ホテルのニュース1230

■相鉄フレッサイン横浜駅東口(横浜市神奈川区)に、「相鉄線今昔 鉄道コンセプトルーム」が登場した。
同コンセプトルームは、世界有数のターミナル駅であり現在も進化を続けている「横浜駅」や、来年度下期に開業予定の「相鉄・東急直通線」により、さらなる発展を遂げる相鉄線の魅力を体験もらい、相鉄線の認知度向上や、一人でも多くの方に相鉄ファンになっていただくことを目的として企画されたという。相模鉄道全面協力の下、運転台やグッズ、写真などを客室内に設置・展示した。設置する運転台は、相鉄線を運行していた7000系の運転台から取り外した各種部品と、実際に使用した電車銘板や大型ヘッドマークなどにより雰囲気を再現したもの。その他、相模鉄道キャラクター「そうにゃん」のラッピング電車「そうにゃんトレイン」で使用している「そうにゃんシート」の生地で作成したベッドスローやクッションなど、コンセプトルーム専用の備品も用意。鉄道ファンはもちろん、観光やビジネス、家族で、相鉄線の魅力を感じながら、過ごしてほしいとしている。

■カンデオホテルズ熊本新市街(熊本市中央区)が来年6月に開業する。
「熊本新市街ホテル・店舗複合開発新築計画」で東急リバブルがプロジェクトマネジメントを推進する複合施設(地上12階)に、核テナントとして出店するもので、合わせて、最上階のスカイスパ・サウナに、ロウリュサウナの設置も決定した。ロウリュとは、熱せられた石に水をかけ、蒸気の波を発生させるもので、男性サウナ・女性サウナの両方をロウリュサウナとするのは、同ホテルズとして初めての取り組みになるという。同ホテルズの多くの施設では、男性サウナにドライサウナ、女性サウナにミストサウナを設置しているが、近年のサウナブームの高まりと多様化するニーズに対応するため、今回は、男女ともにオートロウリュ形式のサウナを設置する。サウナ愛好家の間で西の聖地とも呼ばれている同市は、政令市では日本で唯一、水道水に100%地下水が使用され、その品質はミネラルウォーターに匹敵するという。同市が誇る名水を贅沢に使用した水風呂は、常時17.5度に設定し、サウナ室を出てすぐの展望露天スペースに設置するとしている。客室は380室。12階がフロント、ロビー、レストラン、スカイスパ(露天風呂・内湯・サウナ)、露天付客室(2室)となる。

■オリエンタルホテルユニバーサル・シティ(大阪市此花区)がグランドオープンした。
USJ創業時から20年間営業を続けていた「ホテル京阪ユニバーサル・シティ」をリブランドした同ホテル。7月1日にプレオープンし、10月に客室とレストラン、ロビーの全面改装に着工した。12月23日からは「大自然をほうふつとさせる、ラグジュアリーなホテル体験」を新たなコンセプトに据えるという。全330室ある客室の内、年内に18~20階の3フロア63室の改装が完了。リニューアルした客室は、壁一面にグラフィックアートを施し、アースカラーを基調とした落ち着いたデザインに仕上げる。客室タイプは、ダブルルームや、ツインルーム(最大4人)の他、トリプルルーム(最大6人)、コネクティングタイプ(最大8人)など幅広く用意。来年2月頃までに新たに5フロア105室、年内完了分を含め計168室の客室改装が完了予定で、残りの客室も今後改装する予定。メインエントランスには、大樹をイメージしたシンボルを設置。3階のビュッフェレストランは、新録を表現した壁が目を引く空間に仕上げる。朝食は、「Charge from Nature 自然の恵みを朝食とともに」をコンセプトにメニューを揃える。

■羽田エクセルホテル東急(都内大田区)に、全日空の国際線ビジネスクラスシートのモックアップを設置した「プレミアフライヤーズダブルルーム」が登場した。
バスルームも滑走路に面したダブルルームに、現行のフルフラットビジネスクラスシートを設置。2010年4月に日本で初めてビジネスクラスに全席通路アクセス可能な「スタッガード配列」を採用したシートで、モックアップのためリクライニングやスイッチなどは機能しないという。部屋にはモックアップのほか、通常のダブルベッドやテーブルなどがある。1部屋のみで1日1組限定。お土産として「ANAファーストクラス 阿波尾鶏とマッシュルームのカレー」を1人1個プレゼント。

■パークホテル京都御池(京都市中京区)では、「"特製西陣織ポーチプレゼント"冬の京都を満喫する特典プラン」を販売する。
静かな冬の京都を楽しんでもらうため、西陣金襴緞子織ポーチのプレゼントやシグニチャーカクテル「柳桜園ほうじ茶ハ イボール」のサービスをはじめとする様々な特典が付いたプラン。また、1階のカフェで、ケータリングによるスペシャルなグルメ体験を楽しめる。3月10日まで。

■都ホテル岐阜長良川(岐阜県岐阜市)は、従業員用通路を活用したお化け屋敷が楽しめるクリスマスイベント「都 x ぎふクリ」を開催する。
お化け屋敷は「悪魔の隠し通路~血塗られたクリスマス」と題して開催。お化け屋敷・ホラーイベント制作会社がオリジナルストーリーを用意するという。体験時間は約15分。ホテル1、2階にイートインスペースを設け、ミニハンバーガーや飛騨牛のにぎりといった料理を販売するフードマーケットを開催するほか、クリスマスにちなんだ小物を作るワークショップも開く。各種イベントは1枚500円のチケットで支払う。前売り券は、11枚つづりのチケット5,500円分を5,000円で購入できる。当日券は10枚つづりで5,000円。前売り券、当日券には、ペア宿泊券などが当たる抽選券も付く。11階のテラスでは2日間、テントやたき火を設置してコース料理を楽しむ企画をランチとディナー時間帯に実施するという。