ホテルのニュース20220731

■カンファレンスホテル「L stay&grow(エル ステイアンドグロウ)晴海(都内中央区)が開業した。
同ホテルは、研修特化型ホテルとして長年にわたり運営されていた「ホテルフクラシア晴海」を、大和ハウスグループの大和ライフネクストが、構造部分は生かしながら、機能・デザイン性の向上をはかるため改装し、再生したもの。同社が運営するカンファレンスホテルとしては、昨年2月に開業した「L stay&grow 南砂町」に続く第2弾となる。同ホテルが位置する晴海エリアは、JR各線「東京」駅や羽田空港からのアクセスに恵まれ、集合研修だけでなく、ビジネス・観光の拠点としても国内外からの需要が見込まれることから、同エリアでの開業を決定したという。客室は、シングル・ダブル・ツイン・トリプルなど全206室。全室24平方m超、ベッド幅は1,200mm幅以上で、バス・トイレ別のセパレートタイプとしている。朝食はバイキング形式で無料提供。健康的でヘルシー・多彩なメニューを用意、持ち帰り容器に詰めて部屋食とすることも可能だという。

■カラリト五島列島(長崎県五島市)が8月14日にグランドオープンする。
五島列島の中で最大の島、福江島に、全室オーシャンフロントのホテルとしてオープンするもので、客室は、ダブル・ツイン・メゾネットなど、一人からファミリーまで利用できる様々なタイプのゲストルームを用意した。施設に込められたコンセプトは"飾らない自分にかえる、晴れやかな時間"。季節を運ぶ爽やかな海風や、地元の食材で彩られたおいしい食事、我が家のように心地よくくつろげるゲストルーム、そしてどこか懐かしく人なつこい会話。ゆるやかに流れる島の時間に身を委ね、思わず、飾らない自分にかえるひとときを楽しめる。五島列島の豊かな大自然に囲まれて過ごすホテルでの宿泊体験に加え、地域の新鮮な食材を活かした料理が味わえるレストランと、五島列島の魅力を存分に感じられるアクティビティギアも用意。

■ホテルヴィラフォンテーヌグランド大阪梅田(大阪市北区)が8月1日に開業する。
地上56階、地下1階建ての超高層複合タワー「梅田ガーデン」の4階から8階に位置する。客室は全175室。20平方m以上の客室が中心で、全室にシャワーヘッド「ミラブルzero」を導入する。レストランではライブキッチンパフォーマンスも楽しめる和食ブッフェを提供。場所は、大阪メトロ谷町線東梅田駅から徒歩約2分、御堂筋線梅田駅から徒歩約3分、阪神本線大阪梅田駅から徒歩約4分、JR大阪駅から徒歩6分、阪急大阪梅田駅から徒歩也6分の立地。

■ソラリア西鉄ホテル銀座(都内中央区)は、福岡県とコラボし、東京・銀座の街で福岡の魅力を発見・体験出来るコンセプトルームを販売している。
同コンセプトルームでは、福岡県産のあまおうを使用したスイーツや、素朴で重厚な質感が魅力の「久留米絣」のクッションのほか、九州の民陶の中でも名高い焼き物で、流し釉・刷毛目・飛かんななどに特長がある「小石原焼」または江戸時代に遠州七窯の一つとして選ばれ、茶人にも好まれる「上野(あがの)焼」の急須と湯呑のセットなどを設置。室内の至る所で福岡の魅力を楽しめるという。食の発見・体験(各客室共通)では、酸味と甘みのバランスの良さが特長の福岡県産あまおうを使用したスイーツ「パート・ド・フリュイ」と「のむ豆乳ヨーグルト」、甘くてコクのある豊かなうま味が自慢の「八女茶」(ペットボトルと急須で入れる茶葉)を用意。文化の発見・体験(各客室共通)では、急須・湯呑のセット(「上野焼」「小石原焼」の何れか)、素朴で重厚な質感が魅力の「久留米絣」のクッション、繊維が太く腰が強く、耐久性に富んでいる「八女手漉和紙」(持ち帰り可)を用意した。また、客室毎に異なる工芸品では「博多人形」「博多織コースター」「小倉織コースター」「八女提灯」を用意。福岡県内各地の風景写真や、フリーペーパー(持ち帰り可)なども用意したという。8月31日まで。

■亀の井ホテル紀伊(和歌山県田辺市)がオープンする。
日本郵政グループから「かんぽの宿」を取得したマイステイズ・ホテル・マネジメントが、新たなブランド「亀の井ホテル」として、「かんぽの宿紀伊田辺」を「亀の井ホテル紀伊」と改称するもので、「亀の井ホテル」は32施設になる。ブランド名は、大分県別府市で運営するホテル名に由来。各地の良質の温泉を持つホテルとして、幅広い世代にくつろいでもらえる施設づくりやサービスを展開するという。各ホテルの改装は順次実施しており、亀の井ホテル紀伊田辺など先行する10施設の改装完了は来年2月頃を予定しているという。宿泊料金の平均価格帯は1泊11,000~20,000円を予定。亀の井ホテル全32ホテルを定額で利用できる「泊まり放題プラン」も始めるという。

■おおとり荘(静岡県伊豆の国市)の斬新なPR動画が「チルい」として話題となっている。
ネオンで彩られた客室や食堂ラップ音楽に合わせてブレイクダンスも。この動画を作ったのは、デザインの専門校に通う生徒たち。キャンペーン上では、「おおとり荘」の名前が「おおchill荘」に改名されている。チルは「落ち着く」だったり「リラックスする」の意味。「これからチルりにいかない?」「チルりに行こう。」「チルっちゃおう。」という感じの使い方だという。今後、たとえば部屋にミラーボールを置いたりとか。もう一段階、はみ出してみる案も・・。