ホテルのニュース20220222

■ホテルテラスザガーデン水戸(茨城県水戸市)では、「第126回水戸の梅まつり」に合わせたレストランの観梅ディナーコースと特別宿泊プランを販売している。
暖かな春の兆しが見え始める早春の頃、日本三名園の一つである水戸市の「偕楽園」では、約100品種3,000本を誇る梅が咲き誇る「第126回水戸の梅まつり」が開催される。水戸駅南口直結の同ホテル内にある「トラットリア・イルバンカーレ」では、偕楽園の梅まつりを散策した後の余韻をそのままに楽しめる、期間限定の観梅ディナーコースを用意している。3月21日まで。

■層雲峡温泉 朝陽リゾートホテル(北海道上川郡)では、真冬の大雪ダム見学ツアー付宿泊プランを販売している。
大雪山国立公園内にある大雪ダムは標高約800m、北海道内のダムでは最も高い場所にある。ダムの上からは層雲峡ならではの圧巻の大自然を眺望可能で、全国でも珍しく、国道がダムの上を通っているという。同プランでは、チェックアウト後に大雪ダムの見学ツアー(当日の参加者が5名以下の場合は中止になる場合あり)に参加。ダムを見学するだけでなく、職員による説明もあり、よりダムについて知ることが出来る内容となっているという。見学終了後は、ホテルでダムカレーを用意、ダムツアーの思い出となるよう、調理スタッフが準備する。客室タイプは「ホテルお任せ(禁煙)」で1~5名利用。3月31日まで。

■ハイアットホテルズの新ホテルブランド「キャプション by Hyatt」が日本に初進出する。
2024年に大阪、2025年に東京への進出を予定している。「キャプション by Hyatt」は、ライフスタイルホテルとセレクトサービスホテルを組み合わせた新ブランドで、都市部の同ブランドホテルはいわゆるロビーではなく、「トークショップ(Talk Shop)」と呼ばれる飲食を提供するソーシャルスペースを中心に据えて地元コミュニティの創出を目指し、地域と旅行者の双方に焦点を当てている。2024年前半の開業を目指す「キャプション by Hyatt なんば 大阪」は、サンケイビルが大阪市中央区日本橋で進めるホテル開発計画。客室は167室で、1階にレストラン、2階にフィットネスを設ける予定。2025年の開業を目指す「キャプション by Hyatt 兜町 東京」は、平和不動産が進めている東京兜町・茅場町再活性化プロジェクトの兜町12街区における「(仮称)兜町12プロジェクト」と表したホテル開発計画。客室は200室を予定している。

■浅草東武ホテル(都内台東区)では、東京都23区唯一のハローキティ ルームと、ハローキティとコラボしたカフェメニューを同時に楽しめるプランを販売している。
特別な日を祝う企画として用意したハローキティケーキ付のアニバーサリー宿泊プランは、パティシエ手作りケーキで記念日を彩る。4.5号のプラン限定ケーキが付くほか、スパークリングワイン、宿泊者限定ノベルティ、朝食がセットになっている。料金は1室38,800円~。また、土日限定のハローキティオリジナルカフェメニュー付宿泊プランは、レストラン「壱之壱」のハローキティコラボメニュー4種類の中から1品が付く。このほか、宿泊者限定ノベルティ、朝食も含まれている。料金は1室33,200円~。宿泊はいずれのプランも、ハローキティルーム「桜天女」か「和モダン」を選択できる。「カワイイ」を満喫できる企画として、アピールする。

■京都タワーホテル(京都市下京区)に、京阪電車とコラボした「京阪電車トレインルーム5555号」が登場した。
5000系車両がコンセプトとなっているコラボルームで、実際に使用されていた機器を用いて再現したオリジナルの運転台や、送風を補助するものとして使用されていた社章入りの回転グリルなどの車両部品の数々や、5000系引退時に装飾されていたヘッドマーク、5000系の代名詞である「ラッシュ用扉」などを設置しており、2021年9月に引退した同車両の歩んだ軌跡が楽しめる。設置されたプレーヤーでは、座席昇降の様子を撮影した動画が閲覧できるという。1日1室限定。料金は、2名1室で1人あたり10,250円から(税サ込)。宿泊した先着100名には「5000系車両引退記念ラッシュ用ドアプリカシール」をプレゼント。

■京王プレリアホテル札幌(札幌市北区)では、需要減少の影響を受け行き場を失った厚岸漁業協同組合の冷凍魚を使用したオリジナルメニューを開発、朝食ブッフェの日替わりメニューとして提供している。
同取り組みは、朝食を通じ、利用客が食材の新たな一面に出会える「"まだ知らない"北海道を朝食から」と題した年間プロジェクトの第5弾。一般的に海産物は冷凍すると繊維が壊れ、味や品質が落ちるため、品質を保つことは非常に困難だが、同ホテルと開業当初から繋がりのある同漁業協同組合は、鮮度の高い海産物と、瞬時に冷凍する高い冷凍技術により、新鮮なものと変わらない品質の「冷凍魚」を実現。外食需要の減少で出荷量が大幅に減少したため、行き場を失ったことで海産物を冷凍保存し「冷凍魚」としているが、その活用に大きな課題があったという。今回提供するのは、エスカルゴの殻に入った香草バターをムニエルにかけて仕上げる「厚岸産黒ガレイエスカルゴバター」、厚岸産の新鮮な海産物をたっぷりと使用した彩りも鮮やかな「厚岸産シーフードパエリア」、調理の過程で出た魚の粗と道産野菜を炒めた旨味たっぷりのスープをかけた「厚岸スープ・ド・ポワソン」。いずれもフランス料理の技術を随所に入れ、捨てるところがないほど素材を活かしつくした、魚介の旨味がダイレクトに伝わる商品として開発したという。