ホテルのニュース20220429

■天然温泉 杜都の湯 御宿 野乃 仙台(仙台市青葉区)がオープンした。
「ドーミーイン」や「共立リゾート」を全国展開する共立メンテナンスが運営する、全館畳敷きの和風プレミアムホテル。客室は、シングル・ダブル・ツインなど全125室。全室に畳を使用し、寝具には米国有名ブランド「サータ(Serta)」のホテルベッドを採用した。館内は全館畳敷きで旅館の雰囲気を感じることができ、最上階(14階)に天然温泉の大浴場を完備。露天風呂、本格ドライサウナ、強冷水風呂も利用可能としている。こだわりの朝食は、ご当地メニューの「お好み海鮮丼」、「季節の揚げたて天ぷら」「白石温麺」「牡蠣の卵とじ」など東北の食材をふんだんに使用した約50種類のメニューを用意。また、18時~21時限定のラウンジサービスでは、ビールやワインなどを無料で提供するという。夜食にはドーミーイン名物のあっさり醤油ラーメン「夜鳴きそば」、風呂あがりにはアイスや乳酸菌飲料を無料で提供する。場所は、JR各線「仙台」駅より徒歩12分、仙台市営地下鉄南北線「広瀬通」駅目の前の立地。「広瀬通」沿い位置し、繁華街の国分町や朝市、「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」などへのアクセスも良好で、ビジネス・観光双方の需要を見込む。同ホテルのオープンにより、ドーミーインチェーンは仙台市内で5棟目・総客室数740室となり、「御宿 野乃」ブランドとしては東北エリア初出店となる。

■アートホテル石垣島(沖縄県石垣市)では、同ホテルが企画・展示・販売を展開するギャラリーショップ「TheARTSHOP」で、透明感をテーマに琉球ガラスの器やアクセサリー、鏡面のような超光沢フォトパネルなどを集めた企画展「ガラスの器と装い展~輝く夏・クリアな世界~」を開催している。
色とりどりで艷やかな琉球ガラスの歴史は、約100年以上前から始まり、戦後、廃瓶の再生から復活を遂げ、今では沖縄の代表的な工芸品となっている。手仕事のため、ひとつとして同じものはなく、それぞれに作家の想いが吹き込まれた作品としてコレクターにも愛されているという。アクセサリー類では、数種類の青いガラスを調合して作られたネックレスや、泡盛などの瓶を再生して作られたリング、ビーチコーミングで集まった白い砂浜に交じるマイクロプラスチックを活用したカラフルなピアスなどを揃えるという。会場では、アイランドフォトグラファー・北島清隆氏の大判フォトパネルが夏の到来を演出。鏡面のように輝くフォトパネルには、沖縄の美しい景色を知り尽くした北島氏ならではのアングルで切り取られた島の絶景を堪能できるとしている。開催日時は6月19日までの7時30分~21時45分。

■星野リゾートでは、洗剤を使わないエコロジーなコインランドリールーム「 wash + comfort」を導入する。
洗剤を使わずアルカリイオン電解水のみで洗い上げる、環境や人に優しい洗剤レスのスマートランドリーで、世界で初めて、洗剤を使わずアレルゲンフリーの洗濯を可能にしたコインランドリー「wash+」との協働プロジェクト。環境や人に優しく、ホテルでの利用に適したランドリーとして「wash+ comfort」を共同開発。手はじめに、日本初の「エコツーリズムリゾート」を目指す「星野リゾート西表島(いりおもてじま)ホテル」へ本格導入し、今後、「OMO7 大阪 by 星野リゾート」のほか、同リゾートの国内運営施設へ順次導入を予定しているという。洗剤を使わず、アルカリイオン電解水のみで洗濯するため、アレルギー体質などで洗剤が肌に合わない人に優しい仕様となっている。さらに洗い上がりが無香になる利点もあり、洗剤の香りが気になる人や、化学物質過敏症の人も安心して利用できる。洗剤を使わないことで水量も30%削減でき、環境への負荷を抑えられる点もメリットだという。さらにIoTを活用し、客室にいながらスマートフォンでランドリー内の洗濯状況が確認できる仕組みを構築。キャッシュレス決済にも対応しているという。

