ホテルのニュース20240720
■弘前プラザホテル(青森県弘前市)に「桜ミク」とのコラボルームが登場した。
「桜ミク」は、世界的に人気のバーチャルシンガー・初音ミクから派生したキャラクター。コラボルームは最上階8階のツインルームで、部屋全体を「桜ミク」のキャラクターイメージで装飾。特に壁面には桜ミクの大きなタペストリーが掲出されている他、窓ガラスや鏡には津軽三味線やりんご飴などのアイテムを持った桜ミクデフォルメイラスト、そしてベッドカバーにも「こぎん刺し」が装飾されており、まさに弘前ならではの夢のような空間が演出されている。また、宿泊者には同コラボルーム限定の記念グッズをプレゼント。
■レンブラントホテル東京町田(都内町田市)では、まだ使えるプロ仕様の食器類をお手頃価格で販売する「お宝市」を開催し、収益金を日本赤十字を通じて能登半島地震災害義援金として寄付する。
長年ホテルで愛用されてきたけど数が揃わなくなりその役目を終えようとしている器やグラス、カトラリーなど「まだ使えるけれど使わなくなってしまった」プロ仕様の食器類を1点10円(税込)~販売。収益金は全て日本赤十字を通じて能登半島地震の災害義援金として寄付するという。
■ダブルツリーby ヒルトン京都駅(京都市南区)が開業した。
ヒルトンにとって京都市内で4軒目、ダブルツリーby ヒルトンブランドは国内で6軒目の進出となる。地上9階建てで、全266室の客室の他、料飲施設(オールデイダイニング、カフェラウンジ)、24時間利用可能なフィットネスセンター、エグゼクティブラウンジ、ミーティングルームを兼ね備える。内装は「A Touch of Kyoto Essence -京都の伝統に触れる-」をコンセプトに、京都の伝統産業、工芸品、装飾品を取り入れ、伝統の技法と現代美術が融合する空間を演出した。エントランスロビーには、華道「生花」から着想した花器のモニュメント、天井には宙に墨で一筆書きしたような迫力あるアートが存在感を放つ。また京瓦を使用したカフェラウンジのカウンターや北山杉を染め編みした壁アートなど、京都の伝統産業・資源を使用したインテリアが空間に調和をもたらす。さらに、清水焼などの工芸品もロビーエリアに点在し、継承者が文化を発信できる場として未来へつなぐための工夫を施した。ホテル2階から最上階9階に位置する全16タイプ266室の客室は、階層で内装デザインが異なる。2階から6階は、古都・京都を感じるレトロモダンなスタイルで統一し、和柄のカーペットを採用した華やかなデザイン。7階から9階はエグゼクティブルームとスイートルームのフロア。エグゼクティブルームは紫を基調としたクラシックなスタイルで、落ち着いた寛ぎの空間を演出する。3室あるスイートルームは81平方mの広さを有し、リビングとベッドルームが分かれた快適な客室で贅沢に過ごせる。また、スイートルーム3室のうち1 室は「畳スイートルーム」として、日本文化に興味があるお客に満足してもらえる和スタイルの客室を用意した。最上階9階に位置する、エグゼクティブルーム・スイートルームに宿泊のお客のみが利用できるエグゼクティブラウンジでは、チェックイン、チェックアウト、朝食、リフレッシュメント、イブニングカクテルなどのサービスを提供。
■(仮称)OMO7横浜 by 星野リゾート(横浜市中区)が2026年にオープンする。
横浜市旧市庁舎街区活用事業として、同ホテルの他、DeNAが運営するライブビューイングアリーナを備えた複合施設が完成する。同事業は、横浜駅からすぐ、人気観光地のみなとみらい地区からも近い関内で行う大規模開発プロジェクト。横浜スタジアム・横浜公園方面とはデッキでつながり、JR「関内」駅前を舞台に、新たな感動とにぎわいの源泉となる街を創造する。ホテルは、8階建ての旧市庁舎行政棟を保存活用しながら、国内外の観光客を受け入れていく。館内では、カフェ・レストラン・約280室の客室を備えるほか、横浜での滞在をより深く楽しむためのサービスを多数用意。ガイドブックには載っていない街のディープな魅力を集めた「ご近所マップ」や、"ご近所ガイドOMOレンジャー"と共に街を巡るサービス「Go-KINJO(ごーきんじょ)」を展開するという。
■(仮称)相鉄フレッサイン岩手北上(岩手県北上市)が2026年秋に開業する。
鉄骨造り14階建て、延べ床面積約4,500平方m。客室は167室で、ベッドが一つのダブルルーム(1室15平方m)のほか、ベッドが二つのツインルーム(同18平方m)も1割設ける。これまでなかった大浴場も整備する予定だという。場所は、北上市大通りのJR北上駅西口で、相鉄フレッサインブランドとして、東北地方では「相鉄フレッサイン仙台」に続き2店舗目、岩手県への進出は初めて。相鉄グループの相鉄ホテル開発が地権者より土地を借り受け、建物を新たに建設し、相鉄ホテルマネジメントが運営するもので、相鉄ホテルズの宿泊特化型ホテルは、同ホテルを含めると60店舗(開業準備中を含む)となる。企業集積を踏まえ、出張などの宿泊需要を見込む。
■ホテルグランド富士(静岡県富士市)では、能登半島地震で被災した石川県の製品を館内で販売している。
長く取引がある企業の製品が中心。能登いしり醤油やたらの子缶詰など老舗の食品のほか、輪島塗を施した箸、伝統工芸の水引をあしらったブックマーカーなど約20種類をそろえた。同県の杜氏が酒造りを行う富士宮市の牧野酒造の商品も「能登の復興願酒」のオリジナルラベルを付けて販売するという。同社では震災後、現地出身の杜氏が故郷を心配しながら酒の仕込みを続けてきた。売上金は全額、日本赤十字社同県支部などに寄付する予定。
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