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■イギリスのリバプールといえば、ザ・ビートルズ誕生の地として名高い都市。
ここには、ビートルズをテーマにした「ハードデイズナイトホテル」というホテルがある。
建物は、元々は1884年に建てられた「セントラル・ビルディング」という建物で、貿易で栄えたリバプールらしく、商社の拠点として使われて いたそう。ビートルズ誕生の地である「キャバーン・クラブ」などのあるマシュー・ストリートに接していることなどから、ビートルズをテーマに したホテルの場所として選ばれた。元は4階建てだった建物に5階と6階を増築し、4つ星のホテルとしてオープン。先週、オープンしてから丁度 3周年を迎えた。
話題になっているのが、このホテルのロゴマーク。ホテル名の由来となった1964年のヒット曲、"A Hard Day's Night"のギターコード(Gsus4)からデザインされていて、また、演奏時の4人の立ち位置も表している。
ホテルの客室数は110室。ラグジュアリー、デラックス、スイートの3種類あり、いずれの客室も世界的に有名なビートルズ・アーティストの シャノンのオリジナル作品で飾られている。
客室によって、デザインやリネン、家具等は異なっており、随所に工夫が凝らされていて、ビートルズファンにはたまらない空間となっている。
ホテルには2つのレストラン「ザ・ブラスリー」・「ブレイクス」と2つのバー「ハリス」・「バー・フォー」がある。「ブレイクス」の名前の由 来は、アルバム「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」のジャケットをデザインしたピーター・ブレイクで、内装のテーマにもなっており、60枚ほどのポートレートが壁面を飾っている。階段の壁にはメ ンバーの色々な写真が飾られているので、上がり下りする場合はエレベーターに乗らずに階段がおすすめ。建物の外周には4人の銅像が建ってい て、通りを行き交う人々を見守っている。
イギリスを訪れるファンなら一度は泊まりたいホテル。
ちなみに、最寄りの空港は、2001年にそれまでのスピーク空港から改名した「リバプール・ジョンレノン空港」だ。



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