ホテルのニュース20241015
■CLAVIS下落合(都内新宿区)が開業した。
全国各地で長期滞在型ホテルを中心に宿泊施設の運用を行っているカソクが運営するアパートメントホテル。部屋のタイプは4つあり、用途に合わせて選ぶことができる。部屋ごとにデザインが異なることも特徴。特に4名、6名用の部屋は家族や友人とのグループ旅行に最適。キッチンやシャワールームには長期滞在に適した設備を用意。また完全無人運用のセルフチェックイン・アウトのため、完全プライベート空間を楽しめる。インバウンド対応をしているため、海外から訪日した人も安心して滞在できる。場所は、下落合駅から徒歩4分と、アクセス抜群の場所に位置する。
■中国・成都に「ホテル・ニッコー成都 怡心湖」がオープンする。
四川省の省都として世界有数の企業が多数進出する成都、都市開発プロジェクトの進む双流区のにぎやかな中心部に位置する。双流区は、国内外の主要空港と結ぶ成都双流国際空港があることから、当該エリアの空の玄関口としても知られている。木や石材などの天然素材を巧みに取り入れることで上質な心地よさを追求した館内デザインは、東洋の美意識から着想を得ており、スイートルームを含む303室の客室にもそのデザインが踏襲されているという。また、客室の天井から床まで続く大きな窓からは、隣接する怡心湖や煌めく成都のスカイラインを眺めることができる。個性豊かな6つのレストラン・バーラウンジを有し、昼にはアフタヌーンティーやコーヒー・紅茶を、夜にはカクテルやウィスキーをはじめとしたアルコールを提供する「ロビーラウンジ」やエグゼクティブラウンジ「Nikko Club」。世界から集めた茶葉で中国の伝統的な喫茶文化を体験できる中国茶室「怡禾」を用意した。また、天井高7mのグランドボールルームのほか、多目的に利用できる5つの会議室を用意。いずれも充実した設備を備えており、館内全体のインテリアコンセプトである東洋の美意識を取り入れたデザインにより、ビジネスをはじめ、祝い事の宴席に優雅で上品な空間を提供する。
■東京エディション虎ノ門(都内港区)31階のLobby Barでは、宮崎焼酎を使ったカクテル「MIYAZAKI Shochu Cocktails」を展開している。
今年初旬、同ホテルのシニアバーディレクターがアメリカのバーテンダーたちと共に宮崎を訪れ、柳田酒造、黒木本店、京屋酒造、渡辺酒造、霧島酒造の4つの焼酎蔵を巡った。麦畑で麦を踏んで幹を強くする工程や、芋を磨く作業など、蒸留までのプロセスを直接生産者から学び、そこで出会った人々やカルチャーからインスピレーションを受け、その時に五感で感じた世界観をカクテルで表現したという。同行していた、アメリカの有名バーDeath & Coのファウンダーが現地で撮影した写真を掲載した新しいカクテルメニューと共に、宮崎焼酎の魅力をカクテルのストーリーにのせて届ける。個性豊かなそれぞれの焼酎蔵の特徴を捉えながら、独自の視点で解釈し創られた物語性の高いカクテルを、緑溢れる「天空のジャングル」Lobby Barで味わえる。
■龍宮城スパホテル三日月(千葉県木更津市)では、千葉県のローカル鉄道3社(小湊鉄道、いすみ鉄道、銚子電気鉄道)とコラボした「TRAIN/BUSルーム」を展開している。
