ホテルのニュース0928

■ホテルヴィスキオ尼崎(兵庫県尼崎市)では、現在開催中の漫画家・尼子騒兵衛さんの個展にちなんだ宿泊プランを実施している。
同個展は、「尼子騒兵衛展"落第忍者乱太郎""忍たま乱太郎"はこうして生まれた!」と題し、現在、総合文化センターで開催されている。尼子さんの漫画「落第忍者乱太郎」や同作品を原作にしたアニメ「忍たま乱太郎」の展覧会は全国各地で開かれてきたが、尼子さん自身に焦点を当てた個展はこれまでなく、出身・在住の尼崎が全国初の個展開催地だという。同市をアピールしたいとの思いから、「市民運動小田地区推進協議会」製作の「尼崎 小田の地名缶バッジ」などを特典に採用した「グッズ付き宿泊プラン」を用意。バッジを進呈する「尼崎 小田の地名缶バッジプラン」、バッジと同展の入場券がセットになった「尼子騒兵衛展チケットプラン」、入場券に「落第忍者乱太郎オリジナルトランプ」が付いた「限定品付プラン」などを展開する。

■宿泊施設特化のトラベルインフルエンサー・キャスティングプラットフォーム「SOCIALPORT」は、2度のワクチン接種を終えた会員インフルエンサーに対して「ワクチン接種済マーク」を表示する機能を追加した。
これにより、ホテル旅館が自施設に招待したいインフルエンサーを選定する際の「選択肢の多様化」ならびに「安心感」を提供するという。インフルエンサーを自施設に招き、実体験に基づいて「安心な滞在ができたこと」を発信してもらいたい宿泊施設を中心にインフルエンサーマーケティングの需要が高まっている中、複数の利用施設から「ワクチン接種を済ませたインフルエンサーを招待したい。」と求める声が多く寄せられたため企画されたという。コロナ禍により経営苦境に立たされる宿泊業を応援するべく、徹底した感染予防対策を啓蒙しながらも安心安全な旅行促進に引き続き貢献したいという。

■名古屋マリオットアソシアホテル(名古屋市中村区)15階のロビーラウンジ「シーナリー」では、お月見ぴよりん」を販売している。
名古屋コーチンの卵を使いヒヨコをイメージした見た目の名古屋のスイーツ「ぴよりん」の10周年に合わせ同ホテルとコラボして作られたホテルメイドのスイーツ「ぴよりんアイス」の秋バージョン。今年6月に名古屋能楽堂で対局が行われた「お~いお茶杯第62期王位戦」で藤井聡太2冠が「おやつ」に食べたことで注目が集まった。「お月見ぴよりん」は、名古屋コーチン卵を使ったバニラアイスとフランボワーズソルベを、チョコレートアイスで包み、底面にはダックワーズを忍ばせた。ミニスイーツをワンプレートに盛り合わせる「デザートコレクション お月見ぴよりん」として提供。ウサギの絵柄入りの月を黄色く色付けたカカオバターでプリントして表現したプレートには、五穀豊穣の願いを込め稲穂を飾った白玉ゼリー、和洋2種類のクリを使ったモンブラン、月見団子に見立てた菓子、抹茶のフィナンシェが並ぶ。

■ハイアットリージェンシー 東京ベイ(千葉県浦安市)がリブランドオープンした。
「ハイアットプレイス東京ベイ」がリブランドしたもので、東京ディズニーリゾートや幕張メッセ、また都心からアクセスの良い浦安市のベイエリアに位置した、東京湾を望むアーバンリゾートホテル。客室は10室のスイートを含む全350室、最大6名(大人4名、添い寝で子ども2名)で利用可能なファミリールーム、東京湾を一望できるオーシャンビュールーム、広々としたテラスがついたテラスルームなど、目的や好みに応じて選ぶことができる多様な客室タイプが用意されている。スイートルームは専用ラウンジとなっており、レストランの個室を改装したラウンジには、専用のチェックインカウンターや食事の無料サービスもある。大勢と接しない空間で過ごせ、料理のレベルも高いとの評価が寄せられているという。仕事しながら余暇を楽しむワーケーション利用や富裕旅行者らを増やしたいとしている。

■Willows Hotel 大阪新今宮(大阪市浪速区)がグランドオープンする。
自由の象徴である柳(英語でwillow)のように、枠にとらわれることなく柔軟な発想や遊び心で、ゲストの期待を越える"価値ある滞在"を演出したいとの想いから命名されたという。 全227室の客室は、普段使いできる「スタンダード」から特別な日向けの「ラグジュアリー」まで5タイプを用意。旅行形態やライフスタイルに合わせてプランや客室タイプを選べる。スタイリッシュかつシックな高級感漂う空間での滞在を、ロープライスで提供することにもこだわった。場所は、大阪メトロ御堂筋線「動物園前」駅より徒歩3分、JR環状線「新今宮」駅から徒歩6分と、5路線4駅が利用可能な場所に位置。周辺には通天閣や天王寺動物園などの観光スポットが集まり、大阪のディープな魅力が詰まったエリア。新今宮は、派手な看板など雑然とした視覚情報であふれるエリア。そうした地域にありながらシンプルでモノトーン基調の外観に仕上げることで、シンボリックで際立つ存在となるようデザインしたという。ゴツゴツとした岩や、本の表紙を模したドアなど、意外性のあるデザインや素材を各所に配し、驚きや新鮮味も演出。ホテル内部も外観のイメージを引き込み、ブランドカラー以外はモノトーンで統一。色を絞りながらもラグジュアリー感とリラグゼーション感を演出し、周辺のにぎやかな環境から解き放たれ、ゆったりと過ごしてもらいたいとしている。

■センチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区)では、ホテルの客室で注ぎたて樽生ビールを楽しめる宿泊プラン「お部屋でビアガーデン気分♪サッポロクラシック樽生2リットル付き宿泊プラン」の販売を開始した。
飲食店での酒類提供の停止要請に伴い、外食時に飲酒を楽しむことができないストレスを抱える人に少しでも気分転換してほしいという思いから企画したという。北海道限定販売のビール「サッポロクラシック生ビール」入りの専用ビールサーバーを客室に用意。オプション(別料金)として、北海道産スモークサーモンジャーキーやスペイン産生ハムハモンセラーノ、チーズ等を盛り合わせた「晩酌プレート」も用意する。