ホテルのニュース20241120

■穴原温泉吉川屋(福島県福島市)では、オリジナルデザイン「弁財天真尋ちゃん」のぬいぐるみを販売している。
漫画やゲームをこよなく愛し、「オタク」を自称している社長が企画した。お気に入りのぬいぐるみと旅して写真撮影などを楽しむ愛好者が全国的に増えていることから、グッズを新たに作ったという。温泉むすめ・「飯坂真尋ちゃん」は、飯坂の奥座敷、穴原温泉の開湯伝説に出てくる「川の女神」の力で、弁財天になった姿で登場したオリジナルデザイン。ロビーにある真尋ちゃんパネルと写真を撮ったり、コラボグッズを買ったり、特典つきの宿泊プランで温泉を満喫できる。ぬいぐるみの価格は3,800円(税込)で数量限定。売店で販売している。

■リゾートホテル久米アイランド(沖縄県島尻郡)に「琉球ルーム」が登場した。
久米島で最大の広さを誇るスイートルームである、64平方mのKUMEスイート(森)を改修し、畳縁のない琉球畳を設置し、和洋室へ生まれ変わった「琉球ルーム」。琉球畳では靴を脱いでリラックスして過ごし、久米島の美しい緑を感じることができる。宿泊客には久米島の紅芋を使ったウエルカムドリンクとウエルカムスイーツ付き。

■リーガロイヤルホテル(大阪市北区)のショコラブティック「レクラ」では、映画「きみの色」とコラボし、しろねこ堂メンバーのアクリルスタンド付きのコラボレーションショコラ「惑星の輝き8個セット(しろねこ堂メンバーのアクリルスタンド付)」を販売している。
2007年の開店以来、レクラ(フランス語の"輝き")をコンセプトにさまざまな商品を生み出してきた同店の最もアイコニックな商品が「惑星ショコラ」。太陽系8惑星をモチーフにした、芸術性溢れるボンボンショコラ。今回、映画「きみの色」の劇中歌「水金地火木土天アーメン」と親和性が高いショコラであることからコラボレーションが実現。「水金地火木土天アーメン」をモチーフにしたコラボレーションパッケージだけでなく、「ショコラブティック レクラ」オリジナルのしろねこ堂メンバーのアクリルスタンドが付いた「惑星ショコラ」が誕生したという。映画「きみの色」は、山田尚子監督の最新作となるオリジナル長編アニメーション映画。

■ザ・プリンス・パークタワー東京(都内港区)は、開業10周年を記念した特別プラン「Collection10 TOKYO TOWER Precious Day」を実施している。
同ホテルから徒歩約3分にある東京タワーの魅力を存分に堪能できるプラン。東京タワーの特別展望台の営業終了後、23時から約20分間、高さ250mに位置する特別展望台を貸し切りにできるほか、東京タワービューのレストランでディナー、客室ステイを楽しめるスペシャルプラン。客室は豪華なプレミアムジュニアスイートが用意され、食事もホテル最上階のスカイラウンジ、ステラガーデンで東京タワーの夜景を目の前にフルコースを楽しめる。

■JRタワーホテル日航札幌(札幌市中央区)では、北海道ぎょれんとコラボし、レストランフェア「海のサステナブルDish」を開催している。
同フェアでは、北海道ぎょれんの協力のもと、水産資源や生態系の保全に配慮して漁獲された海産物を一皿に凝縮した一品を提供する。北海道は豊富な水産資源に恵まれており、レストランでは日頃から北海道産の水産物を使った料理を提供しているが、今回はSDGsに配慮したホテルの取り組みの一つとして、北海道の海を守る各種の取り組みを実施している「北海道ぎょれん」とタッグを組み、レストランフェアを行うという。同フェアで取り上げる食材は、いずれも北海道産で “ほたて"、"秋鮭・いくら"と、"昆布"。"ほたて"については、北海道ぎょれんと生産者は早くから持続可能な漁業をけん引し、「育てる漁業」に取り組んでいる。また、貝がらのリサイクル活動など、きれいな海を守るための取り組みも実施している。"秋鮭・いくら"については、いつまでも秋鮭漁を続けられるよう、稚魚を育てて放流する「人工ふ化技術」により大切な資源を守っている。"昆布"については、昆布そのものが炭素を海中に取り込む「ブルーカーボン」生態系で、光合成効率が高く優れたCO2吸収源として注目されている。同フェアでは、各レストランの料理長がこれら4つの食材を使い、趣向を凝らした一皿に仕立てて提供する。同ホテルでは、フェアを通じて、SDGsの目標「12. つくる責任 つかう責任」と「14.海の豊かさを守ろう」を推進し、北海道の恵まれた水産資源を未来につなぐ一助になれるよう取り組みを進める。

■陶々亭(長崎県長崎市)がグランドオープンした。
古くからさまざまな交流の拠点としての役割を果たしてきた長崎の賑わいと文化の継承を目的に、築100年をこえる和風建築を再生したオーベルジュ。客室は、1949年頃から「中華料亭 陶々亭」として使用されていた宴席の場であった「主屋」と、メゾネットタイプの「離れ」、家財や小道具が保管されていた蔵をリノベーションした「蔵」の3部屋。内装は当時の時代感を活かした空間にモダンなインテリアを設え、新旧の意匠が感じられる個性際立つ空間に仕立てた。また、それぞれの空間には、ハタノワタル、安齊賢太らの質の高い現代の工芸・アート作品を設えた。家具や作品選定は「51% 五割一分」が手がけている。料理は、元中華料亭の名残りを感じるレストランの「HAJIME」で、地産地消にこだわった、オーセンティックなイタリア料理が楽しめる。料亭時代から受け継がれる「人の心に残るおもてなし」を大切に、長崎和牛や長崎漁港で獲れた地魚、地元農家の野菜など、長崎の旬の食材をふんだんに使った、どこか家庭的で懐かしさを感じるイタリアンを提供する。滞在をより豊かにするために送迎オプションも用意。また、今回のグランドオープンを記念し、「長崎くんち」をさじき席で見ることができる特別プランも販売するという。