ホテル旅館観光宿泊業界ニュース20190319
■JR東日本ホテルメッツ秋葉原(都内千代田区)が10月、JR東日本ホテルメッツ東京ベイ新木場(都内江東区)が11月に、それぞれ開業する。
「JR東日本ホテルメッツ秋葉原(196室)」のテーマは「Cross Value HOTEL」。ビジネス・観光・訪日外国人などさまざまな人と文化が交差する街・秋葉原で、人・時・空間・街が交わることで、そこにしかない価値が生まれるという考えをテーマにした。デザインには、デジタル模様をとりいれるなど秋葉原らしさを体感でき、長期滞在でも快適に過ごせるテラス付きルームや全室バス・トイレセパレートを採用した。
一方、「JR東日本ホテルメッツ東京ベイ新木場(189室)」のテーマは「人と木が織りなすおもてなし」。木材の街として歴史のある新木場で、木のあたたかみを感じられる憩いのひとときを提供する。新木場駅は3路線が乗り入れ、お台場や舞浜リゾートなどのベイエリアに好アクセスであることから、家族やグループ旅行客向けに客室数の半分近くをツインタイプで用意する。
■米・ラスベガスの「NoMad」は、ホテルの中にオープンした"ホテルインホテル"。
ロケーションは「PARK MGM」ホテルの上層階で、29階から32階までの4フロア。「PARK MGM」は、もともと「モンテカルロホテル」であったが、大規模改装され、「PARK MGM」に生まれ変わり、モンテカルロホテルの上層階にあった「HOTEL32」が「NoMad」に生まれ変わったもの。「NoMad」の客室数は 293。一般的には決して少なくない客室数だが、巨大ホテルが建ち並ぶベガスにおいては、小規模ブティックホテルという位置付け。「NoMad」は、もともとはニューヨークにある格式高いブティックホテルで、そのラスベガス版となる。
■新宿プリンスホテル(都内新宿区)では、レストランの仕事を体験する「こどもレストラン」を開催する。
同企画は、西武グループが推進する、未来を担う子供の健やかな成長を応援する「こども応援プロジェクト」の一環として、5月5日のこどもの日限定でおこなうもので、子供が運営する「こどもレストラン」を開催する。
家族をお客に見立て、「受け入れ」から「オーダーテイク」、「料理の盛り付け」、「料理の提供」を含むレストランの仕事を体験する。受け入れ前にホテルスタッフが出迎えの準備として、「挨拶」、「席への案内」、「オーダーの取り方」、「料理の盛り付け」、「料理の提供」までをレクチャーし、 レストランがオープンする。ゴールデンウイークの子供の体験と家族での思い出づくりの場を提供する。
■3月16日オープンの「ムーミンバレーパーク」は、オフィシャルホテル・パートナーホテルを発表した。
オフィシャルホテルでは、ムーミンの世界観を楽しめる「ムーミンスペシャルルーム」に宿泊できる。また、入場制限がかかっても入園保証のある入園チケットを用意。また、宿泊者のみ「ムーミンバレーパーク」内で購入できる限定グッズや、「ムーミンバレーパーク」からオリジナルグッズをプレゼントする。
■星のや竹富島(沖縄県八重山郡)では、「脱マスク滞在」を開催している。
スギやヒノキがない竹富島だからこそ実現するプログラムで、憂鬱な花粉症から逃れて、春のピクニックが楽しめる。
ピクニックプランでは、竹富島の西に位置する「コンドイ浜」にアフタヌーンティーと昼寝ができるハンモックを用意。ピクニックの前には、施設内にあるガーデンでハーブを摘み、そのハーブティーが味わえる。食事は、紅芋や黒糖など、沖縄らしい食材を使用したスイーツやサンドイッチが14種類。お腹が満たされたら、春の穏やかな風を感じながらハンモックで昼寝ができる。
さらに「脱マスク滞在」プログラムには、脚・背中・腕・デコルテ・ヘッドの「癒しのスパトリートリートメント」も含まれており、花粉症のストレスから解放され、心身ともにすっきりリフレッシュできる。5月31日まで。
■三田ホテル(兵庫県三田市)は、「ザ・セレクトンプレミア神戸三田ホテル」に改称した。
神戸三田新阪急ホテルとして2000年7月に開業し、2011年春から三田ホテルとして営業していた。昨年6月、ホテル再生事業などを手掛けるエフ・イー・ティーシステムがオリックスから買収。ザ・セレクトンホテルとして福島県に次ぐ全国で2番目の施設として営業を始めた。
現在、リブランド記念として館内レストランでグルメフェアを展開している。
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