ホテルのニュース20250110
■ホテル丸治(栃木県宇都宮市)は、客室と一部宴会場をリニューアルオープンした。
客室の利便性・快適性を向上させたほか、一部宴会場も一新。レストランも改装中で、オープン時期は追って発表するという。客室は、スタンダードシングル・スーペリアシングル・セミダブル・ツインなど全123室。場所は、東武宇都宮線「東武宇都宮」駅より徒歩約3分、JR各線「宇都宮」駅西口より徒歩約20分の立地。栃木県庁・総合文化センターまでは徒歩約5分、繁華街の至近に位置し、コンビニまで徒歩1分、「餃子ストリート」も徒歩圏内にある。
■UMITOは、ブライダル大手のノバレーゼと業務提携した。
提携第1弾では、ノバレーゼが運営する結婚式場「アマンダンブルー鎌倉」とUMITOが運営する「UMITO 鎌倉由比ガ浜」「UMITO 鎌倉材木座」が連携、両社の顧客がそれぞれの施設やサービスを利用できるようにしたという。第1弾の取り組みでは、ノバレーゼは自社の顧客向けに宿泊付きの披露宴・2次会プランを開発・販売。UMITOの宿泊者向けサービスでは、飲食のデリバリーサービスをノバレーゼが担う。両社による3施設は、鎌倉市材木座5丁目に立地し、それぞれが隣接もしくは徒歩5分内に位置。いずれもアメリカ西海岸のリゾートホテルのような建物で、ゆったりとした時間を過ごせるのが特徴だという。両社の客層が、由比ヶ浜のオーシャンビューの雰囲気と、「上質なおもてなし」を好む点で一致していることから、今回の提携に至ったという。ノバレーゼの婚礼施設には宿泊機能がない一方で、「UMITO」の2施設にはレストラン機能が無いことから、双方の強みを共有、補完し合うことで、高付加価値のサービスを拡充し、顧客満足度と売り上げの向上を目指す。
■京王プラザホテル札幌(札幌市中央区)では「シマエナガルーム」宿泊プランを復刻販売している。
昨年度での販売終了には多くの惜しむ声が寄せられたという同プラン。同ホテルはこれまで、北海道の自然や生物について思いをはせてもらう機会を提供しようと、北海道を象徴する野鳥「シマエナガ」をモチーフにしたコンセプトルームの販売や、ホテルで出た廃材をアップサイクルしたオブジェのギャラリー展示、SDGsを学ぶワークショップの開催など、さまざまな取り組みを行ってきた。「シマエナガルーム」はホテルの廃材を再利用したオブジェや、北海道特有の植物を再活用したドライフラワーなどで装飾し、サステナビリティーへの取り組みを楽しみながら体験できるという。部屋は広さ37.1平方mのツインタイプ。ベッドを追加することで最大3人まで宿泊できる。室内にはサッポロウエシマコーヒーの「フェアトレードコーヒー」を設置し、開発途上国の生産者の生活水準や地位向上を目指す取り組みに参加できる仕組みも用意する。加えて、北海道を拠点に活動するシマエナガ写真家「やなぎさわ ごう」さんの写真や、北海道出身のクリエーターによるアイテムを用意する。北海道とシマエナガの魅力を満喫しながら持続可能な社会や環境についても今一度考えてもらう機会になればとしている。
■浅草東武ホテル(都内台東区)では、日光産の希少なコシヒカリ「しゃりまんてん」をレストランで提供している。
これは、東武鉄道が開始した、特急列車を活用して沿線地域特産品の輸送する取り組みのひとつで、今回は、東武日光線「下今市」駅から東武スカイツリーライン「浅草」駅まで特急スペーシアを活用して「しゃりまんてん」を輸送し、ホテルまで配送。トラックではなく特急列車を物流に利用することにより、環境に優しく、渋滞もない安定的な輸送も可能になるという。「しゃりまんてん」は、日光連山からの清流の恵みに育まれた、日光市内で生産されたコシヒカリの一等米約5,000tの中から、さらに厳選されたお米を精米・商品化したもの。「しゃりまんてん」を使用した付加価値の高い料理を提供、日光産のお米のおいしさを知ってもらうことで、広く日光エリアの魅力を発信するという。「しゃりまんてん」は、その希少性からこれまで販売ルートが限られていたが、今後、同ルートで年間6tの輸送を目指し、販路拡大にも寄与する。
■Minn 四条大宮(京都市中京区)がオープンした。
「Minn」ブランドとしては京都エリア5棟目となる。「Minn」は、グループや家族の「みんな」と、宿泊施設を意味する「inn」を掛け合わせた言葉で、「みんなで一緒に泊まれる」をコンセプトとしたホテルブランド名。キッチン付きで25平方m以上の客室を中心に構成、スマホから事前にチェックイン登録を済ませることでチェックイン可能としている。今回オープンした同ホテルは、旧ビジネスホテルの1フロア6室の間取りを1フロア3室にコンバージョンしたもので、キッチン・洗濯機を備えたアパートメントタイプの客室を14室、ユニバーサルルームを1室、ダブルルームを7室設定した。各客室には、京都の四季を感じさせるアートクロスや障子風の内装を取り入れ、京都らしい上品で控えめな和モダンな空間を演出。「Minn」としては初めて、全室に「ReFa」のシャワーヘッドとドライヤーを採用した。外観やエントランスロビーも全面リニューアルした。場所は、阪急京都線「大宮」駅より徒歩2分、嵐電嵐山本線「四条大宮」より徒歩2分の立地。バス路線も豊富で嵐山・金閣寺・清水寺など世界遺産にアクセスしやすく、二条城・錦町市場・四条河原町は徒歩圏内にある。
■庭のホテル東京(都内千代田区)は、15階屋上での養蜂プロジェクトに成功、オリジナルの蜂蜜「庭のはちみつ」のホテル内レストランでの提供と、瓶詰の販売を開始した。
同ホテルでは、メロンやカボチャなどの果菜類の受粉促進を目的に、屋上菜園の一角で養蜂を開始(同ホテル「eco庭」プロジェクトの一環)。地上約53mという高さでの養蜂は当初、ミツバチが定着するか懸念もあったが、副産物として合計73kgの蜂蜜を収穫した。使用する蜂蜜は「Spring」と「Summer」の2種類。提供レストランは同ホテル内「ダイニング 流(りゅう)」。朝食ブッフェでヨーグルトなどに添える形で提供するほか、オリジナルドリンクの「ハニーレモンスカッシュ」(ソフトドリンク)・「ハニーブランデーフィズ」(カクテル)としても提供。瓶詰による「庭のはちみつ」も販売。販売する蜂蜜は「Spring」と「Summer」の2種類。税込価格は「Spring」「Summer」ともに120g、各1瓶4,980円(宿泊客・レストラン利用客は20%の割引あり)。販売場所は同ホテルフロント。
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