ホテルのニュース20240325

■アパホテル札幌大通駅前西(札幌市中央区)が一旦営業を終了し、新たに建て替えられている。
建て替え後の新築ホテルは2025年に開業予定。同ホテルは、札幌市営地下鉄東西線・南北線・東豊線「大通」駅徒歩圏に位置し、多くの飲食店などが立ち並ぶ「狸小路商店街」に程近い立地。日本有数の繁華街「すすきの」エリアも徒歩圏内にある。建て替え工事により、客室数を60室から218室へ増やし、ビジネスに加え、国内レジャー・インバウンドなど幅広い宿泊需要を見込む。建て替え前は、延床面積約1,700平方m、階数は5階建、客室数は60室。建て替え後は、延床面積約3,294平方m、階数は14階建、客室数は218室となる。なお、アパグループは現在、札幌エリアでは同ホテルの他、9棟・2,190室を運営中で、同ホテルの建替え計画により9棟・2,348室となる予定だという。

■ホテル志摩スペイン村(三重県志摩市)がリニューアルオープンした。
開業30周年を迎えるにあたり、一部の客室を改装したもので、リニューアル客室の名称は、スペイン語で「よい旅を」を意味する「Buen viaje(ブエン ビアヘ)」。同客室は、南スペイン・アンダルシア地方の白壁に囲まれた村に滞在しているかのような「白」を基調とし、アクセントに太陽を感じる鮮やかな色を用いたリゾート感溢れる内装デザインとする。洗面スペースでは、グループでも利用しやすいようにカラン(水栓)を2台に増設、客室内は靴を脱いで寛げるようにするという。また、アメニティには、真珠から抽出した成分を配合した化粧品「ミキモト コスメティックス」の「ムーンパール スキンケアセット」を用意するなど、ワンランク上の客室として生まれ変わるとしている。「Buen viaje」の客室数は4階の24室(総客室数252室)。広さは40.5平方m、定員は最大4名。

■リーガロイヤルホテル東京(都内新宿区)では、開業30周年を迎えることを記念し、30周年記念ウエディングメニュー・30周年記念ウエディングプランを販売している。
長年リーガロイヤルホテル(大阪)に勤め、フランス リヨンで研鑽を積んだ経験を持つ総料理長が手掛ける初のウエディング新メニューは、これから新たな門出を迎えるふたりや列席者へのお祝いの気持ちを込めたフランス料理の全5品のフルコースで用意。新郎新婦や列席者のこれからの人生・未来が華やかになるようにとの想いを込め、一品一品考案したという。また、今回のコース料理の一部を味わえるフェアも開催。さらに、30周年を記念して「乾杯酒グレードアップ」や「ウエディングケーキお人数様分プレゼント」など5つの特典の中より好きなものを3つ選べる「30周年記念ウエディングプラン」も販売。また、オマール海老や国産牛フィレ肉などを使用した豪華な30周年記念ウエディングメニューが含まれており、この周年イヤーに挙式・披露宴を行わう人におすすめのプラン。これまで同ホテルが築いてきた30年の歴史と伝統を糧に、お客ひとりひとりの想いを叶える結婚式を提案する。

■龍宮城スパ・ホテル三日月 富士見亭」「龍宮城スパ・ホテル三日月 龍宮亭」(千葉県木更津市)は、AIスピーカー「Alexa」を全室・フロント合わせて計480台導入した。
導入にあたっては、生成AIを活用したサービス展開を行っているTradFit社と協業。TradFit社が提供するTradFitサービスプラットフォームを利用、同サービスを利用するホテルとしては千葉県初になるという。宿泊客が利用可能なAIスピーカーの機能は、フロントと客室間の通話機能、音楽の再生、天気情報、時刻確認・アラーム、ニュース情報、自然災害等の緊急時通知など。また、生成AIをAlexaに組み込み、より機能を向上させるとしている。また、Alexaを通じ、音声で部屋内の電子機器を稼働させるスマートルームの試験的導入も予定しているという。

■都ホテル岐阜長良川(岐阜県岐阜市)は、子どものお食い初めと子どもの誕生日祝い、ホテルのテイクアウト料理を子どもと親が客室で楽しむ三つの宿泊プランを発売した。
同ホテルはミキハウス子育て総研の「ウェルカムベビーのお宿」の2期目の認定を受けた。絵本や木のおもちゃ、子ども用のテントを常設。記念プラン特典としては、ミキハウスのコップ(非売品)や子供用アメニティーセット(歯ブラシ、ハンドタオル、スリッパ)、おしりふき1パック、チェキ貸出(フィルム10枚付)、駐車場代無料(通常1泊1,000円)など。料金はお食い初めが1泊朝食付きの大人2人で58,000円など。子どもは3歳以下が無料、4歳以上は別に食事代がかかる。

■hotel anddoggy 京都二条(京都市中京区)が開業した。
同ホテルは、ソラーレホテルズとしては初となる、全室愛犬同伴で宿泊が可能なホテル。二条城至近に位置し、京都でも犬連れ可能な観光スポットの中心部に位置する。
「hotel anddoggy」とは、「愛犬が主役。犬に寄り添い、旅に寛ぎと安らぎを。」という想いを込めて生まれた、hotel androomsの派生ブランド。エントランスには、散歩後を気持ちよく過ごすための犬の足洗い場、ロビーには散歩帰りに小休憩したり、犬同士が行き交う土間リビング、ホテル内でもカラダを動かしてストレス発散でき、犬が大好きなアジリティグッズが揃うドッグラウンジ、窓際で日向ぼっこしながら飼い主と一緒に食事を楽しむ開放的なテラス風レストランなど、愛犬も飼い主と共に宿泊者として旅を満喫出来るホテルを目指すという。建物は地上5階建て。客室数は42室。