ホテルのニュース20260517

■三浦屋(山形県山形市)が開業した。
Yugeが、蔵王温泉の高湯通りに位置し、長らく事業を停止していた旧旅館三浦屋を改修、ホテル・飲食店・物販の機能を備えた複合施設として開業した。蔵王温泉は、約1900年の歴史を持つ温泉地。樹氷をはじめとする豊かな自然環境、温泉、スキー場など多様な魅力に恵まれているが、高湯通りを中心としたエリアの滞在機能が十分に整っておらず、来訪者が滞在しづらい状況が生じていたという。旧旅館三浦屋は、長年にわたり空き施設となっていた建物。高湯通りの要所となっている下湯共同浴場の隣という立地を活かし、同施設を来訪者の滞在・街歩きの「ハブ」となる複合施設として再生。また、宿泊機能によって、施設内に閉じた滞在ではなく、来訪者が自然と街へと滲み出し、地域に溶け込むような「温泉街に浸る滞在体験」の創出を目指す。

■Rakuten STAY あわら温泉(福井県あわら市)がオープンした。
あわら温泉の中心にあり、足湯が楽しめる「あわら温泉湯のまち広場」の目の前に建つ、全23室・5階建ての宿泊施設。北陸新幹線の停車駅であるJR芦原温泉駅からタクシーで約10分の場所に位置し、東京・大阪・名古屋など都市部からのアクセスも良好。滞在中いつでも自家源泉を堪能できる風呂や、開放感のあるテラス、広々とした畳スペースで部屋食を快適に楽しめるIHヒーター付きダイニングテーブルを全客室に備え、ゆったりとくつろげるプライベート空間となっている。さらに一部の客室にはサウナや水風呂、大画面スクリーンとプロジェクターを設置。定員6名と4名向けに異なる客室をそれぞれ2タイプ用意し、ファミリーやグループからカップル、夫婦での旅行まで、幅広い宿泊スタイルに対応する。2階の客室5室は、小・中・大型犬を対象に合計2頭まで一緒に宿泊できるドッグフレンドリールームとなっており、ペットに優しい畳を採用。室内にはケージやペット用ベッド、フードボウル、ペットシート、ダストボックス、エチケット袋などを常備している。エントランスには足洗い場を設けているため、施設周辺のお散歩も快適に行うことができる。

■グランドハイアット福岡(福岡市博多区)は、今年開業30周年を迎えるのに合わせ、感謝の想いを込め、館内各部門が趣向を凝らしたアニバーサリープロモーションを展開している。
「開業30周年記念宿泊プラン」では、30万円の特別な2名用宿泊プランを用意。福岡・博多の特色を散りばめた72平方mの「ハカタスイート」は、日本茶を楽しめるTea Barや置炉、縁側をイメージした空間など、和の要素を現代的に解釈し、福岡らしさと融合した昨年新設の特別な客室。アロマトリートメントの癒し体験や地元食材を使った特別ディナーに加え、「包む」をテーマにスタッフが厳選した日本のものづくり企業のこだわりギフトを用意。価値をさらに高めるプレミアムプランで、五感を満たす贅沢なひとときを過ごすことが出来る。

■マリオット系ホテルが山梨県甲州市のワイナリー「シャトー勝沼」の敷地内に2028年春にオープンする。
多数のワイナリーが集まる甲州市では、大型の宿泊施設がないことが課題となっており、ホテル建設による滞在型観光の促進に期待を寄せているという。建物は、地下1階、地上5階建てで、延べ床面積は約3,600平方m。客室数は85室を予定。世界的にも評価の高い日本ワインの発祥地である甲州市だが、市内の観光は滞在型になっていないため、ワインとホテルと夜景を一緒に、お客に楽しんでもらえるようにしたい考え。

■(仮称)大阪和泉中央駅前ワシントンホテル(大阪府和泉市)が今秋開業する。
藤田観光がフラット・フィールド・オペレーションズとフランチャイズ加盟に関する基本合意書を締結したもので、フランチャイズとしては14店舗目、同社との提携では「関西エアポートワシントンホテル」「関空泉大津ワシントンホテル」に次ぐ3店舗目となる。客室はシングル18室・ツイン32室の全50室。シングルは冷凍冷蔵庫・電子レンジ付き、ツインはミニキッチン・冷凍冷蔵庫・電子レンジ付きとなる。館内には朝食レストランを備え、国内外のビジネス客・観光客の需要を見込む。同ホテルは、建物2階部分で南海泉北線「和泉中央」駅直結のペデストリアンデッキと接続する予定。関西国際空港へはリムジンバスで約32分と、空港アクセスにも優れた立地だという。

■Nazuna 京都西本願寺(京都市下京区)が開業した。
京都で町家旅館を手掛けるNazunaは、これまで京町家の再生を通じ、「泊まる=体験」を提供してきたが、今回初めて町家以外の建物を再生。かつて「さくら本願」として親しまれた旅館を活用し、閉業後も丁寧に維持されてきた建物を壊すことなく再び旅館として蘇らせるという。館内ロビーには、現代作庭家・重森千青氏監修の枯山水の石庭を配置。白砂と石、苔が織りなす静謐な空間が、訪れる人をチェックインの瞬間から京都ならではの文化体験へと誘うとしている。客室は、二間続きの広々とした和室で、専用浴槽を備え、団欒と静寂を両立するラグジュアリーツイン「空景(KUKEI)」、京町家の意匠を残す和室に、趣の異なる2つの浴槽を設置したデラックスキング「石音(SEKION)」など全5室。客室には「石庭キット」を備え、自身で枯山水を作り上げる体験も楽しめるという。夜食には、手まり寿司から着想を得た「手まりおにぎり」を無償で用意する。