ホテルのニュース20231024

2023年10月24日

■EN RESORT Grandeco Hotel(福島県耶麻郡)がオープンした。
これ合わせ、裏磐梯の自然を満喫するアクティビティが体験可能な「EN RESORT Grandeco Mountain Resort」も同時開業。客室は全103室で、館内には温泉や通年利用可能なプールを完備する。リゾート内の水は、客室の水道水から食事の調理に使う水、プールの水まで、すべて天然の小野川湧水の自家浄水となっている。なお、アクティビティとして、小野川湧水が生まれる瞬間を見に行く「百貫清水トレッキング」や、小野川湧水が形成した「小野川湖」でもカヌーやSUPなども展開する。エントランスロビーエリアは全面改修し、中央のシンボリックなファイヤープレイスを囲むバーカウンターを新設した。ラウンジの一角にはカフェスペースも用意され、滞在中自由に利用できる空間となっている。1階レセプションには裏磐梯の楽しみ方をコーディネートしてもらえるアクティビティセンターも設けられる。なお宿泊者には、ガイドと行く「朝さんぽ」や焚き火体験、星空鑑賞会を無料で提供するという。地産地消にこだわったメニューを展開するレストラン「THE MOUNTAIN DINING」もオープン。ディナーでは、季節のメインの1皿とビュッフェを組み合わせたオリジナルのセミビュッフェ形式で提供する。ディナーのビュッフェには、福島県産食材や郷土料理を楽しむ約50品をラインアップ。朝は福島の食文化「朝ラー」を含む約40品をビュッフェ形式で楽しめる。客室は、畳のある和洋室「和モダンツイン」を2室増室した。「デラックスツイン」もレイアウトを一部変更する。全客室をカードキー化し、設備のアップグレードも行なった。

■ホテルグランビュー石垣The Firs(沖縄県石垣市)がオープンした。
客室は、シングル・ツイン・トリプルなど全98室。朝食は無料で提供。ホテル特製夕食弁当付きプランなども設定した。館内にはサウナ付き男女別大浴場も設置したという。場所は、石垣空港より車で約30分、石垣港より徒歩3分、バスターミナルより徒歩約3分、離島桟橋より徒歩約3分の立地。周辺には、銀行・郵便局・お土産屋などがある。

■ザ ロイヤルパークキャンバス神戸三宮(神戸市中央区)では、神戸市に本社を置く六甲バターとのコラボ企画を開催している。
同ホテルの1室をQBBベビーチーズのキャラクターを壁面などに描いたコラボルームとしたほか、1Fホールの壁やラウンジなどにも同キャラクターのデザインを配したりPOPを展示し、企画を盛り上げている。期間限定宿泊プランも用意して予約を受け付けている。同ホテルの地元活性化企画の一環で、昨年は神戸市民の学校給食の定番デザート「とくれん」のオレンジゼリーとコラボした。今年は第二弾で、ホテル側から六甲バターに提案したという。コラボ客室に描いたベビーチーズのキャラクター「Qちゃんとゆかいな仲間たち」は、デザインしたイラストレーター山崎秀昭氏が同企画用に新たに書きおろした。さらにベッドスローにはQBBベビーチーズのロゴをあしらい、洗面所などにもキャラクターが描かれており、洗面所の扉を閉めるとその扉に描かれたキャラクターが洗面所の鏡に映る仕掛けも施した。これにより宿泊者は鏡に映ったキャラクターと写真を撮影することができる。ホテルの女性従業員のアイデアとのこと。その他の特典として、非売品のコラボTシャツがもらえるほか、ラウンジで「ベビーチーズ3種とビール」2人分も付く。同メニューはラウンジで税込600円で販売しており、一般の宿泊者も購入できる。

■THE THOUSAND KYOTO(京都市下京区)は、京都の着物レンタル店「Kimono Agaru Kyoto」と提携し、着物レンタルとホテル客室での着付けがセットになった宿泊プランの販売している。
宿泊プラン「ホテル着付けレンタル着物 上質な和装で艶やかに彩るSTAY-和洋選べるこだわり朝食付き-」は、1日1組・平日限定で、アーリーチェックインを確約し、当日の10時～17時の間、ホテル客室で専門スタッフが着付けを実施。小紋・名古屋帯と小物を一式レンタル可能で、事前のカウンセリングシートをもとに、季節感や予定、好みに合わせた組み合わせの提案も可能だという。着物姿で京都散策を満喫した後は、チェックアウト時に客室に着物を置いておくだけで利用終了。着物レンタルの利用開始・返却時に店舗へ足を運ぶ必要がなく、時間を有効に使えるとしている。

■嬬恋プリンスホテル(群馬県)は、ペットの犬と一緒に宿泊できる「ドッグフレンドリールーム」の営業を開始した。
体重が約10kg未満の小型犬が対象。ホテル前の芝生広場にはドッグランを整備し、犬と一緒に遊べるようにした。ホテル1階に、洋室(面積38.7平方m)を3室用意。犬用のケージや水飲み用のボウルなどを備えている。定員は各部屋2人で、犬の宿泊は各部屋2匹まで。1室を2人で利用した時の1人あたり料金は1泊朝食付きで13,937円から(犬1匹の利用料を含む)。2匹目の犬がいる場合は追加料金6,000円が必要。犬の食事は持参する必要がある。室内には犬用のケージなどを用意した。ホテル前に整備したドッグランの面積は約650平方m。ホテル周辺では、浅間山の過去の噴火の溶岩が広がる観光地「鬼押出し園」も、園内で犬の同伴が可能という。

■ホテルサンルート熊本(熊本市中央区)は、1フロア18室をリニューアルした。
建築家YAGHEN CHEN氏と佐藤達郎氏のコラボによるもの。スチール家具や伝統工芸「小倉織」を取り入れ、スタイリッシュでミニマルかつ機能性に富んだデザインとなっている。客室はミニキッチン付シングルとツインの2タイプを用意した。1名あたりの宿泊料金は、ミニキッチン付シングルが6,000円から、ミニキッチン付ツインが8,000円から。