■横浜桜木町ワシントンホテル(横浜市中区)では、5階DINING&BAR「BAYSIDE」では、横浜・八景島シーパラダイスとコラボしたお子様ランチを販売している。
横浜・八景島シーパラダイスは、4つの水族館(アクアミュージアム・ドルフィン ファンタジー・ふれあいラグーン・うみファーム)のほか、遊園地やショッピングモール、レストラン等があり、小さなお子様から大人まで1日中楽しめる複合型海洋レジャー施設。同施設が誇る4つの水族館が楽しめるアクアリゾーツパス付きお子様ランチ(小学生限定)を2,500円(税込)で販売。お子様ランチは人気のエビフライや唐揚げ、フライドポテトのほか、ふわふわスクランブルエッグの海にカニとイルカの浮かぶオムライスと、シェフの遊びゴコロ満載のメニュー。フォトウェディングでも人気の「ドルフィン ファンタジー」では、イルカたちが悠々と泳ぐ姿を見られ、「ふれあいラグーン」では、シーパラダイスを代表するキュートなシロイルカと触れ合えるプログラムも。

■相鉄フレッサイン京都清水五条(京都市下京区)がオープンした。
同ホテルのオープンにより、京都エリアでの直営店は、「相鉄フレッサイン京都四条烏丸」「相鉄フレッサイン京都駅八条口」「THE POCKET HOTEL 京都四条烏丸」「THE POCKET HOTEL 京都烏丸五条」に続き5店舗目となる。同ホテルは、各種クレジットカードやQRコードなどによるキャッシュレス決済限定ホテル。客室は、ダブル・ツインなど全252室。コンフォートツインが2部屋隣接するコネクティングのフォースや、ユニバーサルダブルなども設定した。客室内には加湿機能付き空気清浄機を完備。また、客室内のテレビにはネット動画配信サービスのアプリがインストールされているので、対象サービスのアカウントを持つ宿泊客は自身のIDでログインして視聴可能だという。朝食は、6時30分~10時に日替わりの和洋食をビュッフェ形式で提供。卵料理など定番のメニューに加え、京野菜のおばんざいや漬物、豆腐など「京都の朝食」メニューも用意するという。館内には、全館浄水システム「良水工房」を導入、客室の洗面台やシャワー、トイレをはじめ、ホテル内すべての水を優しい水「SOU美SUI(そうびすい)」にしているという。場所は、京都市営地下鉄烏丸線「五条」駅より徒歩5分、京阪本線「清水五条」駅より徒歩5分の立地。観光やビジネスなど、多様な需要を見込む。

■ホテルヴィスキオ富山(富山県富山市)が開業した。
「ホテルヴィスキオ」は、JR西日本ホテルズの宿泊主体型ブランドで、今回オープンする同ホテルは、大阪・尼崎・京都に続く同ブランド4号店となる。運営は、JR西日本ホテルズの「ホテルグランヴィア京都」が行う。全182室の客室には、「ホテルグランヴィア京都」と同グレードの上質なアイテムや、独立した洗面台・トイレ・洗い場付きバスルームをスーペリアタイプ以上に導入。また、地元の食材を使用した「富山」を感じられる朝食など、「グランヴィア」クオリティの上質な空間・料理をシンプルサービスで提供する。最上階(12階)の「コンセプトフロア富山」は、6~11階の客室より天井高を30cm高く設定した280cmの開放感あふれる空間とした。同フロアの客室内には、160年の歴史ある越中三助焼窯元5代目谷口均氏の特製コーヒーカップ、富山ガラス作家の杉江真奈美氏のオリジナルグラス、越中和紙の備品に加え、富山地産のアルパカコーヒーと富山の銘菓「甘金丹」を用意する。また、宿泊客専用の大浴場やラウンジなど、充実した館内施設を完備、多様化する宿泊客の要望に応えるという。場所は、JR富山駅ビル内、同時開業の複合商業施設「JR富山駅ビル」の上層階(4階の一部と5階~12階)に、ランドマークホテルとして入居する。