ホテルのニュース2022/0105

■モンブランホテルラフィネ名古屋駅前(名古屋市中村区)がオープンした。
旧名古屋駅前モンブランホテルを移転新築し、リブランドしたもので、建物には免震構造を採用。フロントは24時間対応とし、ロビーには白根石を配した中庭をはじめ、至る所に日本の美を散りばめた。客室は、シングル・ダブル・ツイン・トリプル・フォースなど全239室。全室バス・トイレセパレート式とし、シャワーブースの客室も設定した。また、SONY49インチAndroidTV(HDMI接続・キャスト機能搭載)、コーヒーマシンなども完備。カーペット・クロスには縁起の良い吉祥文様をあしらい、ソファには有松絞のクッションを添えた。朝食は1階「cafe Style Raffine」で6時30分~9時30分に提供。同カフェは10時以降、コワーキングスペースとしても利用可能としている。また、館内にはチェックアウト後も無料で利用可能なセルフロッカー、周辺案内マップなども設置した。名古屋駅より徒歩3分の立地。

■湯田温泉松田屋ホテル(山口県山口市)では、客室タブレット「cocodake」を導入した。
「cocodake」は、あめつちデザイン(株)が提供する客室タブレット。同ホテルは、1675年の創業以来、坂本龍馬や西郷隆盛、木戸孝允など明治維新の志士達が集ったことで知られ、現在も歴史的文化財を展示する「明治維新資料室」を常設。歴史に思いを馳せながら、温泉・食事・景色を楽しめるという。「cocodake」は、宿泊施設から宿泊客に提供されるタブレットで、施設の案内を閲覧できるだけでなく、施設内で体験した飲食なども購入可能。施設や地域のものづくり事業者に収益を生み出し、関係人口を増やすことで、旅行業界の発展と地方創生に貢献するとしている。同ホテルは、数々の歴史的な出来事などから、宿泊者に伝えたいストーリーを豊富に有する宿で、宿泊者は客室でゆっくりとコンテンツを読み進めながら歴史を知り、館内の至る所で実際に歴史を体感できることから、今回、「cocodake」の導入に至ったという。また、施設のスタッフと宿泊客、宿泊客同士の接触をなるべく避け、紙媒体での案内を減らすことにも「cocodake」は貢献するとしている。

■プリンスホテルでは、「お年玉初夢ガチャ2022」を実施している。
首都圏にある10のホテルに専用のカプセル自販機を設置。最高250万円相当のスイートルーム宿泊券などを景品にするという。1回1万円(税込)。購入希望者はホテルのフロントで専用メダルを購入し、ロビーにあるカプセル自販機を回す。カプセルに入っている引換券をフロントのスタッフに渡すと商品券と交換できる。自販機は「ザ・プリンス パークタワー東京」「品川プリンスホテル」など首都圏にある10カ所のホテルに設置。メダル購入は現金かクレジットカードのみ。宿泊客以外も利用できる。250万円相当の景品は「ザ・プリンス パークタワー東京 レインボーロイヤルスイートルーム」(1室4人、朝食と特典付き)。他にも100万円相当の「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」のスイートルーム(1室2人、朝食と特典付き)や「川越プリンスホテル」のディナー券などがあり、首都圏にある11の系列ホテルで利用できる。有効期限は3月末まで。

■ザ・スクエアホテル横浜みなとみらい(横浜市西区)がオープンした。
旧ホテルビスタプレミオ横浜がリブランドオープンしたもので、客室は、シングル・ダブル・ツイン・トリプルなど全232室。客室内はゆとりのある広さでデスク環境が整っているほか、全室に加湿器付空気清浄機、セーフティボックスなどを完備した。建物1階にはコンビニエンスストアがあるほか、館内にはトレーニングルーム(24時間営業、貸切予約制)、コインランドリーなどがある。周辺には商業施設や観光スポットがあり、「パシフィコ横浜」などで開催されるイベント時の利用にも便利。場所は、みなとみらい線「みなとみらい」駅より徒歩7分、JR各線「横浜」駅より徒歩15分の立地。

■ANAクラウンプラザホテル(秋田県秋田市)がオープンした。
JR秋田駅前の「秋田ホテル」が名称を変えてオープンしたもので、今年4月に旧秋田ビューホテルから長野県でホテルやスキー場を経営する「アビラ」に全ての事業が譲渡され、営業してきた。そしてアビラが、イギリスに本社があるホテルグループの国内の運営会社「IHG・ANAホテルズグループジャパン」と提携を結んだことで「ANAクラウンプラザホテル秋田」に名称が変わり、秋田県で初となる外資系のブランドホテルとして開業した。ターゲットはビジネス客や家族連れなどで、多様なニーズに応えるため、Wi-Fi環境があるスペースの整備やロビー・客室の改装に順次取り掛かるという。

■京成リッチモンドホテル東京錦糸町(都内墨田区)が開業した。
2019年3月に開業した「京成リッチモンドホテル門前仲町」に続く、宿泊主体型ホテル「京成リッチモンドホテル」の2号店となる。地上12階建てで、「洗練された都会のオアシス」をコンセプトに、花や草木に由来した抽象的な自然のイメージを内装に取り入れ、心と体を癒し安らげる空間を提供することを目指している。客室は「モデレート」「コーナースペリア」「ツイン」「コーナーツイン」「ユニバーサルツイン」の5タイプ、計175室。ツインとコーナーツインは、エキストラベッドにより3名での利用も可能。場所は、JR東京メトロ半蔵門線錦糸町駅から徒歩5分の立地。