ホテルのニュース20240930

2024年9月30日

■変なホテルエクスプレス名古屋伏見駅前(名古屋市中区)に、「クッピーラムネ」のキャラクターで客室を飾った「クッピーラムネルーム」が登場した。
クッピーラムネは名古屋の会社「カクダイ製菓」のラムネ菓子商品。パッケージなどに展開するウサギとリスのキャラクターと共に親しまれている。「クッピーラムネルーム」には、同商品のビジュアルを活用して作った壁紙やベッドスロー、カーテンを設置。正面の壁紙はキャラクターを大きく配したデザインで、側面はビジュアルの青色を採用して細かくキャラクターをあしらったデザイン。カーテンは線画で表現したキャラクターをちりばめたデザインで既存の壁の色に近い落ち着いた色を採用した。同キャラクターのぬいぐるみやクッション、壁掛け小物入れなどで飾るほか、マグカップやアクリルカップ、絵本、クッピーラムネの歴史や商品名、イラストの移り変わりを記したポップなども置く。ドアの通路側にも同キャラクターのシートを貼り、部屋に入る前からわくわく感を味わってもらい、クッピーラムネルームを通りかかったお客にも気づいてもらいたいとしている。宿泊者には、オリジナルデザインのステッカーとクッピーラムネ、カクダイ製菓のブランド「ザ・ラムネラバーズ」の生ラムネ名古屋缶を進呈する。同ホテルが行う地元企業とのコラボ企画は、ジェイアール東海フードサービスが製造・販売する名古屋のスイーツ「ぴよりん」のアイテムで飾った「ぴよりんルーム」、みそかつ「矢場とん」のイメージキャラクターで飾った「ぶーちゃんルーム」」に続き、3例目。「クッピーラムネ」が刺さる世代の30～40代のほか、昭和レトロを楽しむ若い世代にも楽しんでほしいとしている。

■人気アプリゲーム「誰ソ彼ホテル」がTVアニメ化される。
原作はシリーズ全世界累計100万ダウンロードを突破した大人気アプリゲーム「誰ソ彼ホテル」。TVアニメ化決定を記念し、"キャストサイン入り色紙が当たるフォロー&リポストキャンペーン"も実施する。昼も夜もなく、一日中夕暮れに染まっている「黄昏ホテル」。そこは、あの世に行くか現世に戻るか、行き先を決めかねている魂たちが羽を休めるために存在する生と死の狭間のホテル。主人公、塚原音子は、自分が何者なのかどうしてここにいるのか、記憶を想い出せないまま「黄昏ホテル」に彷徨いつく。従業員の先導で、宿泊部屋に案内されることに。「部屋にはお客様の記憶にまつわる品があるはずです。それを手がかりにお客様の記憶を取り戻すことができるかもしれません。」現世に帰るために探索し自分を想いだしていく中、とある事件に直面する・・・

■ホテルドリームゲート舞浜(千葉県浦安市)に、海底探索をテーマとした体験型コンセプトルーム「ドリームマリンルーム」が登場した。
扉を開けて一歩足を踏み入れると、自由に泳ぐ生き物たちが出迎え、まるで海の中にいるような空間を提供する。また室内は、ブラックライトで浮かび上がる生き物たちを探して楽しむ視覚的体験を取り入れた仕掛けを用意しており、遊び心がくすぐられる客室。
また、コンセプトルーム誕生を記念して、オリジナルのびるトートバックとポケット付きハンカチが付いた「ドリームマリンルーム発売記念 ノベルティプレゼントプラン」を販売。同ホテルのコンセプトである「舞浜リゾートをもっと快適に、もっと楽しめるホテル」を体現し、家族や友達同士での宿泊を更に楽しめる客室を提供する。

■星野リゾートBEBは、専門学校「東京モード学園」とコラボし、「旅」をテーマに産学連携プロジェクトを実施している。
第一弾は、星野リゾート唯一の自転車を楽しむホテル「星野リゾート　BEB5土浦」で、茨城・土浦での旅体験とメイク講座の動画制作をおこなった。「BEB」がターゲットとする若い世代は、ファッションや美容への興味関心が高く、SNSでトレンドをいち早くキャッチしながら、遊びに行く場所に合わせて服を決めるなど、体験から逆算してファッションを楽しむ世代。「BEB」は、若い世代に、もっと旅をしてほしい、という考えのもとに誕生したホテルで、その地域ならではの体験を提案している。「東京モード学園」には、将来ファッションやメイクのプロを目指す、感性豊かな学生が多く在籍している。学生の目線で旅先の体験に合わせたファッションやメイク、グラフィックを提案することで、若い世代が旅の楽しさを感じ、もっと旅を好きになるきっかけをつくりたいという思いから、このプロジェクトを発足したという。学生が発案した動画や商品は、YoutubeやSNSを使って、BEBブランドのターゲット世代に向けて発信しる。

■源ホテル鎌倉(神奈川県鎌倉市)は、TVアニメ「逃げ上手の若君」とのコラボレーションルーム宿泊プランを販売している。
「逃げ上手の若君」とは、「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」等の松井優征氏が描く「週刊少年ジャンプ」で大人気連載中の歴史スペクタクル漫画がアニメ化されたもので、鎌倉幕府滅亡の後、北条家の生き残り・北条時行が動乱の世を駆け抜けるという物語。客室は、等身大パネルの展示やキャラクターを使用した装飾など、思わず写真を撮りたくなるような「逃げ若」一色のコラボルームとなっている。また、宿泊者限定プレゼントとして、ミニキャラアクリルスタンド(全7種1セット)、巾着(全1種)、てぬぐい(全1種)、ドアノブハンガー(全7種,ランダム配布)。同ホテルは、北条家の屋敷があったとされる一角に位置し、鶴岡八幡宮の目の前という観光にも便利な立地。

■BLANC FUJI(山梨県富士吉田市)が開業した。
自然共生型ホテルをプロデュース・運営するBLANCが手掛ける国内2拠点目。四季を感じながら富士山を望み、静ひつな桂川のせせらぎを聴き、木や石のぬくもりに触れる。地元食材を使った食事に舌鼓を打ち、季節ごとに木々や草花が香る自然と共生することで体感する「余白」。せわしなく過ごす日常を離れ、安らぎを得たい方に、五感で自然を感じる旅を提供する。BLANCは、"自由でサスティナブルなホテルづくりを可能にする"をミッションに掲げ、全国で自然共生型ホテルの企画・運営・開発を行っている。建てる、壊すといった従来のホテル建築のあり方を抜本から見直し、自然との共生を可能にするためトレーラーハウスを活用した移動できる客室「Movilla」を自社開発。建築制限により利用できなかった土地や常識では考えられない場所に、自然との境界線を限りなく０に近づけながら快適に過ごせる新しい宿泊体験を提供する。BLANC FUJIは、沖縄県宮古島市のRuGu Glamping resortに続き2拠点目となる。