ホテルのニュース0614
■アパホテルなんば北 心斎橋駅前(大阪市中央区)が開業した。
アパグループが、旧西鉄イン心斎橋を取得し、なんばエリア4棟目となるアパホテルとしてオープンしたもので、客室は、シングル99室・セミダブル51室・ダブル4室・クイーン1室・コンパクトツイン5室・ツイン2室の全162室。43型以上の大型液晶テレビ、事務所並みの明るさにこだわったシーリングライトを新たに設置。テレビ画面上に館内案内をデジタル表示した「アパデジタルインフォメーション」、Wi-Fi無料接続、BBCワールドニュース無料放映なども導入した。フロントには全予約経路対応のチェックイン機とアプリチェックイン専用機を設置。「非接触」「待たない」「並ばない」を実現したストレスフリーのアパオリジナルデジタルサービスを提供する。場所は、大阪メトロ御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅、大阪メトロ四ツ橋線「四ツ橋」駅より徒歩3分の立地。ビジネスや国内レジャーなど幅広い宿泊需要を見込む。
■すみや亀峰菴(京都府亀岡市)がリニューアルオープンした。
大規模なリノベーションを2期に分けて実施、まず200平方mのロビー&ギャラリーの工事を完成させた。今回の大規模リノベーションは、現代美術家・柳幸典氏とのコラボによるもので、柳氏が京丹波に在住する職人とともに、現代アートと伝統の技が織りなす稀有な空間を生み出すという。設計は、柳氏と建築チーム「YANAGI+ART BASE」が担当。鉄の素材を大胆に使用するなど、柳氏の作品らしさが存分に感じられる内装とした。今後は、柳氏が手掛けた犬島精練所美術館の「鉄の回廊」を想起させるような140平方mの特別宿泊室を今秋に完成する予定だという。リノベーションにあたっては、柳氏とともに、左官職人や陶芸家、和紙職人など、京丹波に在住する日本屈指の職人たちが携わっている。ロビーのエントランスには、柳氏とのコラボの象徴として、葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」を引用した作品「Study for Japanese Art -Hokusai-」を常設展示するという。
■ホテルグランヴィア大阪(大阪市北区)は、配膳・運搬ロボット「Servi(サービィ)」を導入した。
場所は、1階のカフェ&ダイニング「IGNITE(イグナイト)」。サービィはソフトバンクロボティクスが販売する配膳・運搬ロボットで、料理をキッチンから食事テーブル、食事後の食器をテーブルから洗い場へ運搬する。導入により、導線が長いキッチンと客席間を往復するスタッフの移動時間を削減し、その分、もてなしの機会を増やし、重要な感染対策である非接触サービスを導入しつつ、人だからこそできる温かい接客を実現。人にしかできないもてなしと、ロボットでもできる作業の差別化を図りたい考え。
■ホテルリソルトリニティ那覇(沖縄県那覇市)が12月に開業する。
現在全国17ヶ所で「ホテルリソル」ブランドとしては沖縄エリア初出店となる。地上13階、客室は、ダブル・ユニバーサルダブル・ツイン・トリプル・デラックスツイン・特別室など220室。エントランスや館内には琉球石灰岩や花ブロック等、沖縄の伝統的な素材を随所に使用したほか、ロビー・レストランの一体設計と、外部の光を十分に取り入れた広々とした開口部を設けたことにより、街中のホテルでありながら、沖縄の吹き抜ける心地よい風の流れと光を感じられるくつろぎの空間を演出。最上階には、沖縄伝統「やちむん」の手洗い場がある天然鉱石人工温泉大浴場を完備するとしている。場所は、沖縄都市モノレール「旭橋」駅より徒歩3分の立地。官公庁や国際通り等の主要施設が徒歩圏内にあり、近接する新那覇バスターミナルから島内各地へのアクセスも良好。
■the b 銀座(都内中央区)が開業した。
都内で9店舗目となる。客室は202室で、全て2名以上でも利用可能。限られたスペースを有効活用できるよう、ベッド下にスーツケースを収納できるスペースを設け、壁面ハンガーラックを施し、快適さと機能性のバランスを追及した。「時間の自由」にこだわり、新しい予約スタイル「じぶんかって」など、新しいサービスを導入した。新しい予約スタイル「じぶんかって」は、24時間いつでもチェックイン・アウトが可能で、1時間単位で予約可能。ミニマムで1時間の「滞在フィー」と「チェックインフィー」の組み合わせとし、滞在が72時間を超える場合は、72時間毎に1度の「フル清掃」が無料で利用可能だという。また、フードデリバリーサービスのmenu社との協業により、客室まで食事を届けるサービスを提供、食事の取り分けに便利な食器類も用意する。場所は、JR・都営浅草線「新橋」駅より徒歩約7分、東京メトロ銀座線・丸ノ内線「銀座」駅より徒歩約7分の立地。
■京よろず(福井県越前市)がオープンした。
老舗料亭「萬谷」併設の料理旅館で、客室は、1階58平方m・2階57平方mの和洋室と、1棟2階建ての和洋室93平方mの全3室。食事は夕食・朝食とも併設の老舗料亭「萬谷」で提供する(半個室に案内)。夕食には宿泊客限定の懐石料理を提供、朝食には席で炙る焼き魚や、その場で作る出来立て湯葉豆腐、卵焼きや小鉢などを提供するという。場所は、JR北陸本線「武生」駅より徒歩約5分、小京都の風情漂う古い町並みが残る京町エリアの立地。同市では、「越前和紙」「越前打刃物」「越前箪笥」の3つの伝統的工芸品が受け継がれており、同館を拠点に職人を訪ねる街歩きが楽しめるという。
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