ホテルのニュース20231226
■三交イン伊勢市駅前別館 Grande (三重県伊勢市)に、三重交通バスをテーマにした部屋が登場した。
客室には実際に20年間、三重交通で走行していたバスの運転席が設置され、モニターに映る走行風景に合わせて運転手気分が味わえる。バスがテーマの「コンセプトルーム」は10階の1室限定。ベッド2台を置いたツインルームの一角に運転席を移設した。運転席に座ってハンドルやウインカー、サイドブレーキなどの操作ができる。部屋の壁面には、バス停の丸看板や、知る人ぞ知る観光バスのステッカーを掲示している。バスの座席シートの素材を利用したソファやクッションでも、くつろげる。宿泊者には、行き先を表示する「方向幕」をデザインしたマフラータオル(非売品)をプレゼント。また、子ども用の運転士なりきり制服の用意も検討中だという。部屋にはさまざまな秘密の仕掛けもあるので、ぜひ見つけて楽しんでほしいとしている。
■CRAFT HOTEL 瀬戸内(香川県東かがわ市)が開業した。
閉業した旧「三本松ロイヤルホテル」を、全国5カ所でグランピング施設「ザランタン」を運営するダイブが"瀬戸内のローカル感とつながる小さな滞在型アウトドアホテル"をコンセプトに、リノベーション工事を実施。リニューアルオープン後には、初年度売上高1.6億円、瀬戸内国際芸術祭と大阪・関西万博が行われる2025年には売上高2億円超を想定しているという。中長期的に、東かがわ市内や香川県内での雇用創出や、交流人口の創出、地域への経済波及を目指す。
■紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良(奈良県奈良市)がオープンした。
マリオット・インターナショナル最上級ブランド「ラグジュアリーコレクション」を冠したホテルとしては国内5軒目、また森トラストグループが展開するラグジュアリーホテルブランド「翠 SUI」・「ラグジュアリーコレクション」を冠した3軒目のダブルブランドホテルとして開業した。全43室の客室には、奈良の伝統の息遣いを感じられる趣ある佇まいに自然と調和するインテリアが施されており、一部客室には天然温泉の湯を湛えた内風呂、露天風呂を設え、旅の疲れから解放される癒しの時間を過ごせる。 ホテルメイン棟は、大正時代に建てられ、様々な歴史の舞台ともなった「奈良県知事公舎」を、当時の設えを残しつつ現代に蘇らせた。そのほかホテル館内には、奈良のテロワールと歴史ある食文化を存分にご体感できるレストラン、蔵を活用した鮨カウンター、温泉露天風呂を配したスパ、同敷地内には四季折々の木々の美を堪能できる日本庭園「吉城園」、旧興福寺子院「世尊院」をリノベーションしたカフェなどがあり、ラグジュアリーな施設と洗練されたサービスで世界中からのお客を迎える。
■キャノピーbyヒルトン沖縄宮古島リゾート(沖縄県宮古島市)が2026年春に開業する。
「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」の隣に位置するもので、「キャノピーbyヒルトン」ブランドとして、アジア太平洋地域で初めてのリゾートとなる。「キャノピーbyヒルトン」は現在、世界中で約40軒展開しているライフスタイルブランド。その特色は、各都市に溶け込む独自のデザインと地域性を重視したサービス。ホテル内の「キャノピー・セントラル」は、様々な施設を持つ中心的な場所として、来る者たちに特別な体験を提供する。場所は、宮古空港から車で15分、下地島空港から25分の位置。
■HILLTOP RESORT FUKUOKA(福岡市中央区)に、新客室「New Knows Old」が誕生した。
西館2階の和室6室を改装したもので、新客室のコンセプト及び客室名は、温故知新を意味する「New Knows Old」。「故きを温ね新しきを知る」、故いものから新しい価値を見出す。それを「継承と調和」と考え、故き価値を大切にしつつ、現代にフィットする形にアップデートする試み。デザインコンセプトは、「日本的モダニズムの調和。懐かしくも新しい"ちょうどよい"空間。」。日本建築の見慣れたはずの空間をモダンに変化させながらも調和を保ち、コンパクトでありながら優しく包み込むような温かい空間の客室。また、日本建築らしい狭く低い間口や開口部は、効果的に窓の外に広がる風景を演出し、手が届きそうな森の木々や、遠くに広がる福岡の街の景色を美しく取り入れ、滞在に彩りを添えた。
■京都プラザホテル近鉄十条(京都市南区)が開業した。
客室は、シングル・ダブル・ツイン・トリプルなど全146室。男女別大浴場の利用時間は15時~25時・翌朝6時~9時。女場には人気の「雪肌精」(クレンジング・化粧水・乳液)を用意した。朝食は6時30分~9時30分に和洋バイキング朝カレー・朝焼きそばなどを提供するほか、早朝出発客(6時~6時30分)には軽食を提供する。その他、チェックアウト後も手ぶら観光が楽しめる「お荷物お預かりサービス」(無料)を行うほか、フリースペースは歓談・商談・勉強に利用可能で、無料のコーヒーサービスも実施中だという。場所は、近鉄京都線「十条」駅より徒歩約5分の立地。敷地内には観光バスの駐車も可能で、隣接地にはセブンイレブンがある。フロントでは24時間スタッフが常駐、館内にはミーティングルーム(45名収容)、男女別大浴場やコインランドリーなども完備しており、団体旅行やスポーツ合宿にも利用できるという。
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