ホテルのニュース20220824
■ホテルエルシエント大阪(大阪市北区)では、開業以来、同ホテルとゆかりの深いドラァグクイーンが出演する舞台「リプシンカ ~ヒールをはいた男!?たち~」のシンボルとなっているハイヒール型のクッキーを販売している。
同ホテルはこれまでにも、ドラァグクイーンの聖地ともいわれる曽根崎で、地域で活躍するドラァグクイーンと、宿泊プランやSDGsや地域活性化プロジェクト「曽根崎ソーシャルグッド」などで、様々なコラボレーションを行ってきた。場所は、同ホテル1階レストラン&バー「ENT」。セット内容は、クッキープレート(スパイシーなハイヒールクッキー・バニラアイス・木苺のケーキ、フルーツ)、コーヒーまたは紅茶。税込料金は800円。
■ホテルプライムイン福井あわら(福井県あわら市)が今秋開業する。
北陸新幹線敦賀開業に向け、富山市などでホテルを運営する潤観光開発が手掛けるもので、場所は、整備が進む新幹線芦原温泉駅前で、8階建てのホテルを開業する。増加が見込まれるビジネス・観光客の受け皿となり、自社ホテルのネットワークを生かし、広域観光を促進したい考え。今年8月末の完成、9月下旬の営業開始を見込む。全126室で、同社が福井県に進出するのは初めてとなる。あわら市などが駅周辺再開発でホテルの誘致に動き、同社が進出を決めたという。周辺では、カフェレストランやホールなどの「賑わい施設」が来春開業し、東尋坊や永平寺などの観光地を体感できるコーナーが設けられる。同社は市と観光促進に関する協定を結んでいる。同社は、各ホテルで富山や福井の観光をPRすることで広域観光に貢献できるとし、宿泊需要の本格的な回復に向け、石川への進出も検討していきたいとしている。
■ホテルアソシア新横浜(横浜市港北区)に、「崎陽軒 x 東海道新幹線 のぞみ30周年記念コラボレーションルーム」が登場した。
客室「崎陽軒モデレートツイン」は、新横浜駅の崎陽軒売店をイメージした室内で、新幹線が見える部屋。広さは25.2平方m、ベッド幅は110cm。同ホテルでは、1月から3月までの期間、「崎陽軒ルーム」を初オープンしていたが、ひょうちゃんの生みの親である横山隆一氏が描いた「ひょうちゃん漫遊記」や「ひょうちゃん」全48種の展示は継続し、「のぞみ30周年記念」として新たに東海道新幹線のグリーン車シートを室内に設置。新幹線のロゴステッカーなどの装飾も加えた。コラボレーションルームの備品は、崎陽軒店舗サイン+ひょうちゃんパネルの装飾(客室および浴室)、歴代シウマイ弁当掛け紙格子柄壁紙、ひょうちゃんバスタオル&フェイスタオルセット(今治タオル)、隠れひょうちゃんステッカー、シウマイ弁当パネル、昔ながらのシウマイブランケット、ひょうちゃんぬいぐるみ、しょう油入れの「ひょうちゃん」全48種類、崎陽軒Walker、ひょうちゃん漫遊記パネル、ひょうちゃんイラスト(額縁)、ひょうちゃんパネル(窓・入り口)、ひょうちゃん小皿、ひょうちゃんマグカップ、昔ながらのシウマイ枕、東海道新幹線「新横浜駅」駅名標レプリカ、N700系新幹線グリーン車シート、新幹線車体ロゴステッカー(N700a・N700S)。サービスは、チェックイン時にウェルカムシウマイまたはウェルカムジャンボシウマイ miniが部屋に届き、「横浜ビール」または「横浜ポートサイダー」(2本)、「ひょうちゃんサブレ~金ごま~10枚入り」(2セット)、東海道新幹線のぞみチャーム(1セット)、崎陽軒商品券(2,000円分)のほか、朝食にシウマイ弁当とお茶を提供するという。
■メルキュール羽田(都内大田区)が来年冬にオープンする。
不動産のサムティが、仏・アコーをオペレーターとして選定して開業するもので、場所は、インバウンドや国内旅行者をはじめとした人々の多様なニーズに対応できる便利で優れたロケーションで、同社とアコーとのパートナーシップによるホテル開発は、「メルキュール京都ステーション」、「イビススタイルズ名古屋」、「メルキュール飛騨高山」に次ぎ、国内4軒目、メルキュールブランドとしては3軒目の開業となる。メルキュール羽田は、363室の客室、レストラン、バー、フィットネスセンター、会議室、ラウンジなど様々な施設を完備。館内では、日本の伝統である手工芸の繊細さと、メルキュールらしいヨーロピアンスタイルが交わった、新しくも少し懐かしさを感じるデザインを楽しめるという。
■TRUNK(HOTEL)YOYOGI PARK(都内渋谷区)が来年開業を予定している。
「TRUNK HOTEL」は、振り切った刺激や体験を求める「ディスラプティブ」の顧客層に向けたホテルブランドで、現在、渋谷の神宮前で、宿泊、ブライダル、レストラン、ショップなどのさまざまな機能を備えたホテル1軒を運営している。今回、奥渋エリア初のラグジュアリーブティックホテルとなる。ホテルの最上階に位置するスイートルームやルーフトッププール&バーからは、代々木公園を一望することができ、旅行者と地域住民が集う新しい遊び場を目指すという。また、2027年3月頃には「(仮称)TRUNK(HOTEL)DOGENZAKA」が、渋谷・道玄坂に開業を計画。エリア最大級のルーフトッププール&バーのほか、最新ウェルネスを体験できるスパ、多彩なジャンルのレストランといった豊富なエンターテインメントを備え、"上質な渋谷のカオス"を堪能できるという。さらに、新ブランドとなる"(仮称)EVOL HOTEL KOBE"が、2027年度頃、神戸三宮駅前に誕生する、駅直結の複合施設内にオープン予定。六甲山やポートアイランド等神戸らしい景色を一望できる高さ約150mの高階層に位置し、最上階には幅30mのインフィニティプールも完備した、旅慣れた大人のためのホテルとなる。
■川越プリンスホテル(埼玉県川越市)では、夏の観光スポットを人力車で巡るツアー付きの宿泊プランを販売している。
同プランは、「川越人力車いつき屋」の協力のもと実現した。江戸時代の城下町として栄えた有名な寺社仏 閣が点在する小江戸川越。寺社仏閣のご案内を交えながら「蔵の街並み」、ディープな裏路地「弁天横丁」、そして縁結びの神様として知られる「川越氷川神社」に向かう。 氷川神社では期間中「大切な想いが神さまに届くように」、「夜の神社でひとときの涼を楽しめるように」と夏季限定の祭事「縁むすび風鈴」を行っており、このツアーでは、ライトアップされた風鈴が一番綺麗に見える時間に合わせて人力車を手配する。日中の賑やかな街からがらりと雰囲気を変え、ロマンチックな街並みや涼やかな音色を奏でる神秘的でフォトジェニックな風鈴回廊など、車夫が旅のエンターテイナーやカメラマンとなり思い出を演出する。ホテルへの送迎付きで、時間を気にせずゆっくりと、非日常感を楽しめる。
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