ホテルのニュース20241006
■ゆとりろ山鹿(熊本県山鹿市)は、「ロマン漂う彩の宿」を新たなコンセプトでプチリニューアルした。
リニューアルでは、館内にいながらも地域の魅力に触れられるよう、山鹿の風情溢れるインテリアやコンテンツを各所に採用。リニューアルにあわせ、記念宿泊プランの販売も開始した。ロビーラウンジにはBARを新設。提灯の温かな灯りのもとで、旅の夜のひとときを楽しめるとしている。囲炉裏スペースではセルフで愉しむ焼き団子を用意。まるでお茶屋でひと休みするかのように寛げるという。また、囲炉裏スペースをはじめ、ビリヤードや卓球、ブックコーナーには仕切りを設置、周りの目線を気にせずに過ごせるとしている。その他、ラウンジには、ゆっくり寛ぎながら散策プランを練ることができるよう、観光マップやパンフレットを備えたインフォメーションボードを用意。食事には、熊本県産の黒毛和牛の陶板焼きやあか牛を使用した赤牛丼に熊本野菜などを用意、器にもこだわり、目でも楽しめる内容だという。
■飲食店・レストランを紹介する「ミシュランガイド」のホテル・旅館版にあたる「ミシュランキー」が登場した。
初年度は108軒の施設を認定している。ミシュランガイドでも宿泊施設の紹介は行なっており、そのホテルセレクションには世界6,000軒以上を掲載しているが、ミシュランキーはそのなかから「さらに素晴らしいホテルを認定する」取り組みで、ミシュランガイドにおける「星」に相当する「キー」(鍵のマーク)で3段階の評価を行なう。ミシュランはフランス、アメリカ、スペイン、イタリアの各国で既にミシュランキーの発表を行なっているが、今回アジア初のミシュランキーでは国内243軒を掲載、うち最上位の3キーを6軒、2キーを17軒、1キーを85軒(計108軒)認定している。3段階の評価は、1キーは特別な滞在、2キーは素晴らしい滞在、3キーは最上級の滞在を意味する。セレクションの作成には4年かけており、すべてエージェントが実際に滞在し、さまざまな角度からホテル体験を評価しているという。アメニティのチェックリストではなく、利用者がなにを体験するか、滞在で満足できるか、思い出を作ることができるかを大切にしているという。セレクションの評価軸は5つあり、第1にその土地ならではの体験ができるかを含む「ホテル自体が目的地になり得るか」。第2に「建築と内装デザインが素晴らしいか」、第3に「施設の個性や特徴を反映した独自性があるか」。そして4つ目は「サービスの質、快適性、メンテナンスが行き届いているか」、5つ目は価格に見合った体感ができるかを図る「本物であるか」。
■ザ ロイヤルパークキャンバス神戸三宮(神戸市中央区)に、明治のロングセラーチョコ菓子「アポロ」とのコラボルームが登場した。
異国情緒あふれる神戸の街中で、20~30代の女性をターゲットにさまざまな企画を実施している同ホテルと、子どもの頃に食べていた「アポロ」を改めて大人に楽しんでほしいという明治の想いが重なったことで、「アポロ」55周年企画の第1弾として実現したという。コラボルームは、「アポロ」と言えば!な苺柄やピンク色を、入り口ドアから壁面、カーペットなど部屋の各所にデザイン。さらに、ランプシェードがアポロの形になっていたり、窓や浴室のドアにとろりと溶けるチョコレートがデコレーションされていたり、お馴染みのキャラクター「アポロちゃん」に変身できる鏡があったり・・・。居るだけであま~い気分になれそうなこの部屋の宿泊プランには、「アポログッズ」や「明治お菓子セット」が付いてくるほか、宿泊サービスのひとつ「〆アイス」にアポロトッピングがスタンバイ。
■ホテルラフォーレ修善寺(静岡県伊豆市)、温泉露天風呂付湯宿「山紫水明 参号館」を開業した。
