ホテルのニュース20241102
■ホテルグローバルビュープレミアム郡山(福島県郡山市)がオープンした。
旧ホテルプリシード郡山を改装し、客室は以前より6室多い165室で営業。地元食材を使った朝食をビュッフェ形式で提供する。同社はプレミアム郡山の数10m北側で「ホテルグローバルビュー郡山」を運営しており、ビジネス向けの同ホテルに対してプレミアム郡山はファミリー層やカップルなどの需要を見据えた比較的高級感のあるホテルとして営業するという。旧ホテルの建物内では閉館前、商業施設やスポーツクラブも営業していた。今回はホテルのみのオープンで、テナント誘致を現在進めている。地元の人も都会の人も安らげるホテルにしたいとしている。旧ホテルプリシード郡山は1993年の開業から約30年営業し、昨年5月末に閉館。うすい百貨店の隣接地にあり、JR郡山駅前の空洞化などへの影響が懸念されていた。
■ラッフルズホテルが2028年に日本初進出する。
都内港区で進行する「世界貿易センタービルディング建替えプロジェクト」で、今後開業を迎える本館の36階~46階に「ラッフルズ東京」として開業し、客室数は全130室になる予定だという。ラッフルズは、欧州最大手のホテルグループであるアコーの最高級ラグジュアリーブランド。1887年にシンガポールで創業以来、アジアを代表する高級ホテルとして知られ、現在では世界各地で展開している。新たに開業するラッフルズ東京は、東京建物と世界貿易センタービルディングが開発、アコーが運営する。提供するサービスでは、同ブランドのシグネチャーであるロングバーやライターズバーのほか、各種レストラン、プール、フィットネス施設も完備。また、ラッフルズの伝説的なバトラーサービスも提供されるという。「世界貿易センタービルディング建替えプロジェクト」では、新たに開業するビル本館2階に日本各地の新たな魅力や楽しみ方を、訪日外国人旅行者や国内旅行者に対して発信する「観光プレ体験施設」を開業。「観光」や「名産品」をテーマにした体験型コンテンツで、地方への訪問意欲や再訪意欲を喚起していく。このほか、本館・ターミナルにはアトレが運営する商業施設、ワールドメディカルセンター、カンファレンス施設などがオープン。さらに、JR、モノレール、地下鉄、バス、タクシーなどの交通機関をスムーズに繋ぐステーションコア、隣接した旧芝離宮恩賜庭園と視覚的につながる屋上庭園などが整備される。
■ホテルニューオータニ幕張(千葉市美浜区)日本料理「千羽鶴」では、「劇場版モノノ怪」とのコラボ企画として、「劇場版モノノ怪」コラボ御膳を提供している。
献立には映画のシーンでも登場するメニューを一部用意。白米に梅とごま塩をそれぞれ混ぜた「作中に登場する朴葉味噌のおにぎり」や、かごに盛られた色鮮やかな10種類の旬菜、デザートの「情念渦巻くロールケーキ 美麗なシャーベットを添えて」など、モノノ怪の世界観を見て・食べて楽しめるボリューム満点のラインアップ。コラボ御膳には、もれなく今回の映画のタイトルをプリントした「巾着」と、映画のメインビジュアルが入った「アートボード」の2種類のオリジナルノべルティを用意。「劇場版モノノ怪」をイメージした3種類のノンアルコールカクテルも販売。ノンアルコールカクテルを注文した人には、オリジナルアクリルコースターをプレゼント。フォトジェニックなだけでなく美味しさを追求した一杯を愉しめる。
■ロイヤルホテルは、福岡市博多区祇園町に新コンセプトのホテルを2026年秋に出店する。
福岡県内では「リーガロイヤルホテル小倉」に続く2軒目のホテルとなる。同ホテルはJR博多駅から徒歩圏内の博多区祇園町に位置し、街の賑わいを活かしたコンセプトで20~30代をメインターゲットとした新ブランドでの出店を予定。「HOTEL BAR」をテーマに、リラックスした雰囲気でお酒や会話を楽しみ、随所にバーのムードを感じさせるデザインや演出で、特別な旅の時間を提供するという。また、ホテル所在地の祇園町は日本三大繁華街のひとつ「中洲」にも近く夜も賑わいがあるエリアで、まちなか観光の拠点として、国内・海外のアクティブなゲストの利用を想定しているという。
■NOT A HOTELでは、海外向けにシェア別荘の販売を始めた。
著名クリエーターらがデザインした高級別荘を英語サイトで紹介する。瀬戸内海の離島の物件は1口(年30泊)約3億5000万円で、米国や東南アジアの「超富裕層」の購入を見込む。海外向けには、デザイナーでファッションプロデューサーのNIGO氏や国際的に有名なノルウェーの建築設計事務所「スノヘッタ」、デンマーク出身の著名建築家ビャルケ・インゲルス氏が率いるビャルケ・インゲルス・グループ(BIG)が手掛ける別荘を販売する。物件は北海道のルスツリゾート(北海道留寿都村)のスキー場山頂や瀬戸内海の離島、佐木島(広島県三原市)、千葉県富津市の海岸沿いに位置する。
■伊勢パールピアホテル(三重県伊勢市)では、「朝食付・室数限定 近鉄列車が間近で観れる!トレインビュー客室確約プラン」を販売している。
同プランは、かねてから多くの宿泊客から「電車が見える部屋がいい」との声があったため、より電車が見やすい客室を確約する宿泊プランとして提供するもの。同ホテルが立地する、近鉄山田線・JR参宮線「伊勢市」駅より徒歩圏内では、近鉄電車の通過回数が1日約80本と多く、また、同ホテルの窓から眺望できる線路がカーブで必ず減速するため、シャッターチャンスが確約されているという。同プランの客室タイプはスタンダードシングル・デラックスシングル・スタンダードツイン・デラックスツイン・ダブル(トレインビュー確約・禁煙)。眺望可能な近鉄線車両は、50000系しまかぜ、23000系伊勢志摩ライナー、21000系アーバンライナーplus等。50000系しまかぜは15時32分・16時23分に「宇治山田」駅発の車両を眺望可能(平日)だという。朝食は、6時30分より小鉢に盛り付けた料理を自由に選べるカフェテリア形式で提供。さまざまな料理が少量で食べやすく、食べ過ぎずにちょうど良い等の好評を得ているほか、ご当地グルメの伊勢うどんやホテル特製カレーも用意したという。
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