ホテルのニュース20250410

■スーパーホテル池袋西口天然温泉(都内豊島区)がリニューアルオープンした。
リニューアルでは、ファミリールームやエクストラルーム・コネクティングなど複数人向けの新タイプ客室、レディースルームの設置により、部屋数を113室から201室に増室。さらに男女別の天然温泉大浴場を新設、奥湯河原温泉から運搬した奥湯河原美肌の湯を楽しめるとしている。また、今回のリニューアルに合わせ、東京メトロ副都心線「池袋」駅構内のC1b出入口からホテル入口横に上がることができるエレベーターが新設されたことで、雨に濡れずに直接ホテルに来館可能になったという。朝食は、焼きたてパンやオーガニック野菜サラダをはじめ、栄養バランスの良いメニューを用意。同ホテルらではのメニューでは、「もんじゃコロッケ」「大学いも風コロッケ」などユニークなコロッケに加え、「東京牛乳」なども提供するとしている。夕方のウェルカムラウンジでは、様々な種類のリキュールから好みのドリンクを自分で作って味わう体験も可能。ソフトドリンクも充実しているため、子どもも楽しめるほか、自身で好みのつまみを用意し、ラウンジで楽しむこともできるという。その他、観光周遊バス「IKEBUS(イケバス)」の乗車券もフロントで販売する。

■イタリア・ローマに「オリエント急行ラ・ミネルバ」が開業した。
当初1620年に建設され、19世紀にホテルに改装されたラ・ミネルバをリニューアル。オリエント急行本来の時代を超えた魅力を生かしつつ、「アールデコ様式」と「現代のエレガンス」を融合させるとしている。客室93部屋(36のスイートルームや屋上のバー兼レストラン1軒、トルコ式浴場を含む)を備え、洗練された観光客と地元ローマ市民の両方を顧客として想定。料金は一泊1000ユーロ(約16万2700円)から。客室には、キングサイズのベッドや大理石の浴室、ウォークインシャワー、豪華なイタリア製リネンがあしらわれている。一部のスイートは専用テラスも備えており、宿泊客はローマの眺望を独り占めできるという。歴史あるミネルバ広場に位置する絶好のロケーションで、スペイン広場やコロッセオ、人気の各種美術館、レストラン、ブティックなど、ローマの必見スポットまで徒歩で足を運ぶことも可能な立地。伝説的なオリエント急行ブランドの現代版としてオープンする最初のホテルとなる。これとは別にホテル1軒と、オリエント急行ブランドの船2隻も後に続く予定だという。

■ヒルトン広島(広島市中区)6階オールデイダイニング「モザイク」では、広島カープとのコラボレーション「ストロベリー・カープ・ロード 勝鯉(しょうり)への道」を金・土・日・祝日限定で開催している。
『勝利を願うカープファンで賑わうスタジアム』、『闘魂宿るロッカールーム』、『スラィリーのティーパーティー』をテーマにした3つの異なる世界観を表現した空間で、たっぷりの苺を用いた約20種類のストロベリースイーツと8種類のお食事、ドイツの高級紅茶ブランド ロンネフェルトのティーセレクションを含む20種類のドリンク、さらにフレッシュ苺をお好きなだけ楽しめる。店内に一歩足を踏み入れると、まず目に入るのは、勝利を願うカープファンで賑わうスタジアムをイメージした空間。ビュッフェボードには、苺柄の特製ストロベリーカーに乗ったカープ坊やや巨大な苺オブジェ、さらにはジェット風船型のデコレーションやスイーツも登場し、マツダスタジアムの熱気をストロベリー仕様で体感できる。その奥には、選手たちの勝利への士気が感じられるロッカールームと、選手とファンを鼓舞するためにスラィリーが開催するティーパーティーをイメージした空間が広がり、カープグッズやベースボール着想アイテムで彩られる。「赤ヘルLOVERSショートケーキ」「ストロベリーホーマータルト」「勝鯉のロールケーキ」「ストロベリーキャッチボール」等・・、ユニークなメニューの数々を味わえる。ドリンクはドイツの高級紅茶ブランド ロンネフェルトより「アールグレイ」や「ダージリン」、「スイートジンジャー」など12種類の紅茶に加え、エスプレッソやカフェラテなど20種類が揃う。また、フェア期間限定のカープオリジナルドリンクなども別途料金で楽しめるという。

■ポートピアホテル(神戸市中央区)は、世界中で愛されてきた“フランス印象派”の世界を冒険する没入型展覧会「モネ&フレンズ・アライブ」神戸展とのコラボ企画を実施している。
展覧会入場券付きの宿泊・食事プランに加え、モネの絵画から発想を得たカクテルやスイーツを提供。ホテル発三宮・新神戸行きシャトルバスの一部の便が、会場のKIITO前経由で運行する。印象派の巨匠クロード・モネが描く世界にインスパイアされた限定メニューや入場券付きの宿泊・食事プランを通じて、モネの世界をより深く楽しめるユニークな体験を届ける。アートとホテルが織りなすカラフルな旅路を愉しめる。

■亀の井ホテル 鳥羽(三重県鳥羽市)は、ガーデンテラスと露天風呂を備えた新客室6室をオープンした。
新客室は、「温泉露天風呂付きプレミアムツイン~潮風テラス~」「温泉露天風呂付きスーペリアツイン~潮風テラス~」「露天風呂付きデラックスツインルーム~潮風テラス」の3タイプ。全室に広々としたガーデンテラスとプライベート露天風呂を備え、ナチュラルなアースカラーを基調に心地よい天然素材を使用、自然と調和するリラックスしたライフスタイルを感じさせるデザインとした。プレミアムツインとスーペリアツインの温泉露天風呂には、自家温泉と運び湯をブレンドした天然温泉「潮香の湯」を使用。デラックスツインルームでは、ガーデンテラスの露天風呂で星空を見上げながら、日常から解き放たれる贅沢な湯浴みの時間を堪能できるという。同ホテルは、伊勢神宮や鳥羽水族館、ミキモト真珠島など伊勢志摩の観光スポットへのアクセスに恵まれた立地。ホテル自慢の料理では、地元で採れた旬の海や山の幸をふんだんに使用、期間限定の「本ズワイガニ食べ放題ビュッフェプラン」などを提供している。

■サウスブリーズホテル(高知県高知市)2階に「香港四季楼虎嘯-kosho」がオープンした。
コンセプトは「高知の小香港」。豊かな自然に育まれた高知県産の新鮮な食材と 、国内の光る食材を中国料理の技法で表現し、土佐の地酒はもちろん、ワインとのペアリング、ノンアルコールワインをはじめ文旦や小夏など、高知の柑橘を使ったドリンクや中国茶など取り揃える。昼は地元客や高知市を訪れる観光客を主要なターゲットに、本格的な中華料理を味わえる特別な体験を提供。地域の人達や、観光客に高知県産の食材を中華の技法で表現した、新しい食文化と価値を提供したいとしている。