50万坪の自然豊かな「ラフォーレリゾート修善寺」敷地内に位置し、"伊豆の大自然に佇む"をコンセプトにした温泉露天風呂付の湯宿。伊豆の大自然に囲まれた場所で心穏やかに過ごせる空間を意識。さらにプライベート感を感じられるよう森に浮かぶような心地よいテラスと柔らかな外光が差し込む露天風呂、ゆったりとくつろげる畳のリビングを全ての客室に設えた。また開業に伴い、修善寺温泉で癒しととのえる開業記念プラン「名湯 修善寺温泉でととのえるリチャージ旅」を用意。伊豆市土肥地区でしか栽培されていない幻の果実"白びわ"の葉を使用した「ほわっとびわ茶」で身体の中から整え、湯上りには「しずおか茶コーラ」で爽快感を感じることができる。その他にも伊豆名物の「猪最中」などを用意し、修善寺温泉だけでなく客室内でもほっと一息、旅を満喫できるアイテムを提供するという。
■大阪ステーションホテル オートグラフ コレクション(大阪市北区)が開業した。
「大阪ステーションホテル」は、1874年5月11日に開業した初代大阪駅の地に誕生する。この土地の紡がれてきた歴史や文化を未来へと継承すべく「THE OSAKA TIME」をブランドコンセプトとしている。1階エントランス、29階フロント・ロビー、レストラン、30階から38階までのフロアに8つのスイートを含む全418室の客室を擁し、7階には天井高7mの大宴会場(742平方m)を含む5つの宴会場、30階にはジム・バスエリア、そして最上階の38階には「SPECIALTY SALON」を備える。ホテルデザインは、こうした各エリアを巡ることで生まれるTIME TRAVEL(時空の旅)というストーリーによって、大阪の歴史、文化、体験からインスパイアされ様々な工芸や素材によって創り込まれ、そしてまた、「鉄道・駅の記憶」を大切な誇りに、唯一無二の体験を提供する。フロントは29階に位置し、客室は30階~38階。30階~33階は「シグネチャー」、34階~37階は「シーニック」、最上階38階は「スペシャリティ」として、18タイプ全418室の客室を用意。各客室は、建物の外周に沿ってロの字に配置されているので、東西南北で異なる景色が楽しめる。内装デザインは、大阪・堺に生まれた茶人、千利休の思想である"見立ての心"を大切に、大阪の洗練された文化、親しみのあるおもてなし、上質な寛ぎで、旅の余韻に浸ってほしいとしている。
■レクトーレ熱海桃山SMART(静岡県熱海市)がオープンした。
TKPが「レクトーレ熱海桃山」の新館として手掛けるホテル。「レクトーレ熱海桃山」は熱海の市街地に2014年にオープンした。熱海駅から徒歩7分の便利な場所に位置しているため、平日は企業研修や団体用途のセミナーホテルとして、週末は個人向けのリゾートホテルとして利用されている。周辺には、多くの観光名所が立地し、東京からも約40分とアクセスが良好なことから、今後の観光やビジネス、インバウンド等の需要を見据え、今回新館となる「レクトーレ熱海桃山SMART」をオープンすることになったという。「レクトーレ熱海桃山SMART」は「自分らしく"スマート"なひとときを」をコンセプトに、ホテルのエントランスから客室に至るまで、滞在がよりスマートになるよう、「自由」にこだわったホテルサービスを追求する。熱海駅から徒歩5分の立地に加え、手荷物一時預かり・キャリーサービスやスマートチェックイン、スマートロック等のサービスを提供することで、お客の"スマート"なひとときを実現。計13室の同ホテルは、スタンダードツインルームやモデレートトリプルルーム、バンクフォースルームといった多様な客室タイプで構成されており、内5室は天然温泉の露天風呂を備える。館内に設けた3つの源泉かけ流しの貸切風呂では、プライベートな空間で熱海温泉を無料で楽しめる他、近隣の「レクトーレ熱海桃山」の大浴場や貸切露天風呂も利用可能。
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