ホテルのニュース20221113
■ソラノホテル(都内立川市)では、ワンちゃんと一緒に滞在できるドッグフレンドリールームの需要の高まりを受け、「ワンちゃんのお誕生日、お子様の、そしてオーナーのアニバーサリーを一緒に祝おう!」として、新たに「ワンちゃんとオーナーのファミリー・アニバーサリー」宿泊プランの販売を開始した。
同プランは、専用のドッグフレンドリールームでの宿泊に、ワンちゃん用のバースデイケーキやオリジナルプレゼントを組合わせたもので、滞在の記念に、館内で撮影した記念写真を、ホテルオリジナルのフォトカバー兼バースデイカードに差し込んでプレゼントする。同ホテルは、小型犬から大型犬まで様々な犬種を迎えているが、到着時もケージ不要、リードだけでオーナーと一緒にチェックイン可能。ワンちゃんと同乗用のエレベーターを備え、また豊かな植栽を施した広いバルコニーが配された専用の客室Dog-friendly Wa Modern は、ホテル内では最も需要の高い部屋で、1室に愛犬2匹まで収容可能。
■HOTEL R9 The Yard 福山(広島県福山市)が来春開業する。
広島県に初出店となる同ホテルが所在する福山市は、古来、潮待ちの港として発展した景勝地「鞆の浦」や自然公園など、四季折々の美しさを魅せる自然が特長。瀬戸内のほぼ中心地に位置し、岡山県に隣接するため、中国地方の交通の要衝として栄える都市。同市内には2つの重要港湾と、日本屈指の生産量を誇るデニムをはじめとする繊維業と鉄鋼業を中心としたものづくり企業や工業団地が多数立地する。同ホテルは広島県内外の往来に便利な国道2号線沿いに所在。近畿・中国地方を繋ぐ山陽自動車道「福山東IC」とJR山陽本線「大門駅」が近く、アクセスが良好。また、周辺には工業団地や臨海部の企業群が点在するため、出張などビジネスでの滞在に最適。休日には、国道沿いの立地としまなみ海道へのアクセスの良さを活かし、倉敷や四国観光の滞在拠点としても活用できる。平時は宿泊業として地域の活性化に寄与し、有事は広島県内をはじめ中四国地方の防災拠点としての役割を担うことで、地域に密着したホテルを目指す。同ホテルの開業により「ホテル アールナイン ザ ヤード」シリーズは57店舗、「R9 HOTELS GROUP」としては66店舗になる。
■東京ベイ東急ホテル(千葉県浦安市)では、ダークな雰囲気漂う妖しく華やかな"ミステリアスルーム"を期間・室数限定で販売する。
「海遊感」をテーマにした神秘的な「サブマリンルーム」をこのたびダークな雰囲気が漂う「ミステリアスルーム」として期間限定で販売する。客室の窓には巨大なタコの足や骨だらけの魚、ヘッドボードの上には魔女の鏡、ソファーにはカラスのクッションがあしらわれた部屋で、ミステリアスな世界を楽しめる。
■名古屋観光ホテル(名古屋市中区)は、謎解きイベントの企画制作会社「謎組」とタイアップし、ホテルを舞台とした一冊の小説を元に謎を解き明かしていく「本と歩く謎解きの夜~消えたエピローグの行方~」の謎解き体験付き宿泊プランを開催している。
ホテルでゆったりと滞在しながら、自分自身のペースでホテル館内のあらゆる場所に隠された謎を探し出す同プランでは、バーや客室など普段はなかなか訪れない場所を巡り、謎を解きながらホテルの新たな一面を体験すると共に、宿泊している実在のホテルが謎解きの舞台になっているという非日常で不思議な感覚に次第に取り込まれていく、謎解き体験付きプランならではの醍醐味も存分に楽しめる。開業86周年という長い歴史が培ってきた同ホテルの空間にマッチしたミステリーな世界観を届けると共に、多様化するホテルの楽しみ方を提案する。イベント参加者は、チェックイン時に渡される一冊の本に沿って、ホテル館内を自身の足で探索し、各所に隠された暗号を解き進める。物語の出来事や場所などひとつひとつがホテルとリンクする、自身が物語の主人公になったような体験を楽しめるという。謎解き体験終了後には、同ホテルがイベント参加者のために考案したオリジナルのカクテルを用意している。
■カンデオホテルズ宇都宮(栃木県宇都宮市)が開業した。
複合施設「Utsunomiya Terrace(ウツノミヤテラス)」の核テナントとしてオープンするもので、客室は、17~42平方m、全8タイプのバラエティ豊かな全288室。デスクワークの機能性を重視した「ビジネスワイドダブル」や、窓際に配置された小上がりソファをベッドとしても利用でき、3名でも宿泊可能な「ハリウッドツイン」など、ビジネス需要にも観光需要にも対応できる、スタイリッシュで居心地の良い空間を設えたという。最上階の特別ルーム「プライベートスパスイート」では、小上がりソファに加え、客室内に露天風呂を完備、プライベートな空間で宇都宮市街の眺望を楽しみながらゆっくりと入浴できるとしている。館内の大浴場では、男女ともにオートロウリュ形式のサウナを導入。サウナストーブには本場・フィンランドに本社を構えるSAWO(サヴォー)社のタワーラウンドヒーターを採用、SAWO社のストーブを設置するサウナは、栃木県内では同ホテルが初の事例となるという。また、女性サウナには水風呂を併設していないが、サウナで火照った身体をクールダウンさせる設備として、LIXILが発売した最新型の全身シャワー「ボディハグシャワー」をホテル業界で初めて導入する。朝食メニューには、栃木県を代表する食材を使用したメニューを提供。生産量日本一を誇る栃木県産「かんぴょう」をアレンジしたオリジナルメニューや、同じく生産量日本一を誇る栃木県産のいちごを使用したオリジナルスイーツを用意する。今後も、栃木県を代表する食材を通じ、地域に親しんでもらうため、オリジナルメニューの開発を予定しているという。場所は、JR各線「宇都宮」駅東口より徒歩2分(駅直結)。
■西鉄グランドホテル(福岡市中央区)に、庭園デザイナー・石原和幸氏プロデュースによる2つのコンセプトルーム「大名の杜 -Green garden-」「Four seasons -Flower garden-」が登場した。
同ホテルの庭園は、世界的な庭園デザイナー・石原和幸氏が「大名の杜」をテーマにプロデュースしたもの。2つのコンセプトルームは、その美しい庭園の世界をより近くで感じてもらえるよう、企画したもので、鮮やかな緑に囲まれた幻想的な癒しの客室で、心と体を開放する贅沢な時間を過ごせるとしている。同コンセプトルームでは、SDGsの取り組みとして、客室内の装飾に再利用可能なアーティフィシャルフラワー(造花)を使用。「大名の杜 -Green garden-」には、家庭用プラネタリウム「Homestar」を設置、夜は部屋いっぱいの星空を眺めることができて、まるで自然の中にいるような雰囲気を体験できるという。プラン名は「"2つのGarden room"初めての贅沢空間・・緑の魔法にかかった彩り時間(朝食付)」。プラン特典では、同ホテル館内利用券(1人2,000円)、同ホテル1階フラワーショップ「ジベルニー」10%オフチケット、フラワーソープ(1人1個)を進呈するほか、 オプションでは、依頼に応じ、季節の花でアレンジを作成するという。朝食は、「大名の杜」を眺めながら、シェフこだわりのブッフェを楽しめる。
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