ホテルのニュース20240503

■BREAKY HOTEL WEST COAST(ブレッキーホテル ウエストコースト)(沖縄県浦添市)がグランドオープンした。
沖縄独自の多文化共生のカルチャーと運営を行うDOTOWNが提供するワークインライフのライフスタイルを融合させたアートギャラリー型ブティックホテル。美しく流れる休日の朝のような"ブレッキー"な時間を、滞在中に過ごしてもらいたいという思いが込められている。「ブレッキー」とは、西海岸のビーチカルチャー用語で、西海岸には、朝早くからオープンしている店もあり、その店もブレッキーの朝食に力を入れていて、いかに朝を丁寧に過ごすかというところに重きを置いているという。また、そのブレッキーのメニューをテイクアウトしてビーチで食べるところも文化のひとつとしてある。沖縄にも朝早くからオープンしている飲食店が多く、沖縄の街の雰囲気とブレッキーのカルチャーが親和性が高かったため、セレクトしたという。また、同施設の特徴は、ビーチへのアクセスがいい立地を選んでいるほか、その雰囲気を滞在という観点に置き換えて、部屋の設計を相場通常よりも少し広めて、ソファーを多く配置するなどして工夫しているのが特徴です。アートを楽しんでほしい、コンパクトな客室ながら広々と感じてほしいという思いのもと空間を設計。また、コネクティングタイプの部屋は、家族と家族、カップルとカップルなど、2グループのお客にもおすすめの部屋。また、1つの部屋に寝室が2つあるため、ビジネス利用もしやすい設計でもある。

■英・HGホテルズ&リゾーツが6~12月、大阪市に3軒のホテルを開業する。
いずれも「Garner(ガーナー)」ブランドで、日本では初めて。2025年大阪関西万博に合わせ訪日客需要を取り込みたい考え。3軒とも大阪市内で他社が運営するホテルのラウンジや客室、寝具などを変更し、開業する予定。価格帯は1泊1人1万円前後を想定し、部屋数は計500室程度にするという。ロビーではコーヒーを無料で提供し、菓子など軽食を購入できる24時間営業のショップを併設する。いずれも道頓堀などの繁華街に近く、関西国際空港や伊丹空港へのアクセスも良いという。「ガーナー」は同社が昨年8月に立ち上げた最新ブランドで、ほかのオーナーが運営するホテルを改装する「リブランド」に特化している。IHGホテルズ&リゾーツは今後、日本の様々な地域に自社ホテルブランドを展開したい考え。同社は1972年に国内に初めて出店した。直近4年間で14のホテルを開業し、足元で47のホテル、約14,000室を運営している。

■インターコンチネンタルホテルズ&リゾーツが福岡に進出する。
場所は、国有地の福岡家庭裁判所跡地で、同ホテルを核とした複合施設が開業する見通し。施設は地下1階、地上23階で延べ床面積は48,400平方m。ホテルは4~9階に入る。1階に緑とアートをテーマにした広場空間、2~3階に眺望テラスやオフィスを整備するほか、10~23階はマンションが計画されている。同跡地は福岡市中心部にあり、市民の憩いの場となっている大濠・舞鶴両公園とも近接。福岡市などが活用方針について、国際会議の際に海外要人が宿泊できる高級ホテルやオフィス、公園と親和性が高いにぎわい施設の整備を条件とするよう求めていた。

■ロイヤルパークホテルズに「ドラえもんルーム」が登場した。
「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」とタイアップした企画。映画では燕尾服を着たドラえもんが指揮をするほか、のび太をはじめとするいつもの仲間たちがリコーダーやボンゴ、ヴァイオリンにチューバ等の楽器を手に「音」の大冒険を繰り広げる。同ルームでは、仲間とともに楽しそうに音を奏でるドラえもんたちの交響楽が今にも聞こえてきそうな客室を用意。そのほか、東京・日本橋と横浜では今回の映画にちなんだ食事やテイクアウト商品も販売。宿泊プランでは、ホテルの立地と特徴を活かしたデザインの客室でホテルステイを楽しめる。東京・日本橋では木目調で落ち着いた雰囲気のなかに、横浜は市内を一望できる高層階からのビューのなかにドラえもんたちが登場。また、京都梅小路は壁一面を使った装飾とワクワクする仕掛けで出迎える。福岡中洲の客室は、シックで大人っぽさが感じられる設えになっている。また、限定オリジナルグッズも用意。宿泊プランでは、旅先で便利なドラえもん柄のキュートなトラベルポーチに、四次元ポケットをイメージしたコインケース、キャラクターになりきって写真が撮れるポストカードフォトプロップスが付く。

■白井屋ホテル(群馬県前橋市)では、群馬県のマスコットとして人気のぐんまちゃんとのコラボ企画として、ぐんまちゃんをパッケージにあしらった「上州焼き菓子詰め合わせセット」販売している。
「上州焼き菓子詰め合わせセット」は、同ホテル敷地内のフルーツタルト専門店「白井屋ザ・パティスリー」の焼き菓子詰め合わせセットで、ぐんまちゃんのオリジナル熨斗で包装されている。ぐんまちゃんのイラストがついたパッケージの中には、上州(群馬)を代表する食材を生かした「十石みそのキャラメルパウンド」、「ねぎサブレフロマージュ」、「焼きまんじゅう風フィナンシェ」の3種類が入っている。古くから発酵食品や粉物の文化が栄えた群馬で、郷土料理や地元食材を意識して開発した同ホテルオリジナルの焼き菓子で、どこか懐かしい群馬の味をまだ体験していない人や群馬のソウルフードをこよなく愛する人への贈り物にピッタリだという。また、敷地内のパン屋「白井屋ザ・ベーカリー」では、不動の人気商品カヌレのギフトセットが誕生。このギフトセットにも、ぐんまちゃんとのコラボ熨斗の包装がつく。

■カンデオホテルズ大阪枚方(大阪府枚方市)が6月30日に開業する。
カンデオホテルズ初のデザイナーズホテルとして誕生。露天風呂からはおよそ50km先の明石海峡大橋が見え、心も身体の日々の疲れを癒やすことができる。また、カンデオホテルズ初のバンケットルームを設置しており、様々なシチュエーションで使用できる。客室数は139室で、26平方mを基本とした全7タイプ。26最上階には、スカイスパ(露天風呂・内湯・ロウリュサウナ)を備える。