ホテルのニュース20250317

■ほりのみせ(千葉県夷隅郡)がオープンした。
昔ながらの魅力を残しながら、訪れる人々に癒しのひとときを提供するサウナ付き古民家宿。たけのこの産地であり、蛍が多く見られる千葉県で一番森林面積が多い大多喜町にある宇筒原という、自然が豊かな地域に位置。宿泊客は、田舎ならではの体験を通じて、都会の喧騒から離れた時間を過ごすことが可能。宿のコンセプトは「水」で、宿のふもとには川が流れ、サウナや浴室では川の流れる音を聞きながらくつろぐことができるという。一番のこだわりポイントは、水廻り空間。家族で入れる大きな浴槽と、サウナからは豊かな里山風景を楽しめ、開放的な空間となっているのが魅力。客室は、和室で最大8人まで宿泊可能。ゆったりとした和の空間に、洗練された家具や調度品が並ぶ。また、キッチン家電やグランピング用品を完備。BBQや焚き火も楽しめるテラスは、椅子やテーブルもあり、家族や友人と一緒に料理を楽しめる空間が広がる。さらに、集落の暮らしと一体となる体験も提供。宿の近くには、朝とり卵が体験できる鶏小屋や、火の暮らしをコンセプトにしたかまどと囲炉裏での体験も可能だという。

■アパホテル&リゾート大阪なんば駅前タワー(大阪市浪速区)が開業した。
地上40階建て、135mの超高層タワー型ホテル。西日本最大級となる全2,055室を有する。サウナ完備の大浴殿・露天風呂「玄要の湯」、なんばエリアを一望できる最上階の「モンダミンプール」をはじめ、レストラン、カフェ、フィットネスジム、コンビニ、エステ、物販店など様々な館内施設を有しており、2階の直営レストラン「BAR&RESTAURANT 17CLUB」では、地産地消を取り入れたリゾート色あふれる60種類以上のブランチビュッフェや「神戸ビーフ」を中心としたアラカルトディナーを提供。宿泊だけでなく、大浴殿やレストランの食事を楽しみ、客室に日帰りで滞在できる「湯ったり日帰りプラン」も利用可能で、滞在そのものを楽しむことができるアーバンリゾートとして、なんばエリアの新たなランドマークとなるホテルを目指すという。場所は、JR関西本線「難波」駅東出入口より徒歩1分、OCAT(大阪シティエアターミナル)東出入口より徒歩1分、阪神なんば線・近鉄難波線「大阪難波」駅西改札より徒歩2分、大阪メトロ御堂筋線・四つ橋線・千日前線「なんば」駅30番出口より徒歩2分、南海本線「なんば」駅より徒歩7分。

■英・IHGホテルズ&リゾーツの中価格帯ブランド「Garner(ガーナー)」が日本に初上陸した。
大阪市内の3軒の「ホテルWBF」をリブランドオープンする形で、「ガーナーホテル大阪本町駅」「ガーナーホテル大阪本町御堂筋」「ガーナ―ホテル大阪本町北船場」となる。3軒とも大阪市内で他社が運営していたホテルのラウンジや客室、寝具などを変更し開業。ホテル内のパブリックスペース、「ソーシャルハブ」は、ゲストが気軽に過ごせるカジュアルなラウンジで、気ままにくつろげ、仕事やホテルに集ったトラベラーとの交流、旅の計画を立てるなど旅のスタイルに合わせて、思い思いに過ごせる。24時間営業のマーケットプレイスでは、スナックやドリンクを用意。いずれも道頓堀などの繁華街に近く、関西国際空港や伊丹空港へのアクセスも良い。ガーナーは同社が2023年8月に立ち上げた最新ブランドで、ほかのオーナーが運営するホテルを改装する「リブランド」に特化している。

■サンシャインシティプリンスホテル(都内豊島区)に「"パディントン"コンセプトルーム」が登場した。
「パディントン」シリーズ原作の挿絵を手掛けたペギー・フォートナムの絵からインスピレーションを得て新たに描かれたパディントンがお出迎え。パディントンの大好物"マーマレード"をテーマに企画した日本で唯一のパディントンコンセプトルーム。"マーマレード"のオレンジ色を基調したコンセプトルームには、新たに描かれた特別イラストがデザインされており、ここでしか体験できないパディントンの世界観に浸れる空間となっている。翌朝の朝食では、マーマレードづくしなスペシャル朝食を堪能できる。カフェ&ダイニングChef’s Paletteでは、一般外来のお客も楽しめるコラボレーションメニュー「パディントンマーマレードパンケーキ」をパディントンの大好物の一つホットココアとセットで用意。

■ホテル京阪チェーンでは、大阪・関西万博の入場チケット付き宿泊プランを販売している。
同プランは、万博開催期間に利用できる入場チケット(大人一日券)付きで、チェックインの際に宿泊人数分のチケットを渡す。入場チケットは、お客自身で希望の来場日時を予約できる。また、ホテルフロントでも入場チケット(大人一日券を販売している。

■フェニックスリゾート(宮崎県宮崎市)は、運営する3つの宿泊施設の名称を変更した。
フェニックスリゾートは、現在、「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」「ラグゼ一ッ葉」、「コテージ・ヒムカ」の3つの宿泊施設を運営している。より一体感のあるリゾート運営を図ろうと、3つの施設についてリブランドを実施。それぞれの名称は「フェニックス・シーガイア・オーシャン・タワー」、「シーガイア・フォレスト・コンドミニアム」、「シーガイア・フォレスト・コテージ」に変更。これはマリオットグループとのフランチャイズ契約解除に伴うもので、今後、「シェラトン」ブランドの枠にとらわれず、宮崎のリゾートとして更なる魅力の向上を図っていきたいとしている。