民宿のベッドとは? 民宿のマットレスや寝具・羽毛布団とは?
皆さん、民宿というと、どんな施設をイメージしますか?
ぬくもりを感じる様な、アットホームな雰囲気とか、敷居が低くて家庭的なイメージ、比較的にお値段も安くて、入り易い感じとか、オーナーさんとの距離が近くて話しやすいイメージとか・・・かもしれませんね。
それでは、民宿と旅館って、どんな違いがあるのでしょうか・・?
本日は、この「民宿」について、少し見てみたいと思います。
「民宿」と「旅館」の違いは?
宿泊施設というのは、営業する側からすると、営業種別によって、旅館業法上の公的な営業の許可を得る必要があります。
種別は、大きく分けて三つあり、それは、「旅館・ホテル営業」、「簡易宿所営業」、「下宿営業」です。
「旅館」は、その名の通り、この中で「旅館・ホテル営業」に該当します。
「民宿」という言葉はこの中には使われていませんが、「民宿」は、「簡易宿所営業」として許可を得ている施設が多く、この「簡易宿所」には、他にも、カプセルホテルやユースホステルなども該当しています。
旅館と、この簡易宿所(民宿)の一番の違いは、まずその面積にあります。旅館は、個室が基本で、ひとつの客室が、和室の場合、7平方m以上、洋室の場合、9平方m以上でなければならないと定められています。一方、簡易宿所では「客室の延床面積が33平方m以上であること」と定められていて、一部屋あたりの床面積については決められていませんので、必ずしも個室でなくても良いということになっています。
また、旅館では、フロント(それに類する設備)を設けなければならないと定められていますが(改正前の旅館業法)、簡易宿所にはそのような決まりは特にありませんので、フロントがない民宿もあります。
民宿は、旅館と違って、家族経営の宿が多いので、館内サービスや設備が必要最低限の民宿もあり、その分、宿泊費が比較的安く、リーゾナブルなのも民宿の特徴です。
また、民宿は和室で、トイレや洗面所は他の宿泊者と共同という施設も多くあります。
「民宿」と「民泊」の違いは?
それでは、最近よく耳にする「民泊」とは、「民宿」とどう違うのでしょう。
民泊とは、一言で言えば、一般の民家に泊まることです。所有物件だけでなく、賃貸物件を使うことも可能です。また、民泊では、常にオーナーがそこにいる義務はありませんので、家主不在型の民泊も存在します。マンションの一室なども多くあります。
一方、民宿は、基本的に持ち家(一戸建て)の一室を宿として利用します。オーナーである居住者が、宿泊客をもてなしたり郷土料理を提供するスタイルが一般的となっています。
余談ですが、少し細かいルールの違いとして、「民泊」には、180日ルールというのもあります。
民泊新法では、民泊は、「人を宿泊させる日数が180日を超えないもの」と定められているのです。
ちなみに、なぜこのようなルールが導入されているかというと、民泊施設が増え過ぎることにより、従来のホテル旅館業の営業が悪影響を及ぼされない様、一定の配慮をおこなったものです。
ただ、国としては、訪日外国人観光客などの増加による需要を満遍なく取り込むことも必要なため、従来のホテル旅館等の施設を阻害しない程度の範囲の日数として、年間180日という運営ルールが採用されたといわれています。
お洒落な民宿
ただ、最近、「民宿」と、他の旅館や民泊等の宿泊施設は差が少なくなっているとも言われています。
最近は、たとえ民泊でも、簡易宿泊営業の許可を得て、継続的に部屋の提供をおこなう様な民泊も登場しています。
また、特に、お部屋のインテリアについては、いずれも、「お客様をおもてなしする」という点では同じですので、よりお洒落に、よりスタイリッシュになっている施設も多く出てきています。
いくら簡素で値段が安くても、薄暗くじめじめした感じのお部屋では、誰も泊まりに来てくれませんし、SNS映えもしませんからね。
従来の、簡素でアットホームで我が家の様なイメージの民宿だけでなく、デザインや居住性にもこだわりをもった、デザイナーズ民宿とでもいえる様な民宿も登場してきています。
民宿のベッドや寝具は?
従来の民宿の寝具のイメージでは、簡単な和布団や寝具だけで、特にデザイン性にはこだわっていない様な施設が多かったのですが、最近は、SNSの普及などにより、よりスタイリッシュに、見栄え良く、かといって豪華過ぎず、コストは従来とさほど変わらずリーゾナブルに、という施設が人気が高くなっています。
(もちろん、お食事やお風呂、人的なおもてなしの要素は最重要ですけれど)
その様なお部屋に人気なベッドは、やはり、業務用として耐久性が高く、寝心地も抜群な高級ホテルベッドです。「一流ホテルのベッド」のサイトの「ポケットハードタイプ」(+ピローソフト仕様)等の人気が高くなっています。
さらに、民宿の中でも、スイートルーム的な存在のお部屋には、最高級の「パーフェクトスイート」や最高峰の「グランドプレミアムホテル」等の人気も高くなっています。
また、寝具としては、マットレスの上に、やはり高級ホテル向けグレードである「抗菌防臭ベッドパッド」を敷いて、
その上から、高級ホテル仕様として特徴的、且つコストのあまりかからない「ホテル羽毛ベッドカバー(デュベ)」でベッドメイクして、
その上に帯状の「ベッドスロー(ライナー)」を掛けてコーディネートするという、簡単、且つ、あまりコストのかからないコーディネート方法が人気です。
また、畳に和布団という従来の民宿スタイルのお部屋にも、この「ホテル羽毛ベッドカバー(デュベ)」と「ベッドスロー(ライナー)」を導入することにより、なるべくコストをかけずにスタイリッシュな和室にするという手段も取られています。
まとめ
如何でしたか?
民宿のイメージが少し変わりましたか?
でも、宿泊する側からすると、世の中がデジタル化し、SNS等のネットが普及すればするほど、逆に、人的な、ぬくもりのあるサービスが、これからはもっと大切になってくる様に思われます。
最後までご覧いただき有難うございました。
本物の有名ホテルのベッドやマットレス・寝具類を一台一枚から販売しているサイト