ホテルのニュース20230103

■河岸ホテル(京都市下京区)では、3ヶ月分の家賃で2年間、誰でも参加できるスタジオ付きホテルの平日入居「河岸ホテルレジデンスlite」の定額利用メンバーを募集している。
同プランは、同施設のエコノミーシングル客室を月曜~木曜のチェックイン宿泊に限り会員制で格安に提供する定額プラン。会員費165,000円(税込)で2年間、平日の宿泊ルーム料金が無料になる(清掃、水光熱費、宿税は宿泊都度徴収)。さらに滞在中550円(税込)で音楽収録ができる防音室(4時間利用)やペイントができるアトリエ(8時間利用)をオプションとして利用することで、幅広いジャンルの制作滞在に対応するという。また、4泊を上限に連泊予約も可能。月曜から金曜までの制作合宿や仕事などの締切り追い込みのための滞在にも利用できる。アトリエを使わない学生やフリーランスの方などの参加も歓迎しているという。

■「地球の歩き方」から、「世界のすごいホテル いつか泊まりたい至極の宿を旅の雑学とともに解説」が発刊された。
水際対策が緩和され、全国旅行支援もスタート。旅に関心が高まっている今、「地球の歩き方」が世界のすごいホテルを集めた旅の図鑑を発売した。ロケーション、絶景、自然、歴史、デザイン、エコがすごい至極の宿126軒を、美しい写真や旅の雑学とともに徹底紹介。超豪華なホテルから庶民的なロッジやキャンプまで、そこに泊まること自体が旅の目的になる特別な宿のみ厳選。SFの世界が現実となる「宇宙ホテル」とは!?ホテルにまつわるコラムやトリビアも満載の一冊。

■ホテル椿山荘東京(都内文京区)は「文京区 x 刀剣乱舞ONLINEコラボレーション細川の名刀と巡る文のみち~目白台・関口の雅~」に参画し、各種プランを提供している。
区をあげて行われる同企画は、永青文庫 令和4年度早春展「揃い踏み 細川の名刀たち-永青文庫の国宝登場-」で「刀銘 濃州関住兼定作(歌仙兼定)」と国宝「太刀銘 豊後国行平作(古今伝授の太刀)」が展示されることを記念して開催される。スイーツは、刀剣乱舞ONLINEのキャラクター「歌仙兼定」、「古今伝授の太刀」、「地蔵行平」の3振りの刀剣男士を、それぞれ同ホテルのパティシエが表現。「歌仙兼定」はベリ―のミックスをあわせたぶどうのゼリーにブルーベリーのパンナコッタとクリームを重ねた。「古今伝授の太刀」はイチゴソース、パンナコッタにフレッシュなイチゴを入れた桜ジュレを重ね、三層に仕上げた。「地蔵行平」は中央に赤すぐりと白桃のコンポートを入れた赤桃のムースとホワイトチョコレートのムースを2層に仕上げ、ホワイトチョコレートでコーティング。上部にはそれぞれのキャラクターのモチーフをあしらい、世界観を感じながら味わえる。また、スイーツに合わせたコールドとホットドリンク2種を提供する。コールドドリンクはすっきりとした味わいの国産煎茶に爽やかなマスカットの香りを添えた「グリーンティーマスカット」を丁寧に水出しし、菫の花のリキュールでほんのりと甘みと香りを加えた「花香るグリーンティーマスカット」を、ホットドリンクにはホテルオリジナルの「椿茶」を用意。椿茶は、今回のコラボの為に特別に作られたコラボシュガーレースを好みで添えて味わえる。また、記念のコラボグッズとして、刀剣男士紋とホテルのロゴがあしらわれた3種類のオリジナルグラスの中から持ち帰れるという。

■OMO7高知by星野リゾート(高知県高知市)が4月にオープンする。
ホテル日航高知旭ロイヤルの運営を引き継ぐもので、その後、冬の改装、休館を経て、2024年春に新装オープンするという。OMOは星野リゾートが全国11か所で展開する都市ホテルのブランドで、「街での滞在を楽しんでもらうためのホテルを目指す」としている。ホテル日航高知旭ロイヤルは、旭食品が1997年に旭ロイヤルホテルとして開業し、地上22階で191室。2019年に星野リゾートの関連会社に売却し、土地、建物を賃借してホテルを運営してきた。新型ウイルスの影響もあり、運営を星野リゾートに譲渡することで合意したという。

■西鉄ホテルクルーム博多祇園櫛田神社前(福岡市博多区)が4月12日にグランドオープンする。
天神・博多やキャナルシティ博多・中洲にも近接したエリアに位置し、福岡市営地下鉄七隈線「櫛田神社前駅」(来年3月27日開業予定)から徒歩1分以内というアクセスに優れた立地。この立地の良さを活かし、宿泊施設としてだけでなく、ワーキングスペースや交流・くつろぎの場としての機能を兼ね備えた「サードプレイス(第三の居場所)」を提供することで、ビジネス・観光など多様な需要を取り込むとともに、宿泊者やビジネスパーソン、地元住民の垣根を越えて交流し合える地域コミュニティの形成に貢献したい考え。1階は、ホテル内にドリンクや軽食を提供する飲食スペースを、屋外にキッチンカーが出店するテラスを設け、一体的に運営することで"開かれたホテル"を目指す。宿泊者と来街者、地域の皆さまが気軽に交流できるコミュニティスペースとして、開放的で自然と人が集まる空間づくりを行い、まちの賑わい創出を図る。2階は、ヒト・モノ・情報が集う地域コミュニティの創出の場として利活用する。早朝時間帯はホテル宿泊者向けの朝食会場として、それ以降の時間帯は来街者やビジネスパーソンも利用可能なワーキングスペース、カフェ、ラウンジとして活用。また、屋内ワーキングスペースとは違った、開放感があり気軽に利用できるテラスを併設するという。

■ホテルマイステイズ松山(愛媛県松山市)では、モバイルプロジェクターを客室に備えた「推し活・オタ活に!最大100インチ!シアタールームプラン」をコンフォートツインルームの限定4室で販売している。
客室内で最大100インチ投影が可能なモバイルプロジェクター「Nebula Capsule Pro(ネビュラカプセルプロ)」を新たに導入。Android搭載のため、Wi-FiにつなぐだけでYouTube、Netflixなどのストリーミングサービスが使用可能、ライブ映像や好きな動画を大画面(最大100インチ)で鑑賞できる。350ml缶ほどのコンパクトサイズで持ち運びに便利なデザイン、高クオリティの映像とサウンドのオールインワンモデル、客室内の好きな場所にセッティングが可能。