ホテルのニュース0203
■アミスタホテル福岡(福岡市博多区)が開業した。
博多駅から徒歩約6分の立地。地上10階建て、客室数29室。最大8名まで滞在できる客室や、ルーフテラス付きでワンフロア貸切の客室など全4種類を用意。客室には、リビング、キッチンや家電、浴室乾燥・洗濯機、ミラーリング機能付きテレビを設置しており、長期滞在にも対応する。全室にスマートロックを導入し、暗証番号で入退出できるほか、4ヶ国語に対応したタブレット端末によるチェックインなど、IoTデバイスを導入した。1階には「彩食ゆうなぎ」がオープンし、九州・福岡の食材を使った朝食や、コース料理や郷土料理などを夕食を提供する。
■東京都では、「多摩地域の宿泊施設を活用したサテライトオフィスの提供事業」を開始した。
多摩地域のホテル客室を都が確保し、自宅周辺でテレワークをする人に対してサテライトオフィスとして1日あたり500円で提供する。都の「テレワーク緊急強化月間」に合わせたもので、対象者は都内在住または在勤で、企業等で働く人(個人事業主を含む)。室数は1施設あたり1日20室、利用可能時間は原則9時~19時まで。利用者自身が直接、宿泊施設に予約を行うことで利用でき、先着順。対象となる宿泊施設は、都のホームページにリストアップされている。実施期間は3月20日まで。
■星野リゾート 界 別府(大分県別府市)が今夏に開業する。
同社の温泉旅館ブランド「界」としては18番目の施設となる。九州での「界」の運営は、大分県・瀬の本温泉の「星野リゾート 界 阿蘇」、鹿児島県・霧島温泉の「星野リゾート 界 霧島」に続き3施設目となる。今回の別府は、地上11階、客室数70室。日本一の源泉数と湧出量を誇る別府温泉にあり、目前に別府湾を望む北浜地区に位置。同地区は、明治時代に旧別府港が開港して以降、日本全国から多くの湯治客が訪れた歴史あるエリアで、夜遅くまで人々で賑わう様子は「不夜城」に例えられてきたという。館内は、石畳の路地や遊技場を備えた、賑やかな別府の温泉街を彷彿させるつくりとする。客室は、全室が地域の文化や特徴を体感できるご当地部屋とし、豊後絞りの復興に携わる絞り染め作家が手掛けた作品を客室の随所に取り入れる。デザインは建築家の隈研吾氏が担当した。今後、別府温泉の新しい魅力を味わえるプログラムも用意する予定だという。
■THE TOWER HOTEL NAGOYA(名古屋市中区)では、「おこもり21時間ホテルステイ+お部屋で美食」の一泊二食プランを販売している。
パークビューとアートを楽しみながら、時間や周りを気にせず、グリシーヌの夕食と朝食を部屋でゆっくりと味わえるプランで、提供される夕食と朝食は、ホテル4Fのメインダイニング 予約の取れないフレンチとして名古屋で名を馳せたグリシーヌから東海三県の海山川の恵みを贅沢に用い郷土の歴史・文化も取り入れた夕食と、「記憶に残る朝食」と称され高い評価を得ている朝食を、この時期ならではの部屋食にスペシャルアレンジし提供する。東海三県にゆかりのある地産地消の滋味が溶け合う料理。
■かりゆしコンドミニアムリゾート那覇 龍神ホテル浮島(沖縄県那覇市)がオープンした。
客室は、ダブル・クイーン・ツイン・トリプル・5thなど全53室。全室、バスルームとトイレが独立した仕様。客室内には、高速Wi-Fi、IHキッチン、2ドア冷蔵庫、オーブンレンジ、調理器具、食器、プラズマクラスター加湿機能付空気清浄機、ワイドデスク、洗濯機、ガス乾燥機などを完備。事前決済客に限り、スマートチェックイン対応可。場所は、ゆいレール「県庁前」駅より徒歩9分、「国際通り」より徒歩30秒の立地。ホテル名は、敷地に今なお残る古井戸(龍宿る説話)より命名したという。「浮島」はかつて那覇がまだ島で点在していたころの呼称。
■アパホテル&リゾート六本木駅東(都内港区)が来年11月にオープンする。
地上18階建、客室数全693室。シングル・ダブル・ツイン・デラックスツインルーム等を計画しており、幅広い顧客層の需要に対応する。館内設備では、1階にテラスレストラン、港区自転車シェアリングのサイクルポート、最上階に大浴場・展望プール(ラウンジ併設)を付設し、都心一等地で滞在そのものを楽しめる「アーバンリゾート」として、港区エリアの新たなランドマークホテルを目指すという。
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