ホテルのニュース20240714

■ホテルマイステイズ鹿児島天文館(鹿児島県鹿児島市)1階のレストラン「Grill×Burger&Craft Beer Nikanbashi Burger Bar」は、黒毛和牛100%のパティを使用した贅沢なグルメバーガーを販売している。
同店のコンセプトは「ハンバーガーとクラフトビール」。鹿児島市内でも数少ない本格的なグルメバーガーを提供しているほか、グリルした肉やビールに合うおつまみ、デザートなども提供している。今回発売するのは、「黒毛和牛100%ダブルバーガー(税込2,500円)」「黒毛和牛100%バーガー(税込1,800円)」「黒毛和牛100%チーズバーガー(税込2,000円)」の3種類。ランチ・ディナーそれぞれ限定10食を提供。黒毛和牛の美味しさを追求し、余計な具材は使用せず、肉本来の味をダイレクトに楽める、こだわりのスタイルで提供。ソースは、肉汁との相性が良いオリジナルジャポネソースを用意。追いパティや追いチーズ等も対応可能で、自分だけのオリジナルのバーガーを楽しめるとしている。また、クラフトビールは、日替わりのおすすめクラフト生ビールなど常時8種類を用意。味わい深い本格グルメバーガーとクラフトビールとのペアリングがおすすめだという。

■米・ロサンゼルスの「都ホテルロサンゼルス」の壁面に、ドジャース大谷翔平投手の巨大壁画が登場した。
ロサンゼルス市のダウンタウンにある日本人街「リトル・トーキョー」内の中心地にある同ホテル東側の壁に描かれたもので、縦45m、横18mの壁画は、米国人画家ロバート・バーガス氏の作品。同氏によるプロジェクト「LAライジング」に、ホテル側が全面協力。LAの日本人コミュニティーを盛り上げる目的もあり、大谷のユニホーム姿がお目見えすることになったという。ホテルの壁面で、同氏がケージを昇降させながらブラシを使い手描きで描いた。

■新横浜プリンスホテル(横浜市港北区)では、アニメ「新テニスの王子様」とコラボした宿泊プランやレストランメニューを販売している。
「新テニスの王子様」シリーズは2001年よりアニメ放映が開始され、2022年7月~9月に「新テニスの王子様U-17WORLD CUP」が放映。今年10月からは新シリーズも放送される大人気アニメ。今回のコラボは、10月からのアニメ放映に先駆け、作中、神奈川県にある中学校として登場する「立海大附属中学校テニス部」のメンバーが「新横浜プリンスホテルで職業体験」をテーマに、レストランメニュー、コンセプトルーム、当コラボ限定の描き下ろしイラストを使用したオリジナルグッズを販売。ホテル42階 最上階レストランでは、キャラクターをモチーフにしたアフタヌーンティーを提供。そのほかにも、キャラクターをイメージしたオリジナルノンアルコールドリンクも用意しており、コラボの前半・後半で、合計9種類の味を楽しめる。さらに、オリジナルノンアルコールドリンクを注文した人には、キャラクターごとの描き下ろしイラストを使用した限定アクリルコースターを特典でプレゼントする。コンセプトルームは、描き下ろしイラストを使用した装飾を施しており、職業体験にきた立海大附属中学校テニス部メンバーと宿泊できる。また、宿泊者限定の持ち帰り可能なノベルティグッズも用意している。

■JR西日本ホテルズでは、10ホテルの朝食で多様な食文化に配慮した「ラクト・オボ・ベジタリアン」(肉類・魚介類は食べないが卵・乳製品を含む食事は食べられる菜食者)への対応を順次開始した。
同取り組みは、海外の宿泊客からベジタリアンメニューへの要望が多数あったことから実施するもの。グループ10ホテルの朝食で共通の基準を設けることにより、事前予約なしで、ラクト・オボ・ベジタリアンに対応したメニューを提供する。ブッフェでの朝食を展開している各ホテルのメニューには、サラダやフルーツだけでなく、オムレツや豆腐など、地元の食材も使用した幅広いラクト・オボ・ベジタリアンメニューをラインナップ。ベジタリアンの宿泊客が自身で好みの料理をえらべるよう、対象のメニューにはピクトグラムを表示する。また、「奈良ホテル」や「ホテルヴィスキオ尼崎」では、地元の野菜や卵を使用したラクト・オボ・ベジタリアン対応のセットメニューを用意。さらに一部のホテルでは、今回の取り組み以外にも、ランチ・ディナーでヴィーガンやムスリムの利用客に対応するメニューを提供しているという。対象ホテルと対象店舗は、ホテルグランヴィア京都2階カフェレストラン「ル・タン」、ホテルグランヴィア大阪19階フレンチレストラン「フルーヴ」、ホテルグランヴィア和歌山5階ダイニング「ミユウ」、ホテルグランヴィア岡山19階ダイニング&バー「アプローズ」、ホテルグランヴィア広島2階カフェ&ブッフェ「ディッシュパレード」、ホテルヴィスキオ京都1階レストラン「ヴィスキオガーデン」、ホテルヴィスキオ大阪1階イタリアンキッチン「ヴェルデ カッサ」、ホテルヴィスキオ尼崎2階カフェ&レストラン「ウエストリバー」、ホテルヴィスキオ富山4階レストラン「ヴィスキオガーデン」、奈良ホテル本館1階メインダイニングルーム「三笠」。

■voco広島(広島市南区)が2027年後半に開業する。
不動産開発などのサムティが英国のIHGホテルズ&リゾーツと提携し、同市的場町のホテルセンチュリー21広島の跡地に進出するもので、JR広島駅周辺では既に複数のホテル建設が進んでおり、競争が一段と激しくなりそうな気配となっている。voco広島は地上19階、地下1階の延べ約17,000平方m。301室の客室やレストラン、会議室、スポーツジムなどを備える。「voco」ブランドは、都会的なデザインの内外装が特徴で、国内では大阪市で昨年開業したホテルに続き2カ所目。旧西国街道沿いに立地することを踏まえ、一部に江戸期の街道をイメージしたデザインも取り入れるという。IHG系列のホテルは、広島県内ではANAクラウンプラザホテル広島に続き2カ所目。IHGに運営を委託する。ホテルセンチュリー21広島は2022年8月に閉館し、解体が進んでいた。訪日客も迎えられる高品質な宿泊サービスを提供し、地域の観光振興や雇用創出にも貢献したいとしている。広島駅一帯では、新広島駅ビルにホテルグランヴィア広島サウスゲートがオープンするほか、アパグループも3施設の開業を予定している。

■DEN’s HOTEL Yonezawa(山形県米沢市)がオープンした。
東急ホテルズ&リゾーツが「DEN ORIENTAL RELATIONS」とフランチャイズ契約を締結して運営していた旧米沢エクセルホテル東急が、契約終了で営業を終了するのに合わせ、名称を変更してオープンするもの。客室数は62室。付帯施設はレストラン・ラウンジ・宴会場ほか。