ホテルのニュース20241211
■node hotel(京都市中京区)は、同ホテルが所蔵し、普段は展示することのない作品を展示する特別展「node collection#2」を開催している。
「node collection」は3年前に初開催し、今回で2回目の開催となるもの。「センチメンタルな旅」などで知られる日本を代表する写真家の荒木経惟氏、幾何形態と有機物を組み合わせた独自の立体物を描くカワイハルナ氏の平面作品などを中心に1階ギャラリーで展示。同ホテルは京都四条烏丸エリアに位置し、1階にレセプション・ロビー・カフェダイニング・バーを併設。客室数は25室で、シンプルな佇まいの中に、アートが存在感を放ちながらも調和、オーセンティックな家具や装飾品が洗練された空間を演出するという。会場は、同ホテル1階ギャラリー。展示時間は10時~20時(無休、入場無料、宿泊客は24時間観覧可能)。
■スペインのホテルに、ガラス張りで無防備な客室が登場し、ちょっとした話題となっている。
スペイン・イビサのアートコンセプトホテル「パラディソ・ホテル」にある「Glass Box Room(ガラス箱の部屋)」がそれ。ロビーに入ってすぐに設置されている同部屋は、予約すると1泊無料で泊まれる。ただ、同部屋はガラス張りで、ロビーを行き交う他の宿泊客が見えたり、外からカメラで撮られたりという無防備さ。同ホテルはアートホテル。ガラス張りの部屋に宿泊すると、当人も展示の一部になるという。明かりは常についたまま、防音設備もないという。ちなみに、浴室やトイレなどはベッドルームと隣接しているが、外からは見えない仕様だという。宿泊した人からは、「ロビーとつながっているから、耳栓とアイマスクは必需品。」「ホテル全体がピンクでとてもすてきな雰囲気。」「不思議な夜を過ごす価値はあった」等、さまざまな反応を集めている。
■フォーシーズンズホテル東京大手町(都内千代田区)の「THE LOUNGE」では、「サンタ・マリア・ノヴェッラ アフタヌーンティー」開催している。
フィレンツェで生まれ800年の歴史を誇る、世界最古の薬局を代表するフレグランスから着想を得たスイーツやセイボリーを提供。さらに、サンタ・マリア・ノヴェッラのフレグランス付き。スイーツは、1221年から続くサンタ・マリア・ノヴェッラ設立800周年を記念して作られたフレグランスコレクション「フィレンツェ1221エディション」から着想を得て作られた5品を用意。華やかながらも奥深いフィレンツェの歴史にまつわるストーリーを込めて作られたひとつのオーデコロンのように、数々の素材やハーブを小さなスイーツに合わせ、美しく絡み合う重層的な味わいを堪能できる。
■センタラグランドホテル大阪(大阪市浪速区)では、開業1周年を記念して誕生した同ホテルオリジナル「センタラダンス」のダンスコンテストを開催している。
ホテルの開業1周年企画として、昨年大流行したAdo唱の「ゾンビ・デ・ダンス」の生みの親である振付師TERUPOP氏によって考案された「センタラダンス」は、同ホテル開業1周年イベントで初披露された。またプロのダンサーたちやホテルスタッフらが「センタラダンス」を踊る様子を収めた動画を、InstagramおよびTikTokのホテル公式アカウントで公開。この「センタラダンス」をさらに世の中に広めるべく、今回オンラインでダンスコンテストを開催することになったという。センタラダンスを踊っている動画を自身のInstagramまたはTikTokに投稿してくれた人の中から、トップ3の優秀者を決定する。選ばれた人にはホテルの宿泊券や食事券をプレゼント。
■センチュリーマリーナ函館(北海道函館市)に、函館出身のロックバンド「GLAY」とコラボしたコンセプトルーム「GLAY ROOM」が登場した。
スタンダードフロアの中での最上階である10階の函館山側の1室をGLAY仕様にした客室。「シックでクール」をテーマに、描き下ろしイラストやGLAYのロゴ入りベッドスローで室内を装飾。GLAYのロゴを貼り付けた窓からは、過去2度にわたってGLAYが野外ライブを開いた「緑の島」を見下ろすことができる。緑の島で2013年に開催されたライブ「GLAY Special Live 2013 in HAKODATE GLORIOUS MILLION DOLLAR NIGHT」をはじめ、過去のライブ映像を収録したDVD6枚も貸し出す。客室備え付けのDVDプレーヤーで楽しむことができるという。宿泊特典として、GLAYロゴ入りのマグカップとGLAYの楽曲(「HOWEVER」または「Winter,again」)入りのオルゴールを宿泊者1人に1個ずつ進呈。描き下ろしイラストを使った客室のカードキーも、宿泊後に持ち帰ることができる。同ホテルは、函館でGLAYのライブがある時を中心に、普段からGLAYファンが多く利用している。今回の企画は、GLAY30周年にあわせて実現したという。1人または2人で宿泊可能。宿泊代金は1人23,500円~。
■WITH THE STYLE FUKUOKA(福岡県福岡市)が全館を一新しリニューアルオープンした。
同ホテルは「非日常へ誘う、アーバンリゾートホテル」をコンセプトとしており、約3カ月間の改装期間をかけて料飲施設をはじめウエディング会場、客室、チャペル、温浴施設などを刷新した。1階にメインダイニング「cotton.」をバー「on the deck-Bar loumge-」と一体化させ、九州食材を中心にカリフォルニアキュイジーヌを提供するオールデイダイニング「cotton.」(150席、180平方m)として展開。ニーズやシーンを問わずに気軽さや日常的な使いやすさを追求し、10時~23時の時間帯で営業する。従来の1階「cotton.」のスペースは貸し切りパーティが可能なウエディング会場のメイン「ザ・テラスダイニング」(145平方m)として転換し、ウォーターテラスを背景にリゾート感を演出。また、5つのウエディング会場(55~245平方m)のすべてにオープンキッチンを完備し、出来立ての料理を提供する。全室テラス付きスイートタイプの16室の客室は以前まではダブルやキングをメインとしていたが、リニューアルに伴いゲストの希望に合わせてツインや他タイプへのカスタマイズを可能とする仕様に。その他、チャペルのインテリアの一新や、屋外テラスのジャグジーエリアにサウナを新設しセルフロウリュを楽しむことができる。

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