ホテルのニュース20250209

■サンクチュアリコート琵琶湖ベネチアンモダンリゾート(滋賀県高島市)が開業した。
3月に開業した「サンクチュアリコート高山」に次ぐ、新ブランド「サンクチュアリコート」の第2弾となる。琵琶湖西側の湖畔に誕生した同ホテルは、広大な水盤と琵琶湖が一体となった、まるで"水の宮殿"を彷彿させるリゾート。「ベネチアンモダン」をデザインコンセプトとし、イタリアの水都ベネチアの街並みや美意識を現代に昇華させた意匠や調度品が随所にちりばめられている。湖畔に面した立地を生かし、客室は全てレイクビューのスイートルーム。どの部屋からも琵琶湖の豊かな自然を体感できる。同ホテルは「ウェルビーイングリゾート」をテーマに、リゾートトラストグループのメディカル事業とも連携し、独自の「ウェルネスプログラム」を展開。炭酸泉を備えた充実したスパ、ジムなどの付帯施設でのパーソナルトレーニングや、琵琶湖畔の自然の魅力を生かしたプログラムのほか、同グループのメディカル事業が監修した料理コースやサプリメント、オリジナル商品などの各種メニューを組み込んだ様々なプランを用意する。また、利用者の家族である愛犬に向けたサービスも用意。愛犬用のウェルカムトリーツ、専用の食事メニューを備えるほか、愛犬の大切な記念日を一緒に祝うサービスなども提供。広大なドッグランでは、撮影会など様々なイベントを開催し、愛犬を通した繋がりの場としても楽しめる。

■変なホテル仙台国分町、変なホテル福岡博多、変なホテル鹿児島天文館は、「新幹線コラボルーム」の提供を開始した。
変なホテル仙台国分町は東北新幹線はやぶさ・こまち、変なホテル福岡博多、変なホテル鹿児島天文館は九州にゆかりある新幹線のおもちゃや書籍、新幹線型の顔出しパネルを客室に設置した。宿泊者にはオリジナルトランプをプレゼントする。宿泊料金は、変なホテル仙台国分町が25,000円から(税サ込、素泊まり)、変なホテル福岡博多が23,000円から(同、朝食付)、変なホテル鹿児島天文館が20,000円から(同、素泊まり)。

■リーガロイヤルホテル(大阪市北区)は、「リーガロイヤルホテル大阪ヴィニェットコレクション」としてのリニューアルオープンに向け、館内の全面改装を進める。
客室は「伝統美と水の融合」をコンセプトに、水に浮かぶ「中之島」をイメージした空間に仕上げる。ロイヤルグリーンを基調とし、西洋のクラシックな様式を取り入れている廻り縁や建具など既存の建築部材を保存修理するほか、ヘッドボードには水の魅力を表現した書をあしらう。EVホールと客室階の廊下には、中之島の川の水と水面に映る月と光をテーマに金属素材を用いて制作したアートを設置する。改装が完了したフロアから順次販売を開始しており、約1,000室の客室は約1年をかけてリニューアルするという。

■パーム&ファウンテンテラスホテル(千葉県浦安市)に、ミニカーシリーズ「トミカ」をコンセプトにした「トミカルーム」が登場した。
客室内のベッドカバーやクッションには、乗用車をはじめ消防車やパトカーなど、「トミカ」にラインナップされた人気の車種をデザイン。「トミカ」づくしの客室を実現した「トミカルーム」は、ファンにはたまらない夢のような空間となっている。さらに、子どもが遊べるようさまざまな種類のミニカーを貸し出ししているほか、客室内にはプレイエリアを設置。街の様子を描いたマップや、「トミカ」を走らせることのできる道路、建物のおもちゃなどを使って遊ぶことができる。このほか、宿泊の記念に「トミカ」をデザインしたホテルオリジナルのプラスチック製カップと巾着も、1室につき1つずつプレゼント中。

■ラフォーレ那須(栃木県那須郡)は、子供だけでなく、大人も好奇心をくすぐるひとときを過ごせる新コテージ「フォレストコテージ」を開業した。
栃木県の名峰・那須岳の麓に位置し、那須御用邸に隣接する同ホテル。今回開業する新コテージ「フォレストコテージ」は、"FUN & REFRESH"をコンセプトに大人も子供も一緒に、ワクワクするひとときが思い出になるコテージとして生まれ変わる。那須高原の自然を見渡すことが出来るテラスから、四季の移ろいを感じられる「スタンダードタイプ」、ロフトベッドを備え、親子3世代ファミリーやお友達同士のグループ旅行などにも最適な「ロフトベッドタイプ」の2タイプ全8室。また、今回の開業に伴い、友達やファミリーで会話が弾み、部屋での時間を充実してもらえるような開業記念宿泊プラン「FUN & REFRESH STAY」を用意。チェキの貸出をはじめ、夜を盛り上げる那須名産のフードやドリンクを詰めた「シェアBOX」を提供する。

■ホテルセトレ神戸・舞子(神戸市垂水区)は、地域食材を使用し、同ホテルのシェフが考案・監修したメニューを学校法人愛徳学園の給食で継続的に提供する。
第1回目の給食メニューは「あわじ鶏のグリルと秋野菜 さつまいものスープ仕立て」。C-farmのさつまいもを使用して同メニューを仕上げる。生産者のC-farmの人も同学園を訪れ、野菜の美味しさや有機野菜の作り方、食品ロス削減のために規格外野菜を使うことのメリットなどを子供たちに分かりやすく説明、生産者と触れ合うことで、食材への関心・知識などを身に付けてもらう食育の場を提供するという。また、同取り組みを通じ、子供たちに地元の生産者をもっと広く知ってもらうとともに、給食へ地域の食材を取り入れることにより、食に関する指導の「生きた教材」として活用してもらい、地域の自然・文化・産業等に関する理解を深め、生産者の努力や食に関する感謝の気持ちを育んでいきたいという。