ホテルのニュース20250206
■Red Submarine(広島県呉市)がオープンした。
「泊まれる潜水艦」をコンセプトにしたホテルで、公衆浴場「赤ビル温泉」に併設してオープンした。赤ビル温泉を運営する「赤ビル3C & Spa」が出店。乗組員の1人として潜水艦で生活するような宿泊体験ができる簡易宿所として開業。施設内には、円筒形の内殻をイメージした天井や露出した配管、赤色灯、士官寝室風のドミトリーなど、潜水艦の気分を感じられるデザインや装飾を採用する。客室は全6室。ドミトリー、個室で構成する。宿泊定員は15人。個室はシングルのほか、ダブル、ツインルームも設けた。元乗組員というオーナーの父の協力で実現した呉らしいコンセプトのホテル。
■MUJI HOTEL GINZA(都内中央区)の一室に、"再生紙"を活用し、アップサイクル品を取り入れて素材の循環・再生を体現したコンセプトルーム「Re PAPER ROOM」がオープンした。
同社は、「感じ良い暮らしと社会」の実現を目指し、地域の人々と課題や価値観を共有し、地域を活性化するためのさまざまな活動を進めている。その中で、宿泊滞在の取り組み「MUJI STAY」は、「地域に溶け込むもうひとつの暮らし」をコンセプトとし、さまざまな地域で無印良品の世界観を体感できる宿泊・滞在・体験サービスを提供する。同ホテルはその取り組みの一つとして、無印良品がプロデュースした部屋に滞在でき、地域の食や文化を体験できるイベントやワークショップが楽しめる、地域文化のショーケースとなる滞在の場。今回、同ホテルの一室に、日常の暮らしに欠かせない、リサイクル性の高い"紙"を活用し、アップサイクルしたインテリアとアートを掛け合わせた特別な一室「Re PAPER ROOM」を制作。同社では、循環型社会を目指し、空間を作り出す建材や家具にもリサイクル可能な素材を活用できないか可能性を模索、今回“紙”のリサイクル性、耐久性、軽さに着目。永く使える建材や家具としての可能性を見出し、ノートの端材を100%使用して作成した壁面ボードや、強化ダンボールのみを使用して作られたベンチなどを部屋に取り入れたという。
■ロワジールホテルクラシックガーデン京都三条(京都市中京区)がオープンした。
客室は、ダブル・ツイン・フォースなど全169室。内装デザインは、京都らしい色調の和モダンテイストとした。朝食は、一面ガラス張りで日本庭園を眺望可能なレストランで7時~9時30分に提供。焼きたてのパン、手をかけた数種の玉子料理、京都のおばんざいなど、こだわりが詰まったメニューをビュッフェ形式で用意する。男女別大浴場では、日本庭園を眺めながら、心身ともにリラックスできるひと時を過ごせる。場所は、京都市営地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅6番出口より徒歩1分、阪急京都線「烏丸」駅より徒歩7分の立地。世界遺産の二条城や京都御所にもほど近く、観光の拠点として便利な立地ながらも落ち着いた空間が特徴で、ロビー・レストラン・男女別大浴場からは風情ある日本庭園の眺望を楽しめる。
■星野リゾートは2028年、北米・ニューヨーク州に温泉旅館を開業する。
日本のホテル会社による米国での温泉旅館開業は初の取り組みになるという。場所は、ニューヨーク州のシャロンスプリングス。マンハッタンから車で約3.5時間の歴史ある温泉地。古くはアメリカ先住民が治癒効果を求めて鉱泉を利用、1800年代中盤にはリゾート地として開発されるようになったが、1900年代に入り飛行機での旅行が盛んになってくる中で観光地として衰退していったという。活気を失って久しくなる温泉地で、地元の人々の協力とサポートを得ながらの温泉旅館の開業。日本から来る料理人には日本料理が期待されているように、「日本のホテル会社が米国に進出する時には、日本文化を反映したコンセプトが期待される」と同社。日本の温泉旅館を楽しみながら、シャロンスプリングスの良さも感じられるような旅ができる施設となる。
■Minn梅田中崎町(大阪市北区)がオープンした。
大阪エリアでは5棟目の開業となり、運営ホテルとしては、合計29棟となる。「Minn」は、グループや家族の「みんな」と、宿泊施設を意味する「inn」を掛け合わせた言葉で、大切な家族、友達、恋人と「みんなで一緒に泊まれる」をコンセプトとしたホテルブランド。キッチン付き25平方m以上の部屋を中心に、まるで家にいるような寛ぎの空間を提供。観光だけでなく、ビジネスでの長期滞在、ホームパーティ、女子会など、楽しみ方は無限大。滞在中は24時間施設を見守るクラウドレセプションがゲストの旅を遠隔でサポート。到着、滞在、出発までを出来るだけシームレスに、スマホから事前にチェックイン登録を済ませることで、ホテル到着後のチェックイン手続きは簡単スピーディー。場所は、大阪メトロ谷町線「中崎町駅」から徒歩4分の場所に位置し、アクセスの良さと落ち着いた環境を兼ね備えたホテル。全8室の客室を備え、ビジネスから観光、ファミリー旅行まで、幅広いニーズに応える。3名まで宿泊可能なキッチン付きの部屋は、ゆったりとした広さで、長期滞在にも最適。
■セカンドイン花園天然温泉ハナホテル花園インター(埼玉県深谷市)がグランドオープンした。
客室はシングル・ダブル・ツイン・和洋室など全100室。全室にスマートTVを完備、43インチの画面でYouTube、Prime
Video、U-NEXTなどが楽しめる。男女別天然温泉大浴場「美肌の湯」の利用時間は15時~24時・5時~9時30分。源泉に含まれている「重炭酸ソーダ」と「メタケイ酸」の2つの成分が、角質バランスを整え、肌を保湿するという。朝食は、和洋バイキング形式で6時15分~9時30分に無料で提供。日替わりメニューのため、飽きずに楽しめるとしている。場所は、関越自動車道「花園」ICより約3分、秩父鉄道「小前田」駅より徒歩17分の立地。国道140号線沿いに位置し、秩父や長瀞など県内観光地へのアクセスも良好だという。

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