「ゆりの温泉」から湯を運び入れる。展望が良く、目前の長崎港にちなみ「鶴港」と名付けたという。1階はフロントとコンビニ。車両102台分の立体駐車場を併設。観光やビジネスの利用客を見込む。