ホテルのニュース20230121
■琵琶湖ホテル(滋賀県大津市)では、ホテルスタッフの案内でまちあるきを楽しむアクティビティ「瀬田の唐橋、石山寺めぐり」付宿泊プランをスタートした。
同ホテルではこれまで「BIWAKO MY DESIGN TRIP~レイクリゾートで見つける、自分らしい旅のカタチ~」をコンセプトとして、様々な旅の楽しみを取り入れたプランを提案してきた。なかでも、"まちあるき"をテーマにしたプランは、季節の移ろいを感じながら観光を楽しめるアクティビティとして、大津の歴史や文化に興味のある人、子供との思い出作りを満喫したい家族、ウォーキングが趣味の夫婦など、様々な人が参加している。今回は、石山方面にスポットをあて、近江八景の一つに数えられる瀬田の唐橋や紫式部ゆかりの地である石山寺などをホテルスタッフが案内する。石山寺では地元のボランティアガイドの案内も加わり、より詳しい説明を聞きながら散策ができる。ホテル内の滞在だけでなく、地元大津の魅力を感じてもらうアクティビティとして体験できる。
■「スリープ・ツーリズム」が海外のホテルを中心にブームとなっている。
「グリーン・ツーリズム」や「サステナブル・ツーリズム」など、さまざまなテーマを主軸にした旅行スタイルが生まれている中、「睡眠のための旅」とは、その名の通り、睡眠を主体とした旅のこと。旅行は元来、普段の生活では行けない場所を訪れたり、知らないものを食べたり、非日常の体験を楽しむもの。ときには、睡眠時間を削ってもそれらの体験を追い求めることもある。それに対して、スリープ・ツーリズムは、睡眠をテーマにした旅。実際、世界では、睡眠をコンセプトにした旅行プランを設けるホテルなども増えている。「Journal of Clinical Sleep Medicine」に掲載された研究によると、成人2,500人のうち約40%で、感染流行のパンデミック以降で睡眠の質が低下していることがわかったという。社会や生活への不安感などから、熟睡できず心身の不調を抱えている人が少なくないと考えられ、そこで生まれたのが、自宅ではない「特別な空間で極上の睡眠」を体験できるスリープ・ツーリズム。
■サンシャインシティプリンスホテル(都内豊島区)では、世界的な人気を誇るくまの「パディントン」とコラボした宿泊プランを販売している。
ひときわ目を引くパディントンのぬいぐるみがお出迎えする客室は、さまざまなパディントンのイラストがデザインされたタペストリー装飾やベッドスロー、クッションなど、カラフルで楽しい雰囲気を演出している。翌朝の朝食では、ブリティッシュブレックファストを用意。マーマレードトーストと紅茶で英国気分を楽しめる。オリジナルのランチョンマットも用意する。宿泊者限定のオリジナルアメニティは普段使えるイラスト入りトートバッグやタオルハンカチ、アクリルスタンドを持ち帰り可能。部屋でも朝食でも、パディントンの世界観を楽しめるコラボ企画。
■The Ryokan Tokyo YUGAWARA(神奈川県足柄下郡)では、pixivとコラボして、温泉旅館で創作活動できる宿泊プラン「pixivパック」を販売している。
料金は1泊3食付きで9,450円から、2泊5食付きで15,450円から。源泉かけ流し温泉入り放題、コーヒー紅茶飲み放題。Wacomのペンタブレットなど貸し出しアイテムも提供。同プランは、The Ryokan Tokyo YUGAWARAとpixivが実施する小説コンテストに合わせて販売するもので、コンテストは「旅館で読みたくなるような小説」を、「小説家」「フリー」「イラスト」の3部門から募集している。
■NOT A HOTEL AOSHIMA(宮崎県宮崎市)が誕生した。
永らく廃虚になっていた後、解体後も再開発が進まなかった青島の旧橘ホテル跡地に完成したもので、6区画あり、30日単位の「シェア購入」もできるという。屋内が206平方mのいちばん広い区画は「1棟買い」の価格が7億1760万円。砂浜に直結する560平方mのテラスにプールを備える。オーナーは自分が別荘として利用する日をスマートフォンの専用アプリで選択。それ以外の日はホテルとして運営される。宿泊料金は、いちばん広い区画は1泊45万円から。最安の区画で20万円から。すでに6区画とも、1棟買いまたはシェア購入で完売しており、オーナーは県内や東京在住の、IT企業経営者、医師、弁護士らや企業だという。
■ホテルプラザ神戸(神戸市東灘区)では「高柳じょんのび村」と業務提携、両社のコラボによるスイーツを販売している。
第1弾では、黒イチジクを使用した「Jonnobi Jewel(じょんのびジュエル)」を企画。じょんのび村契約農家の黒イチジクを使用し、同ホテル「KARIN」の人気商品「ジュエルシフォン」を原点とするケーキが誕生した。また、パウンドケーキの「黒いちじくと木の実のカトルカールキュブ」には、ドライイチジクを贅沢に使用し、キャラメルチョコをトッピング。保存料を使用せず、自然由来の旨味・香りを最大限に引き出しているという。今回の取り組みは、都会と地方、相互の長所を活かし短所を補うことで、より広域に良質な商品を販売でき。SDGs17の「パートナーシップで目標を達成しよう」の理念にも添った取り組みになっているという。
本物の有名ホテルのベッドやマットレス・寝具類を一台一枚から販売しているサイト