ホテルのニュース0709
■HOTEL The M’s KYOTO(京都市南区)・HOTEL M’s EST NANAJO(京都市下京区)・HOTEL Pagong with M’s(京都市中京区)の3ホテル・356室がオープンした。
「HOTEL The M’s KYOTO」は、温もりあるリラックス空間として、緑溢れるテレワークスペースを用意した。また、「HOTEL M’s EST NANAJO」と「HOTEL Pagong with M’s」は、創業1919年の亀田富染工場とのタイアップにより、京友禅の彩りで「日本」「和」を演出。エムズホテルは、京都市内で16ホテル・1,274室を運営するホテルグループで、今後のインバウンドの回復を見据え、新築ホテルをオープンした。3年後には3,000室・年間100億円の売上を目指すという。
■サッカー・ポルトガル代表、クリスティアーノロナウドが手掛けるホテル「ペスタナCR7グランビア」がオープンした。
ロナウドはこれまでにも「ペスタナ」と手を組み、母国ポルトガルの出身地マデイラとリスボンで2軒の四つ星ホテルを経営。そして2018年にはスペインのマドリド、米・ニューヨーク、モロッコ・マラケシュにもホテルをオープンさせると発表していた。元々マドリドのホテルは昨年6月にオープンする予定だったが、新型コロナの影響もあり延期していた。ロナウドは1,300万ユーロ(約17億3000万円)を投資。10階建てで、客室は168室。料金は1室14,000円程度からと、比較的良心的な設定になっているという。
■ロイヤルパークホテルズでは、「ワクチン接種応援プラン」を販売している。
「接種の前後をリラックスして過ごしたい」「接種後すぐに公共の交通機関で移動するのは不安」という声に応え、同プランを用意した。ワクチン接種する本人と付き添いの人だけでなく、接種に従事する人も同プラン販売の対象とし、ワクチン接種の後押し及び感謝を込めたという。地域に根差して運営する各ホテルで、その街に応じて、多様なプランを用意しているので、接種や仕事の前後に利用できる。なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、対応マニュアルを作成して実践するとともに、観光品質認証制度「サクラクオリティ」及び「A Clean Practice」を、今年4月にザ ロイヤルパークホテル 東京羽田で取得した。今後も、全ホテルでの取得を目標に、品質向上と衛生管理の強化を図りたい考え。
■ホテルメトロポリタン川崎(神奈川県川崎市)では、近隣に工場を構える大手企業とのコラボによる、夏向け宿泊プランを販売している。
横浜に工場を持つ、キリンビールの「SPRING VALLEY 豊潤"496″」 、横浜市鶴見区に工場を持つ森永製菓のお菓子類、さらには森永製菓「チョコボール」のキャラクター「キョロちゃん」の大きなぬいぐるみがプラン特典。キョロちゃんパネルも客室に設置し、客室全体でキャラクターを楽しむことができる。開業以来、川崎周辺のお客の比率が高いことから、子供から大人まで地元愛を深めてもらいたいという想いを持つ企業との連携により同プランが実現したという。
■飛騨花里の湯 高山桜庵(岐阜県高山市)では、ワーケーションプランを販売している。
同プランは、コロナ禍でリモートワークが増加したことに伴い、長期滞在に対応するため用意したといい、これまでの連泊プランよりさらにお得に利用できる。このたび、一部客室をワーケーション専用に改修し、2ドア冷蔵庫や電子レンジ、ズボンプレッサーなどの家電を完備した。また、同じフロアには、新たに無料の共用キッチンとランドリールームを設置し、長期滞在をさらに快適に過ごせる設備を整えた。最上階・13階の展望露天風呂からは、北アルプスと市内の町並みを一望でき、一日の心身の疲れを癒やすことができる。また、無料ラーメン「夜鳴きそば」も提供する。
■ノーガホテル秋葉原東京(都内千代田区)では、客室内の冷蔵庫に「普段手にしないような内容のドリンク」をセットした宿泊プランを販売している。
同プランでは、客室内の冷蔵庫を埋め尽くすように、ホテルがセレクトしたクラフトビール、シードル、ハイボールからソフトドリンクなど全11本のドリンクを用意。飲みきれないドリンクは持ち帰りも可能としている。また同ホテルでは、全ての客室に高性能のスピーカーを備えているため、Bluetoothで好きな音楽を聞きながらドリンクを満喫することも可能。テレビにはNETFLIXも内蔵しており、登録者であれば映画も楽しむことができる。さらに、薪窯で焼き上げるピザのルームサービスも利用可能だという。10月31日まで。
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