ホテル業界ニュース20181201

2018年12月20日

■東京ディズニーリゾート内に、約600室の客室を有する新しいディズニーホテルが2021年度の開業予定で計画されている。
外観から中庭にいたるまで、すべておもちゃで作られたようなデザインで、映画「トイ・ストーリー」シリーズがテーマ。映画に登場する少年アンディと、彼が大切にするウッディやバズ・ライトイヤーたち、おもちゃが繰り広げる世界でゲストを誘う。また、客室は、映画「トイ・ストーリー」の中の、アンディの部屋を思わせるインテリアで、カラフルな家具を用意するという。一方で、すべての客室をスタンダードタイプで統一し、付帯施設をレストランなど宿泊に特化することにより、より手軽なリゾートステイを実現する。「東京ディズニーランド」と「東京ディズニーシー」は、それぞれ2020年春と2022年度に新エリアの開業を予定している。

コンラッド大阪(大阪市北区)では大晦日、万博ダンス&カジノで盛り上がる、"ザ・大阪"カウントダウンパーティーを開催する。
38階「アトリウムラウンジ」で、モエ・エ・シャンドン シャンパーニュのフリーフローと、大人のカジノに加え、スペシャルゲストによるダンスパフォーマンスとともにカウントダウンを楽しめる。会場には、ディーラーがエンターテインメントするルーレットやポーカー、ブラックジャックなど、ギミックマネーで楽しむカジノゲームを用意。シャンパーニュグラスを片手に、今年最後の運試しを楽しめる。また、スペシャルゲストとして、Youtubeで7,000万回再生を超える「バブリーダンス」を作成した登美丘高校ダンス部コーチakaneが率いるクリエイティブダンスユニット「アカネキカク」が登場。大阪万博2025の誘致プロジェクトの一貫で話題になった「万博ダンス」に加え「大阪のおばちゃんダンス」などパフォーマンスを披露し、大阪カルチャーを体感できる。

■帝国ホテルが京都に進出する。
2020年を目途に京都・祇園に新たにホテルを開業する。祇園の中心部に立つ国の登録有形文化財「弥栄会館」に耐震改修を施し、富裕層向けに宿泊施設として活用する。
弥栄会館は、京の古典芸能を紹介する拠点として1936年(昭和11年)に開館。白鷺城(姫路城)を模したデザインは豪勢・華麗な雰囲気を漂わせ、2001年に国の登録有形文化財に指定された。地上5階、地下1階の鉄筋コンクリート造りで、現在は祇園甲部組合や花街の伝統芸能の継承・振興を支援する財団などが入居している。会館内部に数十室程度の客室を整備。富裕層向けに花街の文化を体感できる高級宿泊施設として開業するという。芸舞妓による京舞など、日本の伝統芸能を気軽に鑑賞できる舞台設備も設け、京都らしい文化を体験できるようにする。
帝国ホテルは現在、東京、大阪、長野県上高地に直営で帝国ホテルを運営している。観光客の集中する京都では外資系高級ホテルの進出が相次いでおり、不足する高級ホテルの需要を取り込む狙い。

横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ(横浜市西区)では1月上旬から、旬の苺を楽しめる「ストロベリーフェア」を開催する。
ロビーラウンジ「シーウインド」では、毎週木曜日と金曜日の夜、にスイーツブッフェ「スウィートパレード ~ストロベリーパーティー!~(Sweet Prade ~Strawberry Party!~)」を開催。"ゆめかわ"な世界観をテーマにしたキュートな空間の会場では、童話に登場するような「いちごのショートケーキ」や「北海道練乳いちごタルト」といったパステルカラーのスイーツを提供。また、ビーフシチューなどのフードメニューも用意されるほか、ナイトタイムにはスパークリングワインが飲み放題といったポイントも。
また、最上階のスカイラウンジ「ベイ・ビュー」には、ストロベリーガーデンに迷い込んだような世界観を表現したアフタヌーンブッフェ「ストロベリーブッフェ ~ストロベリーガーデン~」が登場。その時期に一番美味しいいちごを使用したスイーツ14種のほか、アフタヌーンにぴったりなライトミールを楽しむことが出来る。

■2025年の万博開催地が大阪に決まったことで、訪日客需要の拡大などで恩恵を受けそうな株価が軒並み上昇した。
関空から大阪市内を結ぶ鉄道を運営している南海は、一時、前週末比5%高の3,025円まで上昇。京阪も3%高の4,805円をつけた。京阪は、市内中心部止まりだった中之島線を延伸し、万博の開催地である人工島「夢洲」までつなげる構想を打ち出している。また、ロイヤルホテルは7%高まで上昇する場面があり、関西地場のゼネコン、奥村組も大幅に続伸し5%高の3,910円まで上昇した。

