ホテルのニュース20250808

■mizuya(京都府宮津市)が開業した。
NEWLOCALのグループ会社である京都丹後企画が運営を担うブティックホテル。日本三景・天橋立を望むロケーションに位置し、併設のcafe&bar「菓寮 浮雲」とともに、訪れる人に特別な滞在体験を提供する。宿泊者が地域の空気や文化を感じられることを目指し、土地に根ざした物語や素材を丁寧に取り入れて設計されている。施設名は、かつて中国大陸や朝鮮半島からの文物が京都へ運ばれる玄関口であり、都の豪華絢爛な文化を下支えした裏舞台でもあったこの地の歴史を再解釈し、寺社の参詣口である「手水舎」や茶室の「水星」になぞらえて名付けたという。客室には、黒谷和紙職人・ハタノワタル氏による手漉き和紙や、陶芸家・片川祐之介氏による茶器などを取り入れ、地域の魅力を感じられる空間に仕上げた。また、最大4名で利用可能な予約制のプライベートサウナでは、木の香りや石の温もり、風が運ぶ季節の気配を五感で感じながら、熱と水、そして静寂の中で、自分自身と向き合う特別なひとときを過ごせる。1階の cafe & bar「菓寮浮雲」では、菓子や肴とともに「曲水の宴」の趣を楽しめるほか、朝食には、京都を拠点に活動する「円卓」の庄本彩美氏監修による、丹後の郷土食「ばら寿司」にインスパイアされた御膳を用意。カフェタイムには、葉山を拠点に活動する小島直子氏が監修した、天橋立の自然を表現した和菓子と日本茶のペアリングを楽しめる。和菓子は京都の老舗和菓子店「有職菓子御調進所 老松」がつくる上生菓子、日本茶は宮津の日本茶専門店「磯野開化堂」の日本茶を用意。夜の時間帯はバーとして、酒や和菓子、肴などをゆったりと楽しめる。

■日本の宿 古窯(山形県上山市)では、「猫の手マッチング旅プラン」を販売している。
さくらんぼ農園の手伝いをする宿泊プランで、フルーツ王国・山形の農園が抱える人手不足の課題に対し、地域でのユニークな体験を求める旅行者をマッチング。農業体験と地域貢献を同時に実現する新しい旅のカタチを提案する。山形県はさくらんぼやぶどう、ラ・フランスなど全国に誇るフルーツの一大産地だが、農業従事者の高齢化や後継者不足で、とくにさくらんぼのような収穫時期が短く、繊細な作業が求められる作物は慢性的な人手不足が深刻だという。他方、近年は旅行者のニーズが多様化し、地域ならではの体験やつながりを求める傾向が強まっている。そこで、同施設では地域が抱える課題に対し、「山形独自の体験をしたい」という旅行者と「猫の手も借りたい」という農園をマッチングすることで解決できるのではないかと考え、同プランを企画した。双方にとってメリットのある、地域貢献型の新しい旅のカタチを提案したいとしている。同プラン利用者は、同宿に宿泊し、提携農園で約2時間、さくらんぼ収穫や箱詰めなどの農作業に協力する。体験後には、農園で採れたフルーツを使ったパフェのプレゼント。同宿は「地域体験に興味がある」「農業体験をしてみたい」「思い出に残るユニークな旅がしたい」という旅行者にピッタリのプランとアピールしている。今後はほかのフルーツの収穫時期にも同様のプランを展開していく予定で、年間を通じて山形の農業を応援し、地域と旅行者をつなぐ取り組みを継続していきたいとしている。

■JR西日本グループでホテル事業を経営運営するJR西日本ホテルズは、同ホテルズを統括するジェイアール西日本ホテル開発とホテル子会社4社(奈良ホテル・ホテルグランヴィア岡山・ホテルグランヴィア広島・尼崎ホテル開発)を合併・再編した。
再編を契機に、チェーンとしての競争力と格の向上、コンプライアンス・ガバナンスの対応強化を図るという。これまで各社が地域と共に積み重ねてきた信頼と実績を活かし、経営基盤の強化とマーケティング力を高め、食・飲み物等の向上を通じ「食のディスティネーションホテル」を目指すホテルチェーンとして、唯一無二の新たな価値やサービスを磨く。会社再編のスキームは、ジェイアール西日本ホテル開発を存続会社とし、奈良ホテル・ホテルグランヴィア岡山・ホテルグランヴィア広島・尼崎ホテル開発を吸収合併する。存続会社は、奈良ホテル・ホテルグランヴィア岡山・ホテルグランヴィア広島・尼崎ホテル開発がそれぞれ有する権利義務の全てを承継するという。

■リソルホテルズでは「東京グレートベアーズ応援プラン」を対象5ホテルで販売している。
リソルホテルズは、昨年発足した新たなバレーボールのトップリーグ「大同生命SV.LEAGUE」に所属している「東京グレートベアーズ」とのコラボ企画として、同チームに所属する人気選手5名の直筆サイン入りグッズ付きオリジナル宿泊プラン「東京グレートベアーズ応援プラン」を販売している。先着2組限定で、対象となる5ホテルそれぞれに、異なる選手5名(柳田将洋選手、戸嵜嵩大選手、大竹壱青選手、古賀太一郎選手、後藤陸翔選手)の直筆サイン入りユニフォームやフォトカードが特典として付いた特別な宿泊プラン。

■ダイワロイネットホテル水戸(茨城県水戸市)は、全館リニューアルを行いリニューアルオープンした。
客室は、大人3名まで宿泊可能な「コンフォートツイン」10室や、ツインにもダブルにもできる「バリアブルルーム」7室を新設。既存の客室も、壁紙やカーペットを張り替えたほか、全館空調から個別空調に変更するなど設備も一新した。各客室には「自然を旅する」をコンセプトに、茨城県内の名所をイメージしたカラーを設定。「国営ひたち海浜公園」のコキアや「茨城県立歴史館」のイチョウ並木をイメージした色合いなどをあしらった。ロビーは、偕楽園や徳川御三家など水戸に残る歴史や工芸品などの伝統文化に着想を得た「和モダン」をコンセプトに全面リニューアルを行い、フロントのバックウォールには茨城の組子細工のデザインを取り入れた。

■カーサキャバンハヤマ(神奈川県三浦郡)が12月1日に開業する。
同ホテルは、ウィメンズ・メンズウェア、服飾雑貨やアクセサリーなどを取り扱うトゥモローランド初のホテル。海水浴やマリンスポーツ、夕日観賞でも親しまれる神奈川県・葉山町の森戸海岸に開業する。全14の客室はいずれも相模湾の海を一望できるテラス付きで、うち4室がスイートルームとなる見込み。また、メインダイニングや目の前に海が広がるルーフトップラウンジのほか、プールサイドバー、和食レストラン、アウトドアプール、ジムなども展開。建築・インテリアデザインは、スペイン出身デザイナーで建築家のパトリシア・ウルキオラ氏率いる「スタジオウルキオラ(STUDIO URQUIOLA)」が監修。コンセプトの立案段階から設計・建築・内装に至るまで、トータルディレクションを担うのはウルキオラ氏自身初めての試みだという。