ホテルのニュース20250603
■尾道倶楽部(広島県尾道市)が開業した。
尾道のランドマーク、千光寺山の中腹に位置する同ホテルは、60年以上に亘って地元に親しまれた旧・千光寺山荘をリニューアルした、エリア屈指の眺望を誇るホテル。「尾道を目に宿す宿」をコンセプトに、国内有数の写真旅のロケーションや、尾道を楽しむ旅の拠点を目指す。ルーフトップバーでは、尾道の街並みや瀬戸内海の島々を一望できる開放的な空間で、ドリンクや軽食を楽しめる。尾道水道を望むカフェでは、地元のスイーツや厳選したオリジナルコーヒーを用意。レストランでは、広島県産の肉や瀬戸内の魚介、地元で採れた新鮮な野菜やハーブなどを使った創作料理を、様々な表情を魅せる尾道の風景とともに味わえる。客室は全24室。6タイプの部屋を用意しており、尾道水道を望む眺望と落ち着いたインテリアに仕上げた。
■MUJI room SAKAMOTOYA(奈良県吉野郡)がオープンした。
古代から自然信仰の地として栄えてきた吉野町にある、1928年創業の旅館「坂本屋」の6室のうち3室を、無印良品の世界観を体現した空間へとリノベーションした。内装には吉野杉をはじめ、循環型の地域資源を取り入れ、元の客室の天井や柱、木枠の一部や、開放感のある眺めの良い大きな窓などの建材は生かしている。宿の歴史や風情を残しながら、吉野地域で活動する作家の作品が共存する空間は、日常を離れ、吉野の四季を感じながら、心地よくゆったりと過ごせる。また、地域の暮らしを感じられるサービスとして、吉野地域の自然の恵みで作ったアメニティや、オプションで旅館の主が作る地元食材を使った選べる朝食・夕食を用意。その他、独自の地域体験オプションプランとして、歴史と自然の融合が感じられる「ガイドと巡る吉野山」や、木のプロの案内で巡る「木の文化に触れるツアー」、現役の職人から学ぶ「手漉き和紙体験」などを用意している。
■コートヤード・バイ・マリオット札幌(札幌市中央区)2Fレストラン「Substance」では、ランチブッフェ「イタリア郷土料理フェア」を開催している。
南北に細長い国イタリアは、地域によって気候や地形が異なり、食べられている料理の特徴も地域によりさまざま。地中海に囲まれ、農業や漁業が盛んな南部ではオリーブやトマトをふんだんに使用したパスタやピザ、アルプス山脈に近く温暖湿潤気候の北部では、酪農も盛んで、バターを多く含んだ肉料理や煮込み料理が多く、その中間の中部では、南北両方の特徴を併せ持った料理が親しまれている。今回は、そんな魅力的で味わい深い「マンマの味」から生まれた郷土料理を中心に、人気のベジタブルデリもイタリアンメニューで提供される。
■ロイヤルパークホテル(都内中央区)ロビーラウンジ「フォンテーヌ」では、ほうじ茶専門店「森乃園」のほうじ茶を使用した「ほうじ茶アフタヌーンティー」を提供している。
老舗ほうじ茶専門店「森乃園」は、東京日本橋人形町にある、大正三年創業の自家焙煎ほうじ茶専門店。ほうじ茶にこだわり続けて百余年、毎日自家焙煎している。「森乃園」では、緑茶葉を焙煎したほうじ茶をはじめ、ノンカフェイン原料のほうじ茶など、こだわりのほうじ茶が多数用意されている。江戸のお茶屋をイメージしたチョコレート細工は、急須から湯呑みにほうじ茶を注いでいるシーンを繊細に表現。ほうじ茶のコクとマスカルポーネチーズが調和したティラミスは、和の趣きを感じる小さな枡に入れて提供されるほか、ホワイトチョコとほうじ茶クリームで枯山水をイメージしたタルトも用意される。他にも、ほうじ茶の優しい味わいとしっかりとした食感を楽しめるプリン・ア・ラ・モードや、栗の甘露煮をトッピングして甘さ控えめのほうじ茶クリームで仕上げられたショートケーキ、濃厚なほうじ茶の味わいをなめらかな口あたりの生チョコなどがラインナップ。下段に用意されるセイボリーは、低温でしっとり仕上げ、きゅうりで巻いた味噌漬け牛肉のコンフィをはじめ、イワシの甘辛煮の濃厚なうまみとあられの食感が特徴のサーディンのムース、しっとりとしたバターの風味に塩昆布がほんのり香るフィナンシェなど、ほうじ茶の味わいを引き立てるメニューがずらり。
■サンシャインシティプリンスホテル(都内豊島区)では、「ワタシってサバサバしてるから」とコラボしたステイプランを販売している。
ホテル開業45周年を記念して「45の体験できること」のイベントのひとつとして同ステイプランを用意したという。"自称サバサバ女"であり、同作の主人公・網浜奈美がワインを片手にホテルライフを優雅に楽しむ姿と客室内の壁面タペストリーでは、あきれるほどにポジティブな網浜奈美らしいインパクトの強い名セリフや名場面が載ったコマをコミックでは味わえない大迫力で楽しめる。
■千里阪急ホテル(大阪府豊中市)メインラウンジ「さくららうんじ」では、開業55周年を迎えるのを記念して、同じく発売55周年を迎えるアヲハタのジャム「アヲハタ55」とコラボしたアフタヌーンティーを販売している。
8種類のジャムを使用したスイーツやセイボリーを用意。ブルーベリージャムと酸味のあるヨーグルトムースをあわせ、バランスのよい甘さに仕上げたグラスデザートなど、爽やかな味わいのスイーツ全8品。セイボリーは、砂糖やみりんの代わりにジャムを使用することで、照りと優しい甘みを出した「豚肉のママレードジャム煮込み」を堪能できる。また、イチゴジャムドレッシングで味わう菜園風サラダは、「アヲハタ55」の特長であるフルーツの爽やかな甘さや酸味が味わえ、サラダとジャムの意外な組み合わせを楽しめるという。緑豊かな同ホテルにちなみ"ガーデンで楽しむティータイム"をテーマとし、彩り豊かなセイボリーをバスケットに入れて提供。

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