ホテルのニュース20250401

■アパホテル渋谷駅前(都内渋谷区)が2026年10月に開業する。
敷地面積は414.78平方m、延床面積は3,544.06平方m。構造・規模は鉄骨造、地上15階・地下1階建。客室数は全231室(シングル・ダブル228室・デラックスツイン3室)。場所は、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線・東急東横線・田園都市線「渋谷」駅より徒歩2分、京王井の頭線「渋谷」駅より徒歩2分、JR山手線・湘南新宿ライン・成田エクスプレス「渋谷」駅より徒歩6分の立地。渋谷スクランブル交差点やそこから続く商店街は高い知名度を誇り、多くの観光客が訪れる日本屈指のエリアでもあることから、ビジネス・レジャーともに大きな需要を見込む。アパグループでは、3大都市圏や札幌・仙台・広島・福岡など大都市は直営店、その他エリアはフランチャイズやアパ直参画ホテルの拡大に注力するなど『選択と集中』により、ネットワークの拡充を進めるため、協力企業とも一致団結して取り組んでいきたいとしている。

■ホテル ラ ヴィーニュ 白馬 by 温故知新(長野県北安曇郡)が開業した。
温故知新としては、初のラグジュアリーホテルコンドミニアムとなる。リストグループのリストデベロップメントが開発を手がけ、温故知新が運営する全38室のアルパインリゾートホテル。国際山岳リゾートとして知られる長野県白馬村の中心街「エコーランド」に位置し、北アルプスの雄大な自然を望む開放的なマウンテンビューや、グループでの滞在や長期滞在にも対応した設備が特徴。また、1,000本以上の日本ワインと旬の信州食材を使用した鉄板焼きやフレンチのコースを楽しめるレストランを併設し、信州ならではの美食体験を提供する。エントランスホールや客室、共有部など館内の至る所に、地元信州の伝統工芸の伊吹を感じる品を用意。雪のきらめきを感じさせる「くるみガラス」を用いたライトや木工作家の安藤萌氏が伐採された木からインスピレーションを受けて製作したオブジェ、TS AROMATIQUE STUDIOのアロマ調香デザイナー齋藤智子氏によって、同ホテルのイメージを表現した館内の香りやバスアメニティなど、地域の文化や風土を肌で感じることができるインテリアで、上質で特別な空間を提供する。​客室は、ベッドルームとキッチンを設えた使い勝手のよいスタンダードツインから、目の前にそびえる北アルプスの絶景を望むビューバスと3室のベッドルーム、広々としたキッチン・リビングルームを備えた、最大6名様の宿泊が可能な「ラヴィーニュスイート」まで、7タイプの客室を用意。広々としたプライベート空間の中で、空気が澄み山々の奥まで見渡せる開放的な眺望を望む、上質でありながら心地よい至福のひとときを届ける。

■大阪ステーションホテル、オートグラフ コレクション(大阪市北区)のレストラン「THE-MOMENT GRILL & DINING」では、ランチビュッフェで、市場に出回ることのない規格外のいちごを、美味しい「個性派いちご」として提供するワゴンサービスを開始した。
同取り組みは、「空浮(そらうき)いちご」を生産する空浮との協力により実現したもので、空浮は、「いちごの生産・販売で日本一を目指す」という目標に共感した若い社員が集まり、質と美味しさ評判を呼び、経営規模を順調に拡大、創業から14年間で全国有数のいちご生産者に成長した。2024年からは姫路農場でいちご栽培を開始、地域の強い要望から、兵庫県育成の品種「あまクイーン』の生産に着手したという。同取り組みにあたり、同ホテルシェフらは、良質のいちごを求めて姫路農場を訪問、「空浮いちご」が素晴らしい施設で丹精込めて育てられていることを見学。厳しい選別の過程で、姿形や大きさが商品基準から外れているため、廃棄される規格外いちごの存在を知り、試食してみたところ、味の美味しさには変わりが無いことを確認したという。そこで、これらの規格外のいちごも役立てたいとの思いから、「個性派いちご」として同ホテルが仕入れるというコラボ企画を提案。オールデイダイニング「THE-MOMENT GRILL & DINING」のランチビュッフェで、規格外の「個性派いちご」を、レトロなワゴンで客席を回るワゴンサービスとして提供する。フレッシュな香りとみずみずしい美味しさだけでなく、普段出会えない不揃いないちごが持つ素朴な魅力を楽しんでもらいたいとしている。

■ホテルアソシア豊橋(愛知県豊橋市)では、「豊橋鉄道創立100周年記念コラボルーム」を提供している。
「スーペリアツインルーム」1室の室内に、ヘッドマーク、市内線車両の座席、オリジナルジオラマなどを設置。特別映像放映もあり。宿泊料金(朝食つき)は、1~2人利用が1室20,000円~、3人利用が同24,000円~。宿泊特典として、オリジナルカードキー(全3種中1種)、人数分の「いこまい豊橋1日電車・バスフリー乗車券」、ポストカードをプレゼントのほか、制服・制帽着用による記念撮影が可能。

■ウェスティンホテル横浜(横浜市西区)は、館内「コード・バー」で、箱根駅伝をテーマにした特別なウィスキーカクテル「ブラウンフォーマン・ロード to 箱根」を開催している。
期間中は世界有数のスピリッツ・ワイン会社であるブラウンフォーマン社のウィスキーやラムをベースに、箱根駅伝の各区間を象徴する土地の歴史や文化にインスパイアされたオリジナルカクテルを提供する。同ホテルでは、ホテルのブランドコンセプトでもある「旅先のウェルビーイング」、「ウェルネス(=健康)」を体感してもらえるよう、ランニングイベント「runWESTIN((ランウェスティン)」などを通じて、スポーツや食を楽しむ新たな体験を提供する。今回、日本を代表する伝統的なスポーツイベント「箱根駅伝」を応援し、その魅力をウィスキーカクテルという形で表現する。歴史や文化、そして選手たちの熱いドラマを感じる特別な一杯を楽しめる。

■亀の井ホテル阿蘇(熊本県阿蘇市)は、レストランを全面改装し、リニューアルオープンした。
新たなレストランでは、阿蘇の大自然を表現した壁面アートや、光と水のグラデーションをアクセントに取り入れた壁紙を採用。床やカウンターには、「亀の井ホテル」の名称にちなみ、縁起の良い亀甲柄をモチーフにした六角形のデザインを施した。ビュッフェエリアには、囲炉裏をイメージしたライブキッチンや黒御影石と白木を基調としたカウンターを配置、熊本の伝統工芸「肥後てまり」や竹細工のオブジェが際立つデザインを実現したという。料理メニューでは、阿蘇の郷土料理「田楽」や辛子蓮根、馬刺し、あか牛丼、だご汁など、地元ならではの味覚を取り揃えた。さらに、「阿蘇蔵農園」の新鮮野菜を楽しめるサラダコーナーや、阿部牧場「ASO MILK」を使用したスイーツなど、阿蘇の食材を存分に味わえるラインアップを提供。ライブキッチンではヤマメの炙り焼きや馬刺し寿司など、出来立ての料理を楽しめるという。