ホテルのニュース0129

■ホテル東日本宇都宮(栃木県宇都宮市)は、ホテル内1階にケーキや焼き菓子を販売するパティスリー「ル・メルシー」をオープンした。
「LE MERCI ル・メルシー」=「感謝」「ありがとう」。晴れの日には「ル・メルシー」のケーキが食べたくなる、そんな思いを込めて、1階フロントカウンター横に誕生したという。運営会社の日本ハウス・ホテル&リゾートのグループホテルで初の試み。また、アトリウムラウンジ「ハイドパーク」では、ケーキなどをドリンクと一緒に味わえるイートインも始まった。

■フォーシーズンズホテル&リゾートが横浜に進出する。
「みなとみらい21中央地区62街区」の再開発により、ラグジュアリーホテルや水族館を誘致する新しい複合施設が誕生するもので、竣工は2026年3月を予定している。パシフィコ横浜や、移転したばかりの横浜アンパンマンこどもミュージアムなどからも近く、横浜ベイエリアらしい景色を望む「みなとみらい21中央地区62街区」。60~62街区はいずれ横浜市の観光・エンターテインメントの拠点となる予定で、2万席の客席を誇る音楽アリーナの開業も控えている。その場所に誕生する、地上14階、地下2階で構成される複合施設。上層部に「フォーシーズンズ ホテル&リゾート」を含む国際的なラグジュアリーホテルブランドを誘致するほか、下層階には水族館、レストラン・物販の店舗を新設するという。ホテルには、客室だけでなく、スパやプール、フィットネスルームも設けられる見込み。また、現状の構想によると、水辺と平行に連なる飲食店舗群は、市内でも稀有なものになるという。地区初の水族館は、最新デジタル技術と本物の海洋生物が融合し、新たな体験を創造する場を目指す。なお、代表企業のマレーシア クアラルンプールのベルジャヤ・コーポレーションをはじめ、丸紅と大和ハウス工業で構成される「BMD 62」が事業者として決定しており、着工は今年10月となる予定。

■ホテル椿山荘東京(都内文京区)では、自然と芸術を融合し、空間全体を作品として体感する「椿絵巻~東京椿インスタレーション・アート~」を2月8日「つ(2)ば(8)きの日」より5週間限定で公開する。
今年開業70周年イヤーを迎えた同ホテル。一昨年より始動した自然と現代技術を掛け合わせた演出や、造園美によって受け継がれてきた想いを具現化する「庭園プロジェクト」により、7つの季節の7つの絶景を造ってきた。7つの絶景のスタートを飾る「椿絵巻~東京椿インスタレーション・アート~」は、庭園の山頂エリアにて、椿(ヤブツバキ)の大樹の下にふわりと舞い降りた赤い椿と緑深き苔の美しいコントラストを楽しめ、まるで「絵巻物」のように美しい光景。1~3月にかけて約100種2,300本の椿が咲き誇る庭園を持つ同ホテルならではの美しい自然の癒しや、四季の魅力を届けるべく、日本古来より愛される椿が作り出す絶景とともに、心潤わす時間を楽しめる。

■シェラトン都ホテル大阪(大阪市天王寺区)では、2月3日の「節分」にちなみ、鬼をモチーフにしたスイーツを発売している。
マスカルポーネのムース生地で作られた「鬼ケーキ」(各580円)。昨年発売された際にはSNSで、「かわいい・・・」「これは、すごい」などと話題を呼んだベリーのムース&いちごジュレの赤鬼と、マンゴーのムース&ジュレの黄鬼にくわえ、今年はピスタチオのムース&ジュレが使用された緑鬼も新たに仲間入り。そのほかにも、「恵方巻ロール」(1,350円)や「赤鬼パン」(220円)など、見た目もかわいらしい節分フードが多数発売される。

■セルリアンタワー東急ホテル(都内渋谷区)では、ホテルで学ぶオトナの嗜み講座【R261 CLUB LEVANTE】と題し、お酒にまつわるレクチャーや体験で教養を深め、嗜みを学ぶ講座シリーズを開講する。
同シリーズの第1弾は、シガー&シェリーの基礎知識と嗜み方を、その文化や歴史的背景を交えながら解読・実演を行う。大人が語れるとカッコいい、お酒にまつわる知識や教養を深める嗜み講座。LEVANTE(レヴァンテ)とは、スペイン語で地中海の東から吹く熱風のこと。ぶどうの熟成に欠かせないこの風のように、大人の魅力を深めるきっかけとなるような、成熟した大人の醍醐味を味わう機会。第1弾は、日本シェリー酒界の第一人者と称される中瀬航也氏をゲスト講師に招き、シェリーの奥深い世界観やシガーとの関係史など学問的視点を交えながら、シガーコンクールでの優勝経験を持つホテル シェフ ソムリエの吉田茂樹氏と共に解説。セミナー中はアフタヌーンティーの一種であるロイヤル ティーをイメージし、フィンガーフードとシェリーの組み合わせにシガーの香りを加えて楽しめる。ちなみに、会場であるシガーバーは2分間に1回以上店内の空気が入れ替わる換気システムを導入しており、感染症対策として万全な環境を整えている。

■ANAホリデイ・インリゾート安比高原(岩手県八幡平市)が開業した。
敷地内に広がる6棟の建物に、合計606の客室を有する大規模リゾートホテルで、客室はシンプルな設えながらも清潔で快適。カジュアルに寛ぎたいファミリーやグループに親しみやすいホテルとなっている。現在、開業記念としてファミリー向けの特別宿泊プラン「キッズステイ&イートフリー」も実施中。今春には IHG のラグジュアリーブランド「ANA インターコンチネンタル安比高原リゾート」の新規開業も控えている。