小湊鉄道バス・小湊鉄道・いすみ鉄道・銚子電気鉄道の各社とコラボした客室4部屋と、3鉄道を集約させた客室1部屋の計5部屋を用意。モチーフを取り入れただけでなく、実際の鉄道・バスで使用した部品やレイアウトも活用している。さらに、ホテルのガーデンエリアが「三日月龍宮城駅」に大変身。いすみ鉄道から処分予定だった車両を移設展示しているほか、実際のレールや駅ホーム看板も設置。駅前の道路には、小湊鉄道バス2台を用意。ロビーも「駅の待合室」をイメージした演出を行なっている。小湊バスルームでは、小湊鉄道バスの車内で使われていた部品や備品を使用。運転士気分を満喫できる「運転席ブース」や客席シート・網棚も設置し、バス車内にいるかのような雰囲気を楽しめるという。小湊鉄道ルームでは、小湊鉄道の車両部品や備品を使用した「運転席ブース」のほか、網棚・つり革を設置。壁には、小湊鉄道沿線のイラストマップ、SLや運行車両の大きな画像をデザインしている。いすみ鉄道ルームでは、「三日月龍宮城駅」に配置する車両の部品・備品を使用した「運転席ブース」と、壁いっぱいに立体的な車両フェイスを備える。また、銚子鉄道ルームは、銚子電気鉄道で運行する「大正ロマン電車」をモチーフにデザイン。電車フェイス付きの「運転席ブース」が一体となった2段ベッドも設置。鉄道3社合同ルームでは、3社各社の車両フェイスが並ぶほか、ベッド3台と寝台列車風2段ベッド、「電車でGO」ブースを設置。2部屋を1部屋に拡大しており、最大8名まで利用できる。
■FAV LUX 小豆島(香川県小豆郡)が来夏~秋に開業を予定している。
1階のカフェラウンジでは、地元小豆島で採れた食材をメインに使用した朝食や軽食を提供予定。同じく1階のBAR&ラウンジでは、小豆島の他、地域の名産品や民芸品などを販売するショップを併設する。客室は、豊かな自然と瀬戸内海を一望できるプライベートバルコニーを全室に設置。サウナとガーデンプール付きのスイートルームも設置するという。またホテル内では、国内で55店舗の飲食事業を展開するソルト・グループの協業・監修により、サウナとプールが融合した施設のサーマルスパ「eden(エデン)」を併設。
小豆島の海岸に溶け込むような落ち着いた雰囲気の空間に、瀬戸内海を一望できるインフィニティプールやオートロウリュー付き・約90度のフィンランド式サウナを完備、屋外ラウンジスペースでは、クラフトビールやスパークリングワインなどを楽しめるという。小豆島町は、2021年と2022年に2年連続で「世界の持続可能な観光地トップ100選」に選出されており、毎年100万人を超える観光客が訪れ、観光客の約3割が島内に宿泊している一方で、人手不足などを理由に宿泊キャパシティの低下が課題になっているという。同ホテルの開業により、小豆島を訪れる観光客の滞在時間の延長、消費拡大を期待し、各種プロモーションや地域周辺事業者との連携により、持続可能な観光地としての小豆島の発展を目指すとしている。客室数は45室。
■R&Bホテル大塚駅北口(都内豊島区)がリニューアルオープンした。
同ホテルは、1999年10月の開業から20年以上が経過し、このたび全館リニューアルを実施した。今回のリニューアルでは、客室の内装デザインを刷新したほか、広い天板のワイドデスクを設置するなど仕事にも適したレイアウトへの改善を実施した。また、ファミリーなど複数名での利用が可能なツインルームや、R&Bでは7ホテル目となるコネクティングルームを新設し、使い勝手の良さの向上を図ったという。また、「快眠(=持ちよく眠ること)」をはじめとして、ご滞在中に快適な時間や空間をご提供するため、睡眠専門家からのアドバイスを受けた他、睡眠理論に沿った「快眠」のこだわりを、寝具や設備・備品などで提供する。朝食は、毎朝ホテルスタッフが焼き上げる焼きたてパンを中心に、サラダやモーニングカレーなどをバイキング形式で用意する。ロビーには、人気の飲食店や観光地のほか、現地スタッフがピックアップした地元ならではのおすすめ店舗をマップ化した観光案内板を新たに設置した。
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