ホテルのニュース20230711

■JR九州ステーションホテル小倉(北九州市小倉北区)は、北九州名物の「ぬかみそだき」を活用したドレッシング「ちょびどれ」の販売を開始した。
共同開発した(株)ふじたは、40年以上、小倉名物の「ぬかみそだき」一筋で営業してきた北九州の名店。藤田社長の夫人の実家で代々受け継がれてきた「ぬか床」を利用した秘伝のレシピでつくられる「ぬかみそだき」は、多くの人々を魅了しているという。今回商品化した同商品は、ふじたで生産している「ぬかみそだき」の煮汁を活用したドレッシング。商品名の「ちょびどれ」は、「材料にイワシを使用していることから"アンチョビ"を連想」「ちょびっとかけても美味しいしっかりした味」という意味と、ドレッシングをかけ合わせてネーミングしたという。サラダだけでなく、パスタなど様々な料理にも合うとしている。場所は、同ホテル7階レストラン「八くら」にて。税抜価格は850円。「八くら」の朝食でも提供する。

■ホテルJALシティ長崎(長崎県長崎市)は、客室151室(全禁煙ルーム)の改装を完了、客室名称を従来の「リノベーションルーム」から「NAGASAKI Plus+」(ナガサキプラス)に変更した。
新しい客室「NAGASAKI Plus+」は、中国古来の文化と欧米の文化が融合した「Old Shanghai」の優美で繊細なデザインに、壁面に飾った波佐見焼の特徴的な藍色と港町長崎を表現した海の青色をアクセントカラーに加えて、モダンな空間を演出したという。客室の備品には、高品質なコーヒーをボタン1つで楽しめる「ネスレネスプレッソ社」のコーヒーメーカーを設置、波佐見焼のオリジナルマグカップで至福の時間を楽しめる。また動画配信サービス機能が利用できるスマートテレビも導入し、Youtubeなども視聴可能としたほか、携帯マルチ充電器も設置した。バスルームもリニューアルし、バスアメニティには真珠のエッセンスを配合した「MIKIMOTO COSMETICS」を採用。一新したバスルームで、やすらぎの時間を過ごしてもらいたいとしている。また、新客室誕生記念プランも提供している。「新客室記念特典付—長崎Plus+誕生- 地元クラフトビール等、滞在を彩る長崎の逸品たち」(素泊り・朝食付)のプラン特典では、ホテルスタッフが厳選した長崎にまつわる「ご当地の逸品」をプレゼント。「旅のご褒美」として壱岐ISLAND BREWERY クラフトビール(1人1本)、「おつまみ」として長崎名産焼えいのひれ(1室1袋)、「珈琲タイム」として皿うどんチョコレート(1室1箱)、「疲れを癒す」として雲仙の名湯「ゆやど雲仙新湯」温泉の素(入浴剤、1室1袋)を用意した。朝食付プランでは、郷土料理から中国料理まで長崎ならではの味わいがブッフェ形式で楽しめるとしている。

■帝国ホテル東京(都内千代田区)「インペリアルラウンジアクア」では、ハワイの名門ホテル・ハレクラニとコラボした「ハワイアンアフタヌーンティー with Halekulani」を提供している。
ハワイの海をイメージしたお皿にウミガメが描かれた特別デザート、ハレクラニオリジナルレシピで作られたメニューなど、現地でも食すことのできないフェア限定のアフタヌーンティーを楽しめる。その他、ハレクラニで人気のオリジナルカクテルをバーで提供。また、同フェア全体のメニューを監修している同ホテルのバンケットイベントシェフによる新作メニューの提供に加え、ファインダイニング「ラ メール」と同ホテル「レ セゾン」のコラボディナーも開催。このほか、自宅でもフェアを楽しめる新作のスイーツやパン、惣菜、ハレクラニのロゴマーク入りグッズも発売する。

■横浜・八景島シーパラダイスホテルシーパラダイスイン(横浜市金沢区)に、アニメ「魔入りました!入間くん」とのコラボルームが登場した。
同ルームは、横浜・八景島シーパラダイスで開催する「魔入りました!入間くん」とのコラボ企画「バビルス臨海学校」にあわせたもの。同イベントでは、「横浜・八景島シーパラダイス」を舞台に、課外授業の一環で魔界を飛び出してきた入間くんたちとさまざまな体験ができるイベントを用意。入間くんたちとシーパラを冒険できるスタンプラリー「バビルス臨海学校入学案内」、かわいい海の動物たちが披露する「バビルス海の動物たちのショー」、入間くんも釘付け!? 多彩な「コラボフード」や臨海学校を記念して作られた「オリジナルグッズ」の販売など、「魔入りました!入間くん」の世界観を存分に楽しめる。

■THE LIVELY 東京麻布十番(都内港区)では、フランス人アーティストルーカス・ビューフォートとコラボした展示イベントを開催している。
ストリートカルチャーにインスパイアされた作品で世界的な人気を誇るルーカス・ビューフォートは、世界中の壁に作品を書くライブパフォーマンスや、海外のホテルやアパレルブランドとのコラボなど多くの実績をもつ、世界で注目されているアーティスト。ルーカス氏がデザインと空間に興味関心を寄せたという同ホテル2階共用部のラウンジに合わせて、ホテルのコンセプトである「世界中から人と情報と機会が集まる場」をテーマに、"東京とTHE LIVELY 東京麻布十番"をイメージした作品を製作・展示し、期間限定でホテルラウンジを彩る。同ホテルのキーワード"DESIGN" “MUSIC" “ART" “TECH" の中から"ART"に焦点を当てた同イベントは、ホテルを単に泊まる場所だけでなく、刺激と発見のある空間であることを体感でき、THE LIVELY の魅力に触れることができる機会。展示期間中は、地域の人々やホテルに興味のある人が気軽に立ち寄れる機会となるように、通常は宿泊者限定で利用できる2階ラウンジ「LIVERALLY」を一般開放する。

■亀の井ホテル彦根(滋賀県彦根市)がリニューアルオープンした。
改装では、ロビーラウンジ、客室、レストラン(2か所)、売店等の内装を一新。同地域の歴史や伝統を随所に取り入れ、ロビーラウンジでは、琵琶湖と並び同地域の特徴となっている国宝「彦根城」の積石からインスパイアされたフロントカウンター、甲冑をイメージしたカーペット、燭台を模した照明など、「城」「武士」の力強さ・発展をイメージしたデザインにしたという。さらに、「井伊家の赤備え」に由来し城主・井伊家の象徴となっている朱色をキーカラーとし、まるで城主に歓迎されているような居心地の良い雰囲気を、色彩と調光で演出。このキーカラーは、ロビーラウンジ、レストランに採用している。合わせて、改装を機に、客室は7室増室し48室とした。琵琶湖に迫り出す絶景のロケーションを活かし、窓一面のレイクビューを客室の浴室から望む「ビューバスルーム」も新設したという。その他、食事後や風呂上りにゆっくりとくつろげる「ビッグテーブルラウンジ」を新設。「レストラン 琵琶」「レストラン 伊吹」も改装を機に夕・朝食のメニューを一新、日本三大和牛「近江牛」を様々な形で堪能できる夕食やカラダにやさしい「温故知新」がテーマの温泉朝食などの提供を開始したほか、ランチメニューも一新したという。