連結ベッドとは? マットレスをジョイントして大人数でホテルや旅館に泊まるベストな方法
皆さん、大勢でホテルや旅館に泊まることになった場合、部屋の割り振りに苦労することってありませんか?どのように工夫していますか?
たとえば、家族みんなで旅行とか、二世帯・三世帯、あるいは親戚も含めてで旅行に行ったり、友人同士の旅行や女子会、卒業旅行等・・・色々な旅パターンがありますよね。
団体旅行とは?
ちなみに、よく修学旅行や社員旅行で「団体」という言葉を使います。団体とは一体何人からを指すのでしょうか?
実は、正式には「団体」の人数の定めはありません。たとえば一口に「団体旅行」という場合、中には「1名から催行」のものもありますし、観光施設や交通機関の「団体割引」では、それぞれの施設・機関によって「団体」とみなす人数が異なっています。
たとえば、JRグループの団体割引乗車券は8人からですし、飛行機の場合は、各航空会社によって、団体割引が適用となる人数が異なります。平均すると、5人~10人以上で利用することを条件とする航空会社が多い様です。
また、観光地の施設の入場料などでは、20人以上で「団体割引」を適用するところが多くなっています。
一部屋に何人で泊まる?
では、大勢で宿泊施設に泊まる場合、ひとつの部屋に泊まる人数はどうでしょう。たとえば、タタミの大部屋なら、修学旅行の様に、布団をたくさん敷き詰めて寝ることができるかもしれません。
ただ、一部屋の定員は決まっていますし、最近は、少子化の影響や新型ウィルス等の影響で、修学旅行でも一部屋に詰め込む人数は昔より少なくなています。
貸別荘やコテージ、グランピング施設などでは、ひとつの部屋に大人数で泊まれるところもあります。
ただ、ホテルの場合は、基本的に収容人数はベッドの数で決まりますので、一部屋に泊まれる人数は、団体客をとっている旅館等と比較するとどうしても少なめですよね。
たとえば、2名定員のツインルームにエキストラベッドを入れて3名で泊まったり、客室の広さによっては、エキストラベッドを x 2台入れて4名で泊まったり・・・ソファベッド等が置いてある客室では、ソファもベッド代わりになります。
お部屋の割り振りの注意点
そもそも「旅館業法」によって、部屋の大きさに従って定員は決められていて、「基本的に広さから定めた数以内で、かつ寝台の利用可能人数以下」が一部屋の定員となっています。
つまり、客室の中にあるベッドの数が一部屋の定員となります。具体的には、ベットが2台ある部屋なら定員は2人となりますし、シングルベットがある部屋は定員が1人となります。
実際に、旅行の際、各客室にみんなを割り振る場合は、以下の点に注意して行うと良いでしょう。
人数と部屋の広さ
まずは、人数と部屋の広さを考慮して割り振りを行います。人数が多い場合は、複数の部屋をまとめて割り振ることも検討しましょう。
同性同室の希望
同性同室の希望がある場合は、その希望を尊重して割り振りを行います。
年齢や性別
年齢や性別によって、部屋の雰囲気が変わる場合もあります。例えば、小さな子どもがいる場合は、他の子どもたちと一緒の部屋に割り振ると良いでしょう。
荷物の量
荷物の量が多い場合は、部屋の広さや収納スペースを考慮して割り振りを行います。
コネクティングルームとは?
宿泊人数が多い場合に活用される客室の仕様として、「コネクティングルーム」という客室があります。聞かれたことのある人も多いかもしれません。通常、ホテルでは、同じ形状の客室が左右対称に並んでいることが多いのですが、
その内、二部屋を、内部のドアで繋いで、自由に行き来できる様にした客室です。
内部のドアは、客室の手前に付いている場合もあれば、奥に付いている場合もあります。家族で宿泊される場合等、小さな子供達は、コネクティングルームだと自由に行ったり来たりできる為、結構興奮してはしゃぎ気味になったりします。
ただ、コネクティングルームは、あるホテルと無いホテルがありますので、事前に確認が必要です。
連結・分離が簡単に可能なホテルベッド
大勢でひとつのホテルの客室に泊まる際、活躍するのが、ホテルベッド独特の仕様である「連結できるベッド」です。
たとえば、複数の子供達や、複数の友人など、複数台のベッドをジョイント・連結して、ひとつの大きなベッドとしてザコ寝すれば、
機能的にベッドを使えます。たとえば、ベッド x 2台に x 3人で寝たり、ベッド x 3台に x 4人で寝たり x 5人で寝たり・・・ということが可能になります。
ジョイント・連結できるベッドについては、以前にも他のページでご紹介させて頂いておりますので、またご参照下さい。
どのベッドも同じ寝心地!!
複数人で泊まる場合、どのベッドで寝るか、くじ引きで決めたりしたことはありませんか?
それは、エキストラベッドやソファベッド等の補助ベッドだと、通常のベッドと比較して、少し寝心地が異なるからです。
やはり通常のベッドの方が寝心地は優れています。
でも上記の「ジョイント仕様」の大きなベッドの場合なら、どの位置で寝ても同じ寝心地なので大丈夫です。
大きなベッドで、家族連れみんなで寝たり、大きなベッドの上で女子会を開催したり・・・。
尚、すべてのホテルのベッドがジョイントできる仕様になっているとは限りません。たとえば、有名なところでは、ヒルトン東京ベイの「ハッピーマジックルーム」の様な、ベッドをジョイントできるファミリールームもあります。
複数のベッドをジョイントして複数人で寝ることが可能かどうか、事前にホテルに確認した方が良いでしょう。
まとめ
泊まる部屋の割り振りは、その中の幹事的な存在の人が、参加者全員の意見を聞いて決めると良いでしょう。参加者全員が納得できる割り振りを行うことで、ホテル滞在がより快適なものになります。
その中で、コネクティングルームやジョイント・連結できるベッドを有効的に活用すれば、より有意義なホテルライフとなるでしょう。
最後までご覧いただき有難うございました。
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