ホテルのニュース20230304

■リッチモンドホテルプレミア東京スコーレ(都内墨田区)がオープンした。
旧「リッチモンドホテルプレミア東京押上」が、名称を変更して装い新たに、サウナ、ゲーミングルーム、シェアラウンジなどを備えたリッチモンドホテルズ初となる体験型ホテルとしてオープン。今回、それぞれのコンセプトをもとに13Fと5F、そして6Fをリニューアル。かつて街の交流拠点となっていた「宿場」に立ち返り、現代風に解釈して進化をすることで、さまざまカルチャーを介した「人と人」の交流が起こる「SHARE LOUNGE」(5F)の導入や、カルチャーに"没入"する空間「コンセプトフロア」(13F)、サウナで"癒"を提供する休憩処(6F)を設けて、心休まる空間の演出を行うという。「Club “Culture"」をコンセプトに、新たなカルチャーと出会い、探求し、楽しむ時間を過ごせるよう"BOOK""映像""ゲーム""JAPAN"と、各部屋それぞれテーマが設定され、本や家電などCCCグループの強みを活かしたゲーミングルーム、シアタールーム、茶室のエッセンスを取り入れたデザインなどのコンセプトルームができあがったという。また、廊下など共有部のアートもディレクションし、フロア全体で"カルチャー"を体現、"体験し、楽しむ"ホテルステイを提案する。各コンセプトをもったルームやラウンジ、癒しの施設が、訪れる人々に多彩なカルチャーとの出会い、探求し、楽しみを与えてくれる新感覚ホテル。

■ヴィラフォンテーヌ羽田空港(都内大田区)がオープンした。
羽田空港第3ターミナル直結の複合商業施設「羽田エアポートガーデン」の開業に先立ちオープンするもので、同ホテルは、ラグジュアリータイプの「プレミア」と、多様なニーズに応える「グランド」の2ブランドで構成されている。「プレミア」は、客室すべてがリバーサイドになっており、33~173平方mの6タイプ、160室を用意。ラグジュアリーホテルならではのサービスとして、コンシェルジュサービス、24時間ルームサービス、宿泊者専用のフィットネスルーム、独立型シャワーブースの設置などがあり、ワンランク上のホスピタリティを提供するという。「グランド」は、対面フロントに加え、自動チェックイン機を導入するなど、時代のニーズに応える機能的なホテルになっている。客室はダブルルーム、ツインルームといった2名対応の部屋に加え、スーペリアトリプルや和洋室といった3~4名が宿泊できる部屋も備える。そのほか車いす利用者にも対応可能なユニバーサルルームなど、全12タイプの1557室が用意されている。建物の最上階である12階に設置されているのが、24時間営業の温浴施設「泉天空の湯 羽田空港」。施設内には飛行機や富士山を眺めながら楽しめる展望天然温泉、4種の内湯(炭酸泉/水風呂/ジェットバスなど)に加え、3種類の岩盤浴(ブラックゲルマニウム/溶岩石/岩塩)や2種類のサウナ(オートロウリュウを備えたドライサウナ/漢方蒸しサウナ)を擁する。天然温泉は保湿・保温性に優れた「含よう素-ナトリウム-塩化物強温泉」で、冷え性や血行改善に効くという。風呂上がりに食事を楽しめるレストランも併設されている。

■ホテルオークラ東京ベイ(千葉県浦安市)では、「至福のいちご時間」をテーマに商品を提供している。
室数限定のコンセプトルームや、ホテルパティシエ特製の期間限定スイーツを用意しており、いちごが美味しくなる季節に、甘酸っぱい香りを感じながら、至福のいちご時間を過ごせる。「コンセプトルーム ~すとろベリーハッピーSTAY」は、フォトジェニックないちごのアートやフラワーウォールで部屋を華やかにデコレーションした客室に宿泊できる期間限定の宿泊プラン。

■フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山蒜山高原(岡山県真庭市)が開業した。
マリオット・インターナショナルは岡山県で初めで、フェアフィールド・バイ・マリオットとしては中国地方初の進出となる。建物は4階建てで、客室面積は25平方m。スタンダードキング35室、スタンダードツイン64室の計99室を設けた。道の駅風の家に隣接している。宿泊特化型のホテルで、朝食ボックス付きプランのみ、地域の特産品を使用した朝食を用意している。1階の共用スペースでは、道の駅や近隣の店で購入した食材を食べたり、ワーケーションをしたりできる。バイクや自転車、スキー板を置けるスポーツロッカーを設置しており、アウトドアレジャーの拠点として使うことができるという。アクセスは、米子自動車道蒜山インターチェンジ(IC)から車で約2分、JR江尾駅から車で約20分。

■シタディーンハーバーフロント横浜(横浜市中区)が6月14日に開業する。
横浜市中区で開発中の「横浜日本大通りプロジェクト」の中核となるホテル。建物はみなとみらい線の日本大通り駅に近接し、同駅に直結する接続口を敷地内に新たに設ける。駅にアクセスしやすく、神奈川県庁などの官公庁や、横浜の観光スポットである山下公園や横浜中華街、横浜スタジアムなどが徒歩圏内にある。JR関内駅にも歩いて行ける。同ホテルは、NTT都市開発のグループ会社であるUDホスピタリティマネジメントが経営する。運営は、世界中でシタディーン(Citadines)ブランドのホテルを展開する、シンガポールのアスコットが担当。アスコットはアジア圏を中心に成長している。建物は地下2階・地上17階建てで、高さは約60m。ホテルと商業施設で構成する。地上1~17階がホテルになる。客室数は242室。敷地面積は約1600m平方m、延べ面積は約13,800平方m、構造は鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造。計画地はかつて、「横浜電話交換局」があった場所。1890年に横浜と東京の間で、日本初の電話交換業務が始まった「電話交換創始の地」として知られる。NTTグループにゆかりが深い立地。

■雪(セツ)ニセコ(北海道虻田郡)がオープンした。
シンガポールを拠点に高級レジデンス開発を手がけるSCグローバル・デベロップメンツが運営するラグジュアリーホテル。同ホテルは、ニセコの中心部であるヒラフエリアに建ち、設計は世界の建築家トップ100にも選ばれた建築家、モク・ウェイウェイ(Mok Wei Wei)氏が担当。周囲の自然と日本の伝統的家屋の特徴を取り入れた、長期滞在にも適したコンドミニアムスタイルを採用している。北海道の豊かな食を楽しめる、多彩なレストランが入っているのも特色。北海道産の食材を使用したフレンチとイタリアン料理を楽しめる「meli melo-Yuki No Koe-」や、札幌の名店「天ぷら あら木」の姉妹店、50年以上にわたるカニ問屋が営む「蟹鮨 加藤 INORI」、シンガポールや台北やアスペンにワインバーを展開する「Park90」など、ラグジュアリーな旅に彩りを添えてくれるレストランばかり。世界中のスノーファンを魅了するニセコで、グローバル基準のラグジュアリーなリゾート体験を提供する。