ホテルのニュース20230912

■アブラサスハウス富士河口湖(山梨県南都留郡)がオープンした。
部屋から富士山の景色が望める同施設。1日1組限定の貸し切り型ホテルで、敷地面積は687平方m。バスルームには、温水入浴用と水風呂用として2槽2桶を用意。バスタブの縁にはLEDライト、天井にはミラーボールを備え、ライトで室内を彩る「アート風呂」が楽しめる。このほか、「プロサウナー」「ととのえ親方」の異名で知られる松尾大さんとコラボしたサウナルームには、フィンランドのサウナストーブ「ハルビア」を設置する。食事は、下準備を済ませた食材を冷蔵庫に入れ、宿泊客自身で作る「プリペアードスタイル」を採用。豚肉料理店「西麻布 豚組」が監修したメニューを、焼く、似る、いぶすなどの工程を行い完成させるという。

■ホテルアラウンド高山(岐阜県高山市)がオープンした。
チョイスホテルズジャパンが、独立系ホテルブランド「Ascend Hotel Collection」の日本における出店権を取得して運営する日本第1号店となるホテル。同ブランドは、アメリカのホテルチェーン「チョイスホテルズインターナショナル」が保有するブランドで、世界各地に330軒以上を展開している。宿泊体験を通じて、その地域にしかないローカルストーリーや魅力を感じられることを目指しており、ホテルには地域の魅力を落とし込んだデザインや、地域の歴史にまつわる物語が反映されたオリジナリティを取り入れているという。「ホテルアラウンド高山」は「旅人と飛騨高山のGOOD LOCALな出会いを紡ぐ」をコンセプトとしており、GOOD LOCALな出会いを提供する体験の一つとして、ホテル内には飛騨高山について紹介するカードを100枚陳列している。カードには飛騨高山の歴史や人、食などが描かれており、旅の目的や興味にあわせて集めることで、自分だけの旅のオリジナルガイドブックを作ることができる。

■ホテルニューオータニ(都内千代田区)では、さくらももこ原作の「コジコジ」とのコラボ宿泊プランを販売している。
メルヘンの国を舞台とする漫画「コジコジ」の世界観に浸ることのできるコラボルームが1日限定2室で登場。「コジコジ」初のコラボ宿泊プランを堪能できる。ここでしか見ることができない、同ホテルの制服を着用し、ホテリエに扮したコジコジと次郎コンビのオリジナル描き起こしアートを作成。また、録り下ろしのオリジナルボイスも特別に用意した。メルヘンの国ならではのおもてなしを客室で体験できるという。

■voco大阪セントラル(大阪市西区)がオープンした。
運営はIHGホテルズ&リゾーツ(英国)。同ホテル周辺の大阪・京町堀エリアでは、古くは京都からの商人が市場を開き、歴史的に賑わってきた。同ホテルでは、かつてこの地にあった「京町ビル」で実際に使われていた外装レリーフや郵便受け、扉などを館内アートや外壁に再利用再構成することにより、大正時代に建てられた「京町ビル」の面影を残している。館内には、30平方m台を中心とした全191室の客室のほか、レストラン、カフェ&バー、フィットネスジム、ミーティングルームなどを設置。客室では、リサイクル素材を使用した寝具を採用、節水タイプのシャワーヘッド、竹素材の歯ブラシや櫛、木製のカードキー、ミニチュアボトルを採用しない植物由来のバスアメニティを採用するなど、環境に配慮した。「LOKAL HOUSE」と称したレストラン・カフェ&バーは、四ツ橋筋に面した1階・2階に位置し、臨場感あふれるオープンキッチンや暖かみのあるバーカウンターを設え、宿泊客だけでなく、地域に開かれた空間として展開する。グリル料理を中心に、1日を通して地元(ローカル)に根づく食文化や旬の食材をとり入れたクリエイティブなメニューを提供するほか、カフェ&バーでは、地元大阪のコーヒーやビールを提供するという。

■ASAI京都四条(京都市下京区)がオープンした。
タイの不動産開発会社のデュシット・インターナショナルが、日本初上陸としてオープンしたライフスタイルホテルで、ブランド名の「ASAI(アサイ)」は、タイ語で「地元の人と共に生きる」を意味する言葉で、探究心旺盛な世代が地元の人のように過ごすホテルを目指し、「BE A LOCAL EVERYWHERE」をコンセプトに掲げる「ライフスタイル」ホテルブランド。共有スペースは「Eat(食べる)/Work(学ぶ)/Play(遊ぶ)エリア」で、京都の魅力を地元民のように満喫できる各種アクティビティを提供するとしている。同ホテルが仕掛けるアクティビティは、地元の人たちを巻きこんだユニークな内容で、他にはない唯一無二の体験だという。客室は、ダブル・ツインなど全114室。ダイニングやバーも兼ねた共有スペースのレストランバー「SOI GAENG ソイ・ギャン」は、京都に出現した小さなバンコク、本場タイ人シェフが作るタイのストリートフードの発信地として、カレーを中心に気軽なストリートフード・デザート・ASAIオリジナルカクテルなどを提供する。朝食付きプランでは、本場タイ人シェフが作るタイ料理・アメリカンブレックファースト・和朝食より選択可能。食べて、遊んで、京都ローカルと交流して、いつまでも居心地よく過ごせる空間だとしている。観光はスタッフの「コミュニティアンバサダー」がアドバイスする。場所は、京都市営地下鉄烏丸線「五条」駅より徒歩約4分・「四条」駅より徒歩約5分、阪急京都本線「烏丸」駅より徒歩約7分の立地。四条烏丸エリアの烏丸通りから一本中に入った静かな場所に位置し、徒歩圏内には錦市場もある。

■亀の井ホテルでは、オリジナルキャラクターの誕生を記念して、「お名前募集キャンペーン」を実施している。
全国に32施設を展開する亀の井ホテルの名称にちなんだかわいい「カメ」のキャラクターが誕生。温泉が大好きな親子3世代の幸せカメファミリーと、背中に温泉マークのあるカメの妖精。まだ名前が無いこのキャラクターにふさわしい素敵な名前を募集している。採用された人の中から抽選で2名に全国の亀の井ホテルで利用できる1泊2食付きのペア宿泊券をプレゼントする。また、同キャラクターをデザインしたTシャツや手ぬぐい、タオルやトートバッグなどのグッズも発売中。