ホテルのニュース20221020

■プリンススマートイン大阪淀屋橋(大阪市中央区)が今秋開業する。
同ホテルは、ホテルユニゾ大阪淀屋橋を西武・プリンスホテルズワールドワイドが運営受託し、次世代型ホテルブランド「プリンス スマートイン」として新たにリブランドするもの。西武・プリンスホテルズワールドワイドは、4月1日に現在の社名で新たにスタート、ホテル運営に特化した事業運営により、今後概ね10年で現在の国内外86ホテルから250ホテル規模への事業拡大を目指しているという。その中で「プリンススマートイン」は、宿泊特化型の次世代型ホテルブランドとして、国内の多店舗化を加速する役割を担っており、10月13日には「プリンススマートイン博多」が、11月22日には「プリンススマートイン那覇」が開業。プリンススマートイン大阪淀屋橋の場所は、大阪メトロ御堂筋線「淀屋橋」駅より徒歩約1分、ビジネス街に近く、大阪有数の繁華街である梅田やなんば、心斎橋へのアクセスも良好。333室の客室を有し、ビジネス・観光双方の需要を見込む。

■米・ハワイの「ザ・リッツ・カールトン・レジデンス・ワイキキビーチ」では、日本人限定で特典が付く「日本の皆様、おかえりなさい」パッケージプランの販売をスタートした。
日本からハワイへの渡航制限が緩和される中、同リゾートでは久しぶりにハワイを訪れる日本観光客を歓迎しようと、特別宿泊プランの提供を開始した。同プランでは、日本のパスポートを提示して同リゾートに4泊以上利用すると、滞在費から200ドルの割引か、食事やスパ、そのほかのアクティビティに利用できる200ドル分のリゾートクレジットを受け取ることができるという。

■ハイアットセントリック札幌(札幌市中央区)が2024年春に開業する。
NTT都市開発が、同地で開発を進めている「(仮称)札幌北1西5計画」のホテル部分に入るもので、ハイアットホテルズコーポレーションの関連会社と運営委託契約を締結した。地上26階・地下2階の複合施設。ハイアットが札幌に進出するのは初めて。委託契約は、同計画のコンセプトである「札幌の新たなビジネス・旅・賑わいの発信拠点の創造」と、ハイアットの「より上質な滞在体験を求める国内外のトラベラーの拠点となり、交流をも生み出す場となる」というコンセプトが合致したことにより実現したという。延床面積は約60,916平方m。1階の一部および17階~26階がホテル部分となり、17階のロビーはホテルのロビーとして札幌一の高さとなる70mに位置する。ホテル内には全216室の客室のほかに、地元の食材を味わうことができるレストランや、宴会やイベントに利用できるマルチファンクションスペース、フィットネス施設などを備える。徒歩圏内にJR札幌駅と地下鉄大通駅、大通公園、札幌市時計台などの観光スポットがあり、地下からは北一条地下駐車場公共地下歩道を経由して、札幌駅前通地下広場「チ・カ・ホ」にもアクセスすることができる。

■星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳(山梨県北杜市)では、カゴメと共同開発し、野菜とワインを楽しむ宿泊プラン「八ヶ岳ベジ旅」を販売している。
同プランは、星野リゾートとカゴメによる野菜摂取推進プロジェクト第4弾で、同じ八ヶ岳エリアに位置する同ホテルと「カゴメ野菜生活ファーム富士見」で開催する。カゴメ野菜生活ファーム富士見では、野菜の収穫体験や工場見学を行い、リゾナーレ八ヶ岳でのアペリティフやディナーでは、野菜とワインのマリアージュを堪能する。滞在を通して、野菜とワインの美味しさを発見できる宿泊プラン。客室には、カゴメの野菜飲料が入った「カゴメ野菜ジュースバー」を用意。冷蔵庫の中には、カゴメを代表する「野菜生活100」のオリジナル、ベリーサラダ、マンゴーサラダ、アップルサラダの4種類があり、いつでも好きな味の野菜飲料が楽しめる。

■大阪マリオット都ホテル(大阪市阿倍野区)では、レストランの人気メニューのジェラートを商品化して販売を始めた。
場所は、同ホテル19階の「M-Boutique(エムブティック)」で、ジェラートは、同ホテルのビュッフェレストラン「COOKA」の人気メニューを商品化したもの。フレーバーは、完熟いちご、ピスタチオ、ジャンドゥーヤ、マダガスカルバニラ、石臼挽き宇治抹茶の全6種を用意。内容量は120mlで、価格は各450円。営業時間は10時~20時。

■ホテルニューオータニ博多(福岡市中央区)は、東京ヤクルトスワローズの公式マスコットキャラクター「つば九郎」とコラボした「つば九郎ルーム in ホテルニューオータニ博多」を販売している。
宿泊料金は1室1人利用で28,960円、1室2人利用で1人23,960円(朝食、税・サ、持ち帰りグッズ込み)。つば九郎は1994年のデビュー以来、同球団の主催試合には出場し、8月4日には2,000試合出場の大台に到達した。プロ野球12球団マスコットの中でも絶大な人気を誇り、野球ファンに限らず多くのファンを虜にしてきた。今回のコラボルームは「つば九郎に囲まれて過ごしたい!」というファンの夢をかなえたもの。部屋にはつば九郎の等身大パネルのほか、ぬいぐるみやトイレットペーパーホルダーなど、公式グッズも多数勢ぞろい。同ルーム限定で利用できるベッドカバーやシャワーカーテン、クッションカバーも用意している。