モガナ(京都市中京区)が12月7日に開業する。
日本の伝統美を意識しながら新しいホスピタリティの形を提案する"装い"を愉しむホテル。
「モガナ(MOGANA)」というホテル名は、古語の終助詞である"~であったらいな"という期待の意味を持つ「もがな」に由来するという。「この旅が人生を豊かにするきっかけとなれば」「MOGANAとの出会いが、日常を愉しむきっかけとなれば」という思いを重ね合わせて名付けた。
京都の伝統的な建築物や京町家の要素を踏襲しながら、新しい解釈で現代に蘇らせた。東西に長い京都特有の敷地を生かし、彼が得意とする木、アルミ、石、などの素材感を際立たせた造りとなっている。インテリアには日本の職人が手掛けた家具を配し、随所に日本の息吹とこだわりを感じることができる。
客室に置かれるアイテムも、日本製や日本人アーティストとのコラボにこだわった。2階にはスタイリッシュなバー「バー モナガ」がある。外出も楽しんでほしいとホテル内にレストランはないが、朝食には、「ふきよせ」をテーマにさまざまな色で彩られた食事を部屋で味わえる。

■ホテル京阪京都八条口(京都市南区)が開業した。
観光やビジネスなど幅広い用途を想定した宿泊特化型で全234室。京都駅や市営地下鉄九条駅から近い立地で、地上5階建て延べ約8,360平方m。大型バス5台分の駐車スペースを生かして修学旅行などの団体利用も見込み、90%超の稼働率を目指す。
京町家のイメージをモダンにアレンジしたという客室は窓に二重格子の障子が付く。宿泊客以外も利用可能な朝食営業のレストランや大浴場を備える。
ホテル京阪は京都駅周辺では既に「京都グランデ」を営業しているほか、2020年春にも京都駅南側で200室規模の開業を予定している。大阪万博の開催が決まり今以上に観光需要の盛り上がりが予想される中、集客に期待を寄せる。

ザ・スクエアホテル金沢(石川県金沢市)がオープンした。
「ザ・スクエアホテル」は、「街と人がつながるスクエア。」をコンセプトとしたブランドで、地域に溶け込んだコミュニケーションの場を提供するという。今回オープンした同ホテルは、今年11月9日にオープンした「銀座」に続き、同ブランドとしては2店舗目となる。
同ホテルの客室は、ダブル・ツインなど全186室。グランドツインでは、ダブルベッド2台とソファベッド1台で最大定員5名とした。また、「加賀五彩」をあしらったモダンで美しくゆとりある客室、全室禁煙とし、加湿機能付空気清浄機・セーフティーBOXを完備した。最上階には露天風呂・サウナ付大浴場を設置した。

■タイ・バンコクで、JR九州が高級ホテルの経営権を取得した
米マリオットグループが運営するホテルを所有するバンコクの不動産会社と賃貸借契約を結び、経営を引き継いだ。JR九州はバンコクで長期滞在型施設を運営しているが、高級ホテルへの参入で、海外不動産事業の展開を加速する。
同ホテルは2011年に開業し、マリオットが運営する「アロフトバンコクスクンビット11」。地上32階建てで、客室数は298。屋外プールやバーなどを併設した宿泊客交流型の施設で、20代の若年層らを主な顧客にしている。
タイ現地法人のタイJR九州ビジネスディベロップメントを通じて経営を引き継いだ。賃借期間は30年間。ホテルの運営は引き続きマリオットグループに委託する。

英国・ロンドンの「Brown’s Hotel」は、歴史あるブティックホテル。
さまざまなブティックホテルが現れては消える中、息の長い活躍を続けるトップホテルのひとつ。
メイフェアの中心にある同ホテルは、1837年の建築で、20世紀の末に巨費を投じて全面改装を行い、19世紀の最盛期と同じおごそかで磨き抜かれた「まさにイギリス」といった佇まいを取り戻した。まるで映画のセットのように、イメージ通りのイギリスを感じさせるホテル。建物の内部はモダンな装いで、紳士クラブのようでありながら現代的で洗練された都会的な雰囲気。本棚にはイギリス文学の古典が並び、壁にはイギリス人画家の作品が掛けられている。写真家テレンス・ドノバンにちなんだバー「Donovan Bar」では、彼の作品が訪れる人を迎える。またレストラン「Grill」は、イギリス郷土料理やコンチネンタル料理のほか、ウエストエンドの劇場街の常連に嬉しい、開演前に楽しめるセットメニューのディナーがある。
同ホテルのインテリアは、パスカル・ムールグの椅子をはじめ、フランスの有名ブランド「ロゼ」のコントラクト部門が手がけており、客室だけでなく、Donovan Barのコレクションやレストランエリアの家具なども施工している。
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