ホテルのニュース20250504
■lyf渋谷東京(都内渋谷区)がオープンした。
渋谷PARCOの向かい、オルガン坂という好立地に誕生した「lyf(ライフ)渋谷東京」は、シンガポール発のアスコットグループによるソーシャル&ライフスタイルホテル。福岡、銀座に続く国内3軒目となる「lyf」ブランドで、ポップで遊び心あふれるデザインが、エネルギーに満ちた渋谷の雰囲気にしっくりマッチし、国内外の若い観光客を中心に早くも支持を集め始めている最新の一軒。全5タイプ・200室の客室は12~24平方mとコンパクトな造りだが、最大4名まで泊まれる部屋もある。さらにコワーキングラウンジやソーシャルキッチン、ランドリールーム、ジムを備えており、長期滞在者やビジネス利用のニーズもクリア。実際、客室をあえてコンパクトなサイズにしたことで、共有スペースでの交流を促す狙いもあるという。旅の醍醐味のひとつである、他のゲストとの交流も楽しめる。
■変なホテル福岡博多(福岡市博多区)に、明治39年創業の老舗菓子会社の東雲堂とホテルの客室としては初のコラボとなる、「にわかせんぺいルーム」が登場した。
同ルームは、博多の郷土芸能である博多仁和加の半面を形どった、ユーモアあふれる「二〇加煎餅」のデザインで客室を飾り、お土産として、オリジナルコラボポーチと「二〇加煎餅」が付く。また、美容・健康機器製造・販売の日創プラスの、「二〇加煎餅」デザインのホットアイマスク「EYE RELAX」、ハンドケアマシン「HAND MOMI」、マッサージ器「FASCIALAX」、腰ケアストレッチャー「WAISTUPREMS」の4種類の健康機器を用意。お試し後に、客室で購入が可能な特別クーポンも用意。
■南紀白浜マリオットホテル(和歌山県西牟婁郡)では、地元のレザークラフトワークショップのレザー職人の指導のもと、和歌山県産の革製品を使用し、オリジナルレザーグッズ作りを体験できる宿泊プラン「Leatherwork in Nanki-Shirahama」を販売している。
和歌山県は日本三大皮革生産地の一つとされ、エナメル革の技術については世界的に高い評価を受けている。和歌山県の新たな魅力を再発見してもらいたいという思いから、地元のレザーアトリエ「CHOUETTE D’OR(ドールシュエットドール)」のレザー職人を同ホテルに招き、革細工体験ができるプランを用意した。同プランでは、キナリ色の和歌山県産の革製品を使って、好きな色の糸を選び、キーケースまたはコインケース作りを体験できる。同ホテル限定の刻印入りやイニシャル入りなど、世界に一つだけの革細工製品にアレンジできるという。また、夕食は旬の和歌山県産食材を使用したコース料理を用意。滞在中は、白浜温泉の湯を満喫できる温泉付き客室や和洋室など、好みの部屋でゆったりと寛げる。
■新宿ワシントンホテル(都内新宿区)に、日清食品とコラボした「どん兵衛ルーム」が登場した。
また、「どん兵衛ルーム宿泊プラン」も販売している。「どん兵衛」の世界に浸れる「どん兵衛ルーム」に泊まり、朝食はレストランで “朝どん兵衛" が楽しめる「どん兵衛ルーム宿泊プラン」。客室には、「どん兵衛」でおなじみの “おあげ" や “かまぼこ" をかたどったクッションや「どん兵衛」の麺をデザインしたベッドスロー、「どん兵衛」のパッケージを所狭しとデザインした壁紙など、まさに “どん兵衛まみれ" の部屋。また、同プランだけの特典として「日清のどん兵衛 お土産グッズ」をプレゼント。
■帝国ホテル京都(京都市東山区)が来春開業する。
祇園甲部歌舞練場敷地内にある「弥栄会館」の一部を保存活用し、インバウンド富裕層なども見込む高級ホテルにするという。帝国ホテルのブランドとしては東京、長野県・上高地、大阪に次ぐ4軒目。1996年開業の帝国ホテル大阪以来、30年ぶりの新規出店となる。京都では宿泊の6割を訪日客と見込み、(京都市内で高級ホテルを展開する)外資チェーンと互角に戦え、自社ブランドを一段上げるようなホテルを目指すという。建物は地上7階、地下2階建てで延べ床面積は約10,800平方m。全55の客室とレストランやスパ、プールなど付帯施設も設ける。総事業費は約110億円としていた2021年時点から上振れし、概算で約124億円。建物は国の登録有形文化財に指定されており、外観のタイルや意匠の一部は再利用、復元するなどしていかす。
■歓宿縁 ESHIKOTO(福井県吉田郡)がオープンした。
3タイプ全8棟のヴィラからなる大人のための宿。「えしこと = 良い事」を意味する食と文化の発信施設「ESHIKOTO」の隣に立ち、福井の豊かな食と銘酒「黒龍」のマリアージュを楽しめるオーベルジュとして、食通を中心にじわじわと人気を集めているという。全客室が100平方m近い広々とした造りで、越前焼や越前塗といった福井を代表する古美術から近現代アーティストの作品、世界各地の民芸品まで、古今東西のアートがシンプルで上質な空間をさりげなく彩っている。全室に天然温泉の半露天風呂を完備しており、目の前を流れる九頭竜川や山々の移ろう景色を眺めながら、好きなだけ温泉を堪能できる。夕食は、日本料理とフレンチが入れ替わりで営業。「日本料理 えん」では、冬は越前蟹をはじめとする海の幸、夏は天然鮎など、四季折々の地元食材とこの地の郷土食文化を取り入れたコースを、フレンチ「cadre(カードル)」では、モダンにアレンジした越前でとれるジビエや、福井の伝統食を取り入れたコースを堪能できる。

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