ホテルのニュース20221002

■ホテルレイクビュー水戸(茨城県水戸市)では、地元高校生とコラボしたオリジナルアイスクリームの販売を始めた。
「マロンアイス」(420円)は、茨城県立水戸農業高等学校で栽培・収穫され、同高校の生徒がペーストした栗と、小美玉市産の100%生乳を使う。渋皮の苦みが特長で、栗本来の味を楽しむことができる。パッケージデザインは、茨城県立笠間高等学校デザイン部の生徒が考案したという。200個限定販売商品。「バニラアイス504」(350円)は、ホテルウエディングに使われる「ゲストルーム504」の上質感をイメージしたもので、搾りたての生乳の味わいが特長。アイスは、ホテル内の会議室利用客や、ティーラウンジ「アルエット」の利用客を対象に販売する。同ホテルでは、これまでも、茨城県内の農業高校や特別支援学校の生徒が育てた野菜をサラダバーに使うなど、学生と連携した事業を展開してきた。高校生の社会活動の一歩になってほしいとしており、今後も、高校生とのコラボを進めていきたいという。

■SSH No.2(長野県北佐久郡)がオープンした。
“建築家がデザインする自然のなかのリトリート"として、2019年に1軒目の「No.1」をオープンした「ししいわハウス(SSH)」の2号店となる。建築と内装のデザインを手がけたのは建築家、坂 茂氏。客室は全12室。それぞれ緑に囲まれたテラスと「SSH No.1」でも好評だという檜風呂を室内に備えている。パブリックスペースは「ザ・レストラン」、「ザ・ワイン&ウイスキー・バー」、バーに併設したシガールーム、屋外の「フォレスト・テラス」で構成。「SSH No.1」から来年オープン予定の「SSH No.3」まで、「ししいわハウス軽井沢」のゲスト全員が利用できる。全体のメインダイニングとなる「ザ・レストラン」は、宿泊ゲストに朝食とディナーを提供するほか、ランチとディナーは宿泊なしでも利用可能。また、18時からオープンする「ザ・ワイン&ウイスキー・バー」も、宿泊なしで利用できる。

■名古屋マリオットアソシアホテル(名古屋市中村区)ロビーラウンジ「シーナリー」では、ミュージカル「キャッツ」の物語をイメージしたデザートプレート「デザートコレクション~キャッツ~」を販売している。
名古屋四季劇場で21年ぶりに名古屋公演が開幕した「キャッツ」。「都会のごみ捨て場」が物語の舞台で、年に1度だけ開かれる舞踏会に集まってくる24匹の猫たちの生きざまを描く。開幕に合わせて提供を開始した同商品は、舞踏会でステップを踏む猫をイメージした足形フィナンシェやそのステップを表現した猫の足跡のシュガーアート、「天上に上ることに憧れる」猫のシルエットをしたチョコレートでできた耳としっぽを付けたキャラメルアイス、「天上の月をイメージした」というグラスに入ったマンゴープリンが盛り付けられている。キャラメルアイスは、つぶしたバナナに生クリームなどを合わせたバナナのパルフェと、刻んだ果肉入りのパイナップルのソルベが層になって入った「夏らしくさわやかな味わい」だという。マンゴープリンには、「天上に上った猫がほほ笑む姿を表現した」という猫の口元のような形に作られたホワイトチョコレートと、チョコクッキーに「キャッツ」のロゴをプリントしたチョコプレートが添えられる。

■ホテル日航大阪(大阪市中央区)に「アメちゃんねこルーム」が登場した。
「アメちゃんねこ」は、昨年6月に誕生した同ホテルのマスコットキャラ。ヒョウ柄の袋に包まれたアメを持った2匹の黒猫で、名前はそれぞれ「銀」「杏」。御堂筋のイチョウ並木にちなんだ。壁一面には「なんでやねん」とツッコミを入れるアメちゃんねこを大きく描く。座高85cmのアメちゃんねこのぬいぐるみを設置するほか、ヒョウ柄のクッションやマグカップも用意する。ねこ好きの人や女子旅としての利用を想定する。収益の一部は保護猫活動に充てるなど、寄付も行うという。料金は1人6,250円から。宿泊者に笑顔が生まれ、楽しい気分で一日を過ごすお手伝いになればとしている。

■京成ホテルミラマーレ(千葉市中央区)に、京成電車をテーマにしたコンセプトルーム「京成トレインルーム」が登場、宿泊プラン「見える聞こえるトレインビュー!京成トレインルームプラン(朝食付き)」の提供を開始した。
同ホテルが9月6日に開業20周年を迎えることを記念して実施するもので、京成グループホテル初となる鉄道コンセプトルームの宿泊プラン。京成線沿線在住者だけでなく、全国の京成ファンや電車好きの子どもにもゆっくりホテルステイを楽しんでほしいという想いから、京成電鉄・トミーテックの協力により、実現したという。客室内には、京成電鉄提供の実際に使用されていた駅看板や車両部品のほか、トミーテック提供の最新型Nゲージ「TOMIX 京成電鉄AE形(スカイライナー・第7編成)セット」を展示。客室の窓からは、京成・新京成等のトレインビューが楽しめるほか、珍しい車両の写真を撮ることができた宿泊客には、スタッフからプレゼント(電車シール)を進呈する。また、小さな子どもにも滞在を楽しんでもらえるよう、子ども用制服の貸出サービスも実施。客室内で写真撮影も楽しめるという。さらに、宿泊特典として、京成トラベルサービスが現在イベント列車などで配布している「Keisei」の銘板キーホルダーと、京成電鉄のオリジナルノベルティセットも用意、同プランの販売を記念し、先着10名には電車のつり革も進呈する。

■アパホテル羽田穴守稲荷駅前(東京都大田区)が開業した。
同ホテルは穴守稲荷駅から徒歩1分、蒲田エリアと羽田空港の中間に位置する。「羽田空港第1・第2ターミナル」までは3駅、5分とアクセスが良く、ビジネスだけではなく、国内レジャー、インバウンドなど幅広い宿泊需要を取り込んでいく。客室には50型の大型液晶テレビを設置。通信速度とセキュリティの面で優れた無料Wi-Fiを備えた。映画・アニメなど200タイトル以上楽しめる有料のVOD(ビデオ・オン・デマンド)や、BBCワールドニュースも無料で鑑賞できるようにした。羽田空港から最も近いアパホテルとして訴求する。