ホテルのニュース20221201

■グリッズプレミアムホテル小樽(北海道小樽市)がオープンした。
「旅をつなぐ。人をつながぐ。心をつなぐ。」をコンセプトに、全室個室のホテル形態・11階の宿泊施設で、総客室142室・総収容人数394名。最上階には、露天風呂やサウナが付いた大浴場があり、男性浴場にはドライサウナ、女性浴場にはミストサウナ付き。露天風呂からは、日銀通りの上空から小樽の景色が堪能できる。客室は、ノスタルジックな雰囲気を感じさせる居心地の良い空間をコンセプトに、コンパクトな客室からラグジュアリーな客室まで13種類を用意。プレミアム客室は、天井が高く開放感に満ち溢れ、客室のバスも広々としてゆったりでき、同客室のみのアメニティは快適さを追求。客室の壁やエレベーター前の壁、レストランには、北海道ゆかりの作家14名の作品を展示し、客室廊下の照明は、小樽の深川硝子工芸によるもの。客室のTVではホテルの情報インフォメーションが見られ、コロナ禍での混雑を避けるため、大浴場の入浴状況やレストランの混雑状況を知ることができるという。1階のレストランでは、朝食のみの対応で、地元ならではの食材を使用した和洋食ブッフェを提供し、創作洋食と郷土の味わいが楽しめる。

■ホテル奈良さくらいの郷(奈良県桜井市)が開業した。
同施設は、「なら食と農の魅力創造国際大学校附属セミナーハウス」を兼ねたもので、四季折々の?和野菜や地域ブランド?材など、季節の味わいを飾りすぎず丁寧に調理し、「食」を味わい、伝統と食文化を現代に伝える大和人の農業への取り組みなど「農」を知る事で、奈良の里山風景や山々をより美しく豊かに感じる事ができるという。客室は、デラックスツイン・ツイン・シングルなど全40室、シングルには、なら食と農の魅力創造国際大学校の学生寮を含む。施設内には、セミナールーム(収容人数150名程度(大1室・小2室)、調理実習室(収容人数25名程度、講師含む)、屋外テントサウナ(交流ひろば、水風呂・休憩スペースあり)、カフェレストランなどがある。カフェレストランでは、朝食・ランチ・ディナー(完全予約制)の提供を行う。場所は、近鉄大阪線・JR桜井線「桜井」駅より車で約10分。

■マリオット・インターナショナルは、米・サンフランシスコのマリオット等で、TEDとのコラボルーム「The Curiosity Room (キュリオシティ・ルーム) by TED」の提供を開始した。
客室全体が、パズルの箱のような作りとなっている。パズルの要素はインテリアの中に隠されており、ホテルごと、各地の名所や文化などをモチーフにカスタマイズされている。「Curiosity Journal(キュリオシティ・ジャーナル)」も設置され、客室の中の謎を解くガイドとなるヒントが用意されている。最後のチャレンジを完了すると、館内レストランで無料のデザートが楽しめるという。サンフランシスコ・マリオット・マーキスや、バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク、ロンドン・マリオット・ホテル・カウンティホールなどで提供している。

■ザ ロイヤルパーク キャンバス神戸三宮(神戸市中央区)に「とくれん」ゼリーとのコラボルームが登場した。
「とくれん」の愛称で親しまれる冷凍ゼリー「プデナー」は5種類の果実ゼリーで、まろやかな甘さが口いっぱいに広がる、食感とのどごしの良いゼリー。神戸市では1970年代から学校給食のデザートとして「プデナーオレンジ80」が登場。当時から子供たちに人気の商品で、いまなお愛される神戸っ子にとってのソウルフードのひとつ。同ホテルは、「LOCAL」をブランドフィロソフィーのひとつとする「キャンバス」ラインのホテル。地元・神戸出身のスタッフにも人気の「プデナーオレンジ80」を、昨年の朝食ブッフェ開始時からご提供。神戸で育ち、現在は大人になった「神戸っ子」たちにとっても「懐かしい」という想いと共に楽しんでもらっている。今回のコラボルームは、神戸出身のホテルスタッフの「神戸の楽しさ・面白さをもっと伝えたい。神戸で育った人たちにもこの街を思い出してほしい」という想いに、メーカーの浅井缶詰(株)が応える形で、実現した。コラボルーム宿泊プランでは、オレンジをはじめとする「とくれん」ゼリーのフルーツをモチーフとして、カラフルに装飾した客室にご宿泊できる。さらに、持ち帰りできるアイテムとして、オリジナルコラボグッズ(非売品)の「とくれん」Tシャツと保冷バッグ(ゼリー5種類入)を用意。また、プランは朝食ブッフェ付きなので、朝食でもオレンジのゼリーを味わえる。朝食はブッフェ形式なので、子供のころ給食の時に休んだ友達の分をじゃんけんで勝った人だけができた「ゼリーふたつ食べ」も可能だという。

■東武ホテルレバント東京(都内墨田区)のレストラン「ヴェルデュール」では、完全人工光型植物工場の試験運用を開始した。
東武鉄道と東武ホテルマネジメントが、植物工場の事業化支援や農業装置の設計開発を手掛けるスパイスキューブと協働して取り組むもの。同事業は、ホテルレストラン内に多品種作物の栽培が可能な完全人工光型植物工場を設置し、高品質で新鮮な野菜をレストランの料理などに安定的に提供できる体制の検証を行うことで、ホテルレストランの付加価値の向上を目指すというもの。また、植物工場という近未来の農業スタイルをレストラン利用客の目に触れる場所に設置することで非日常的な空間も演出、ホテルレストランに新たな魅力付けを行うことも目的としている。同事業は、東武鉄道が昨年11月より実施している、オープンイノベーションを活用した事業共創プログラム「TOBU Open Innovation Program」の採択施策第4弾となるもの。同プログラムは、東武グループ所有施設の付加価値の向上と新規事業創出の可能性を検証することを目的に実施しているという。

■ホテルリブマックス小倉駅前(北九州市小倉北区)では、「いきなり!ステーキ小倉魚町店」とコラボし、「いきなり!ステーキ夕食付プラン」を販売している。
同プランの夕食は、「いきなり!ステーキ」の定番人気メニュー「ワイルドステーキ200g」「ワイルドコンボ(ステーキ150g・ハンバーグ150g)」「チキンコンボ(カットステーキ100g・チキンステーキ220g)」の中から1種類を選択可能。3種類全てにライス・サラダ・スープセットが付く。リブ・マックスでは今後、今回の「いきなり!ステーキコラボプラン」を皮切りに、地域飲食店との提携により、様々な食事付きプランを用意していく。